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変な最近の世相:日本ボクシング連盟会長の疑惑と日銀政策修正
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 危険過ぎ災害とも言われる今年の猛暑、と言うより酷暑が続く。暑苦しく鬱陶しい盛夏の折柄、依然としてスポーツ界で不祥事が続き一層不快さが増す。過日の日本大学の悪質タックル問題で監督とコーチが処分されて一応一段落したかと思ったら、今度は日本ボクシング連盟のカリスマ会長が内部告発された。オリンピック強化選手に支給される助成金の不正流用や、奈良判定という疑惑判定などが問題化し、300人超の都道府県連盟の幹部やオリンピック選手の連名で、告発文書が提出されている。因みに、日大の悪質タックルに就いては、5月26日付け幣ブログ『悪質タックルの日大は森友加計問題の安倍政権と似ている!?』で詳述済みだ。

 6年前から「終身会長」となった山根明日本ボクシング連盟会長は強化委員長も兼ね、その権力集中は異様と言われる。筆者よりも3歳若い(78歳)が、元暴力団組長と親交があった御仁だけに凄味があり、彼の貫禄に負けた取り巻き連中は何かと忖度せざるを得なかったのであろう。少し前には日本レスリング協会で発覚した前強化本部長による選手やコーチへのパワハラでも、組織の正常な機能が不能に陥っていることが明らかにされた。これらの不祥事に共通するのは強力なトップの下、旧態依然とも言うべき上意下達が当たり前になっていることだ。だが「男の山根」を強調する古い気質だけに、最終的には会長辞任は不可避であろう。

 

 全く別の話になるが、3日前(7月31日)に日銀はまた金融政策を修正した。一見もっともらしいが、アベノミクスを振りかざす安倍政権になってからの経緯を振り返ると、疑問が浮かび不信感が募る。当初は大見えを切った2%の物価上昇率目標が3年前に不達成となり、さらに今度は今から2年後の2020年でも手が届きそうにないとか。このエンドレスな夢物語(政策)をいつまで継続するのか?また、最終的に目標は達成できるのか?筆者はもちろん、多くの善良な国民が抱いている疑念に誠実に答えているとは思えない。

 それでも黒田東彦日銀総裁は辞めようとしないし、むしろ去る4月には再任される始末である。この5年以上にわたり状況に応じて度々政策を修正してきたが、どこに問題があるのか謙虚に振り返ったであろうか?常に正しかったと過信する政策は屋上屋を重ね、むしろ迷宮入りして泥沼化し、不透明さが増すばかりである。斯様なことを続けている限り出口は見えず、2%の物価上昇率達成のゴールは遠のくばかりであろう。

 

  上記に加え、東京医科大学の入学試験で女子受験者の点数を一律減点の問題が明るみに出たが、ほかの大学でも似たケースがあるようで必要悪と擁護する向きもある。いずれにせよ、最近の世相は変なことが多過ぎるようだ。特に政界では十分な説明責任を果たさず、森友・加計問題の幕引きを図ろうとする安倍長期政権下、ウソをついても、また忖度してもまかり通る風潮が蔓延して様々な不祥事が多発している。自然界でも過日の12号台風は、なんと逆走する始末だ。何かが狂っているとしか言いようがない。

 

 いつもは7月上〜中旬に開花する当家のカンナが、本日やっと咲いてくれた。花まで変になったのではと思うのは、いささか思い過ごしかも知れない。カンナは真夏の炎天下、大きな葉の間から色鮮やかな花を元気に咲かせる。花言葉は「情熱」で、真夏の強い日差しに負けない強さと華やかな姿に相応しい。暑くても花を愛でているとホッとする

ものがあり、妙に汗もかかないから不思議だ。これがウソをつきがちな複雑怪奇な人間様と違うところであろう。

 

 2年後の東京五輪のことを考えると、諸外国にも批判されないようなスポーツ界の自浄を切望したき次第である。

 

後記

 日本ボクシング連盟の山根会長は本日記者会見し、会長辞任を表明した。しかし、単なる会長を辞任しても理事に留まれば、連盟内での内紛は続こう。除名などの厳しい処分が無ければ、騒動は簡単に収束しないであろう。これが2年後の東京五輪にも影響することを懸念する。(8月8日)

 

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