世界の人形館からの夢メッセージ

夢と寛ぎを紡ぐワールドスクエア
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講演会「240国・地域を旅して」−その(2)
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 講演会主催者の「我孫子の文化を守る会」の会員のほかに、色々な方に聴講して頂いた。例えば、私が居住するマンション住民、我孫子市議会議員、我孫子市立小学校の校長や先生、AIRA(海外交流協会)幹部、海外旅行好きのご夫婦などーーー。
 中でも異色はお元気な八十路の持永あい子さん。早速、人気ブログ、相子老婆的山南海北的話で、講演会の模様が紹介された。
 若い世代の人達にも聴講して頂こうと、市内にある大学へ出向いてポスターやチラシを置いて頂くようお願いしたが、学生の姿は見かけなかった。矢張り、近年の若者の内向き志向は、残念ながら事実であった。
 
 私のプライベートミュージアム「世界の人形館」より、世界の民俗人形、絵画、仮面、紙幣とコイン、照明ランプなどの所蔵品を展示したが、概ね好評であったようだ。

  
 講演会場アビスタ   世界の人形館展示品  世界の人形館展示品
 2Fミニホール      絵画、地球儀    民俗人形、写真パネル

 さて、今回のブログでは講演会要旨公開の2回目として、「240国・地域を旅して」−その(2)を以下紹介する。



   ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ 


4.おススメしたい世界遺産

 

2011年9月現在、187ヵ国が条約締約する世界遺産概要は以下の通り。

世界遺産総数 ・・・936件。その内訳は文化遺産 725件、自然遺産 183件、複合遺産(文化遺産と自然遺産の両方の価値を兼ね備える遺産) 28件。因みに国別登録数ランキングのベストテンは次の通りで、日本は14位の16件。


 (1)イタリア 47件 (2)スペイン 43件 (3)中国 41件 (4)フランス 
 37件 (5)ドイツ 36件 (6)メキシコ 31件 (7)イギリス 28件 
 (7)インド 28件 (9)ロシア 24件 (10)アメリカ 21件  


 私が訪れた世界遺産は半数の約470で、独断と偏見のきらいもあるが、
おススメしたい印象的な世界遺産は以下の通りである。

 

フランス:モン・サン・ミシェル 1997年7月、2001年9月、2010年8月の
 3回訪問 

 1979年に文化遺産登録。パリの西350kmほど、ノルマンディー地方の西端の小島にそびえ建つ奇岩城。フランスで最も人気のある景勝地と言われ、西暦966年に建てられた修道院を中心にして様々な建物群で埋め尽くされる光景はお城のよう。3回目の訪問では次男夫婦と孫たちを連れた3世代旅行を楽しみ、孫たちの成長を確かめる想い出深い旅になった。

 

イタリア:ベネチアとその潟 1976年7月、2005年3月の2回訪問 

 1987年に文化遺産登録。「アドリア海の女王」と呼ばれる水の都。177の小さな島々からなり、150を超える運河とおよそ400の橋が島々をつなぐ。最初の訪問はクウェート駐在員時代で、妻、当時は小学生の2人の息子を連れて訪れた。その時にムラーノ島で買ったベネチアングラスの大シャンデリアは、世界の人形館の名物として好評。ゴンドラにも乗り、終生忘れ得ぬものがある。


●ロシア:キジ島の木造教会 2005年8月訪問
 
1990年に文化遺産登録。フィンランドとの国境に近いロシア連邦カレリア共和国のオネガ湖に浮かぶキジ島に、ロシア正教会の木造教会、プレオブラジェンスカヤ教会がそびえる。高さ37mもある22のドームが折り重なり、燃え立つ炎、或いはキノコの群生のようなシルエットが幻想的で圧巻。約300年前の1714年に建てられ、一本の釘も使われていないとは驚きである。

 

クロアチア:ドブロブニク 1998年9月訪問
 
1979年に文化遺産登録。クロアチア最南端に位置し、「アドリア海の真珠」と謳われるクロアチア有数の観光地として有名。赤い屋根瓦、旧市街を取り巻く白い城壁、紺碧のアドリア海が見事なコントラストで、その絶景は宝石のように美しく思わずウットリとする。一押しの展望ポイントは、旧市街の北にある標高412mのスルディ山の中腹である。


  
  モン・サン・ミシェル全景   キジ島の木造教会    ドブロブニク旧市街
 

カンボジア:アンコール遺跡 1994年9月、2006年6月の2回訪問 
 1992年に文化遺産登録。東南アジア最大の湖、トンレサップ湖の北にあるクメール王朝時代の遺跡群。アンコール・ワットは12世紀中頃に建てられたヒンドゥー教寺院で、東西1.4km、南北1.3kmの堀に囲まれた世界最大級の遺跡。大伽藍、回廊壁画の優美な浮き彫りが見事だ。都市遺跡のアンコール・トムは、観音菩薩の顔が刻み込まれたバイヨン寺院が見どころ。

 

ペルー:マチュピチュ 1994年5月訪問 
 
1983年に文化遺産登録。首都リマの南460kmに位置し、標高2057mの山間に謎に満ちたインカ遺跡が忽然と姿を現す。1911年アメリカの歴史家ハイラム・ビンガムが発見するまでは、草に覆われた廃墟であった。「謎の空中都市」と呼ばれ、スペイン人征服から逃れた1万人ほどのインカ人が住んでいた。石組みの技術が見事であった彼らは、16世紀に忽然と奥地に消えた。

 

エジプト:ギザの3大ピラミッド 973年8月、1975年12月、1995年12月、2005年1月の4回訪問 

 1979年に文化遺産登録。カイロ西郊外のギザにある約4500年前に造られた3つのピラミッド、高さ137mのクフ王ピラミッド、143mのカフラー王ピラミッド、65.5mのメンカウラー王ピラミッドはとにかくスケールが大きく圧倒される。2回目の訪問はクウェート駐在時代で、妻、当時小学生の息子たちと旅行。生まれて初めてラクダに乗った子供たちは大喜びであった。

トルコ:カッパドキア 1996年10月訪問
 
  1985年に複合遺産登録。 トルコ観光のハイライトとして有名。標高が約1000mのアナトリア高原にキノコのような形の奇岩が林立する景観は正に自然の驚異で、地球以外の他の惑星に来たような錯覚に陥るほど。キリスト教修道士達が造った巨大地下都市、洞窟教会も見逃せない。

 

オーストラリア:エアーズ・ロック 1996年11月訪問 
 1987年に複合遺産登録。先住民のアポリジニが崇拝する聖地は、高さがなんと348mもある世界最大の一枚岩。機内から見ると、赤い平坦な大地にお碗を伏せたような大きな赤茶の岩山が横たわる。夕陽を浴びると赤みを一層増し、最後に炎が固まったような赤になり神秘的。


  
     マチュピチュ         ギザの3大ピラミッド      カッパドキア
 

5.秘境に住む少数民族との出会い

 

■エチオピア:ムルシ族の村  2007年3月訪問 
 
ケニアや南スーダンと国境を接するエチオピア南部のジンカという町から100km奥地のムルシ族の村では、既婚女性が唇や耳にデヴィニャという陶器のお皿をはめている。この村では唇が大きいほど美人とされるが、その唇を凝視するのが怖いくらい異様な雰囲気であった。

 

■インドネシア:ワメナのダニ族の村  2003年11月訪問 
 
日本の南5000kmほどにインドネシアのパプア州(旧イリアン・ジャヤ)があり、州都ジャヤプラの南西270kmに内陸の町ワメナがある。その町近くに住むダニ族は裸族で、今も石器時代さながらの生活を送っている。男性はパンツを着用せず、コテカというペニスケースを身に付けている。また、数百年前の村の英雄がミイラとして祀られ、黒光りのミイラを触ると硬かった。


  
 陶器の皿を唇や耳にはめるムルシ族女性    ダニ族とワールドトラベラー  
 

6.是非という面白い地域や場所

 

南極  1995年1月訪問 
 
 
究極の海外旅行といえば、面積が1400万k屬發△詁邏砲イチ押し。約16年前の阪神大震災の翌日に出発。飛行機で米国のサンフランシスコとマイアミ、チリのサンチャゴとプンタアレナスと乗り継いでアルゼンチン南端の港町ウシュアイアに着き、ここでクルーズ船に乗船。海が荒れるドレーク海峡を通過して南極(半島)に着いたのは、日本を出て5日後。日中はゾディアックというゴムボートで上陸、ペンギンや大きなゾウアザラシなどを観察し、夜は船で寝泊りした。名も無い大氷河の先端が轟音を立てて崩れ落ち、その後は氷山になって流れて行くなど、他の大陸にはないスケールの大きな神秘の世界が広がる。火山があるデセプション島では温泉に入った。

 

死海  1976年12月、1994年12月、2000年6月の3回訪問 


 イスラエルとヨルダン両国にまたがる死海は、琵琶湖の1.5倍の大きさ。海抜はマイナス398mで、世界で最も低い所にある塩水湖である。塩分が海水の10倍以上もあるため、「絶対に体が沈まない」という異次元の体験ができる。イスラエル側で浮遊体験をしたほかに、ヨルダン側でも試みたが、塩分がイスラエル側ほど濃くないために簡単に浮かなかった。なお、非常に濃い塩分(約40%)は美容や健康にも効果があるとされ、体が真っ黒になる泥パックを試みた。しかし、体のあちらこちらに傷があったため、体に沁みて痛い思いをしたのが忘れられない。

  
南極:ク
ーバービル島海岸の   南極:南極海峡を   死海:イスラエル
 ジェンツーペンギン繁殖地    漂流する氷山     側で浮遊体験


              (続く)
 

  ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ 


今回ブログの内容などについて問い合わせ事項や、感想などがあれば、comments(コメント)欄にご記入下さい。迅速な回答を差し上げます。また、次回のブログはリクエストがあり次第書き込みます。ご希望の国・ 地域があればワールド・トラベラーとして、小さな無名の国でもお受けします。ご遠慮なく、ご自由にリクエストして下さい。

世界に関することでしたら、ワールド・トラベラー何でも講演します。ご希望があれば、ご連絡ください。ボランティア活動のため、謝礼は不要です。


界の人形館では、240カ国・地域の民俗人形、紙幣とコイン、仮面、壷、置物、絵画、木彫り、地球儀、壷、時計、照明ランプ、絵皿、万華鏡などを展示しています。ご興味ある方はご遠慮なくご来館下さい。お待ちします。但し、セキュリティなどのため、下記要領で予約をお願いします。
TEL:04−7184−4745 又は

Eメール:
ko-yasu@maple.ocn.ne.jp

10月9日総務副大臣衆議院議員松崎公昭氏が、世界の人形館を見学されました。その時の模様は、副大臣のブログ「活動報告」で紹介されていますので、是非ご覧下さい。

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