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私物化された「桜を見る会」の疑惑
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 我々が汗を流した貴重な税金、それを財源とする国の予算を使い首相が毎年4月に開く「桜を見る会」の疑惑は、安倍長期政権の驕りと私物化そのものと言わざるを得ない。治安の良くない他国なら、大規模なデモやクーデターが起きても不思議ではない。全世界を旅した私ことワールド・トラベラーの率直な想いだが、我が日本は斯様なことが無い平和ボケしたおめでたい稀有の国である。
 実は小生、民主党政権下の2012年4月に桜を見る会に一旦招待されたが、北朝鮮のミサイル打ち上げがあるとして直前に中止になった苦々しい体験がある。当時は国際化推進のためにと無料の講演を各地で引受け、また世界を俯瞰してもらおうとして小・中学校や大学にかなり大きな地球儀を寄贈した。その地道な社会貢献活動が正当に評価されたものと嬉しく受け止め、堂々と胸を張ったことを覚えている。因みに、桜を見る会に同伴で出るつもりでいた妻にも随分喜んでもらったが、5年前から不治の病で入院中で終末を迎えており、そう想うと悲しく切ない。

 

         (2011年~2012年頃の講演や講義風景)

  

 

   (我孫子市の小・中学校19校に地球儀寄贈)

 


 1952年に始まった桜を見る会は新宿御苑で開催され、今年で64回目だ。その趣旨は「各界において功績、功労のあった方々を招き、日頃の苦労を慰労する内閣の公的行事」とされる。 招かれているのは「皇族、元皇族、各国大使、国務大臣、国会議員、都道府県知事、その他各界の代表者等」となっている。しかし、いつの間にか招待者の基準が不透明になり、誰が来ているのか分からなくなったようだ。特に安倍政権になってから目立つのは、芸能人などのタレントが多いことだ。10年前までの招待客は1万人程度であったが、今年はなんと1万8千人超と倍増に近く、安倍晋三首相関係は1000人と突出している。

 この中には首相事務所のお誘いと案内で、お金を払って参加したツアー客が桜を見る会に紛れ込んでいたとは、驚きと言うより呆れ返るほかない。件のツアーに参加した地元の下関市の後援会員は、「功労者だけと言われたことはない。後援会の紹介があれば誰でも参加できるはず。」「後援会の慰安旅行みたいなもの」などと打ち明ける。事実とすれば、善良な国民を欺いた公私混同も甚だしい事案である。まるで安倍商店の様は、職権乱用政権の非常識と無節操を問いたい。

 

 首相事務所のツアー案内状「桜を見る会」ツアー日程

 

          (朝日新聞記事より転用・加工)


 いずれにせよ、民主党政権時代のドタキャンは終生忘れ難くて憤慨もし、2012年4月15日付ブログ『4分の3世紀を生きて ― 幻の観桜会などもあった節目を投稿したほどだ。だが、公私混同が目に余るほど酷い現政権に比べると、民主党時代の前政権のほうが真摯でクリーンであったと改めて見直したくなる。拡大一途の格差を解消するため、政権交代を望む声が大きくなりそうな気もするが・・・。


 十分な説明責任を果たさない前に、来年の桜を見る会は中止して幕引きを図ろうとする政府の姿勢は、あまりにも姑息すぎる。誠に次元の低いお粗末なお話である。また、参加した政治家の先生たちは、早速関連のブログを消去するなど火消しに懸命のようだ。結局は例のモリカケ問題と同様に、魔訶不可思議な収束が図られるのであろうか?82歳と老い先短い人生ながら、我が国の将来が思いやられ心配だ。

 因みに、自民党政権になってからは同党の議員(元大臣)と懇意にしているが、会へのお誘いは全く無い。特別な首相枠をはじめ議員枠があるのは確かのようだが、招待客選定の基準などがどうも不明瞭のようである。一応今後は野党の追及が激しくなりそうだが、一強多弱の与野党間の力関係で腰砕けになり、結局は玉虫色の収束が図られるのでは。

 

               ◇◇◇  ご案内  ◇◇◇

 

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 世界に関する事であれば、旅行、文化、芸術、宗教、歴史、政治や外交に関する国際情勢、グルメ、環境、産業など、ワールド・トラベラーとして何でも講演します。ご希望があれば、ご連絡下さい。慈善活動のため、謝礼は一切不要です。但し、ご希望の趣旨が筆者の理念などに反する場合は、お断りすることもあり、予めお含み置き下さい。


 ワールド・トラベラーが館長を務める世界の人形館では、275カ国・地域の民俗人形、紙幣とコイン、仮面、壷、置物、絵画、木彫り、地球儀、時計、照明ランプ、絵皿、万華鏡などを多数展示しています。ご興味ある方はご遠慮なく、お気軽にご来館下さい。慈善活動につき、入館料は無料です。但し、セキュリティなどのため、下記要領で必ず予約をお願いします。
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