世界の人形館からの夢メッセージ

夢と寛ぎを紡ぐワールドスクエア
<< 新型コロナウイルス感染症の過度な妄想? | main | 新型コロナの憂さ晴らしに伊豆下田へ一泊旅行 >>
新型コロナウイルスの感染者が急増するイタリア北部を想う
13

 新型コロナウィルス感染症が各国に広がり、今や南極を除く全大陸で感染者が出ている。感染者数は19万人近く、死者は7800人超だ。中国に遠慮していた!?世界保健機関(WHO)も重い腰を上げ、先日やっとパンデミック(世界的大流行)を宣言した。感染者数は多い順に、中国が80881人、イタリアが31506人、イランが16169人、スペインが11178人、韓国が8320人。死者数は、中国が3226人、イタリアが2503人、イランが988人、スペインが491人などとなっている。

 

 中国・武漢に端を発した新型コロナウィルス感染の中心は、中国からヨーロッパに移った。特にイタリアは急増し、同国政府は4月3日まで全土で外出を控えるよう求める措置を打ち出した。ヨーロッ

  散としたミラノのガレリア

パではスペインやフランスなどでも日本以上に感染が拡大中で、陸続き国家が多いのがコロナウィルスの絶好の餌食になっているようだ。その昔ペストやスペイン風邪がパンデミックになった歴史があり、危機感を煽っているよう。


 イタリアで集団感染が多いロンバルディア州は北部にあり、イタリア第2の都市ミラノをはじめ、北にはマッジョーレ湖やコモ湖などの美しい湖水地帯、南へ行くと丘上の芸術都市ベルガモや北イタリア・ルネッサンスの中心になったマントヴァ、ポー河流域では長閑な農村地帯が広がる。都会と田舎の両方の魅力がミックスした州だ。ミラノは1974年の初訪以降5度も旅しており、文化・芸術の香りが高いファッションの街だ。魅力的な見どころも多い。

 

                     −−− ミラノ −−−

 

大聖堂(ドゥオーモ)広場 ヴィットリオ・エマヌエーレ

             2世のガレリアを背にして

 

マントヴァの中心を俯瞰 ベルガモのヴェッキオ広場

 

 なぜイタリアで感染が拡大するのか?同国は中国の巨大経済圏構想「一帯一路」に昨年参加し、民間レベルでも人の往来が頻繁で、中国との関係を指摘する向きもある。アドリア海に臨むトリエステ港は一帯一路のヨーロッパの玄関口になっており、2005年に訪れている。詳細については、2019年4月2日付け幣ブログ『イタリアが参画する中国の一帯一路とトリエステ慕情』で紹介済みだ。

 

 

  マッジョーレ湖畔     トリエステ港で

 

 人類の歴史は感染症との闘いの歴史とも言われる。感染症のパンデミックとしては、多数の死者が出た14世紀や17世紀のペスト、1918年〜19年のスペインかぜなどがある。今世紀のグローバル化が進む社会では、感染症が流行ると一気に世界で猛威を振るいかねない。近年は様々な病原体の発見とワクチン開発により、対策はそれなりに追いついているようだが、新型コロナウィルスがきっかけでグローバル不況にならないよう祈念したい。

 一方、我が安倍晋三首相はイベントの自粛を度々求めるが、真意はオリパラ開催を意識したものと推量する。株価は暴落しており、このままズルズル行けば倒産が急増し、自粛要請は毒薬にもなりかねない。この点に関する担保を十分斟酌した上なのであろうか?一方、新型コロナウィルスの感染拡大につれ、SNSやネットから広がったデマなどの誤情報が社会混乱を引き起こしているのではなかろうか?要は、パンデミックを正しく、冷静に恐れることであろう。換気を良くし気分転換を図るためにも、時々外出もしたいものである。

 

後記

 イタリアの感染拡大は中国を上回り、感染者数は9万人超、死者数は1万人を超えて共に世界で最多国になった(3月28日)。
 

Copyright ©The World Doll Museum WDM. All Rights Reserved

| 世界の旅−ヨーロッパ(西欧・中欧) | 11:52 | comments(0) | - | - | - | ↑TOP
スポンサーサイト
0
    | - | 11:52 | - | - | - | - | ↑TOP
    コメントする









    PR
    PROFILE
    LINKS
    CALENDAR
    S M T W T F S
       1234
    567891011
    12131415161718
    19202122232425
    262728293031 
    << July 2020 >>
    SELECTED ENTRIES
    CATEGORIES
    ARCHIVES
    新着コメント
    • 2018 FIFAワールドカップの舞台ロシアの旅−モスクワの今昔
      高 (06/25)
    • 2018 FIFAワールドカップの舞台ロシアの旅−モスクワの今昔
      相子 (06/24)
    • 米朝首脳会談の舞台セントーサ島と我が総理の外交に想う
      高 (06/20)
    • 米朝首脳会談の舞台セントーサ島と我が総理の外交に想う
      相子 (06/19)
    • 史上初の米朝首脳会談が開催されるシンガポールの今昔
      高 (05/19)
    • 史上初の米朝首脳会談が開催されるシンガポールの今昔
      相子 (05/18)
    • 14年ぶり首相に返り咲くマハティール氏とマレーシアの旅(3)
      高 (05/11)
    • 14年ぶり首相に返り咲くマハティール氏とマレーシアの旅(3)
      相子 (05/11)
    • It's Sho-Time ! 二刀流の大谷翔平選手が活躍するロサンゼルスを懐かしむ
      (04/16)
    • 81歳と春の花と国会混迷
      高 (04/16)
    MOBILE
    qrcode