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豪雨と猛暑をそっちのけの国会閉幕
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 第196通常国会が本日閉幕した。カジノを含む統合型リゾート(IR)実施法が20日夜の参議院本会議で、自民党・公明党などの賛成多数で可決成立して事実上閉会していたのだが・・・。カジノの弊害などに就いては、筆者はかつて短期間とはいえ海外駐在員時代に嵌まった苦い経験をベースにし、2014年11月23日付け幣ブログ『 カジノの功罪を考える 』で言及済みである。

 この国会では他に、「高度プロフェッショナル制度」に批判が強かった働き方改革関連法や、人口減少の現実に背を向けるような参議院議員の定数を増やす改正公職選挙法まで成立させた。与党が数の力で強引に押し切った形は、誠に遺憾の極みである。それにしても、自民党のやりたい放題に対抗できない非力な野党の不甲斐ない対立構図はなんとかならないものか。81歳の老兵の言うことは、空しい遠吠えになるのであろうか?

 一方、森友学園問題の公文書の改ざんや破棄に加え、加計学園の獣医学部新設問題では安倍晋三首相と学園理事長との面会記録が明らかになるなど、安倍政権を揺るがす問題が続々と発覚した。だが、同首相は膿を出し切ると明言しながら十分に説明責任果たすことなく、まともに正面から答えないまま国会は時間切れとなり閉幕した。更に、過日の西日本豪雨や猛暑による混乱という国内問題を抱えながら、最終的には中止になったが欧州・中東外遊を強行しようとした同首相の能天気と無神経さには驚くほかない。客観的に見ても嘘をつき続け、国を私物化して開き直る首相夫妻の言動は異常以外の何物でもない。

 

 それにしても今年の命にも係わると言われる猛暑は異常すぎると言えよう。先ず、梅雨明けが史上最速となり、6月末からずっと猛暑が続く。もっとも世界気象機関(WMO)に依れば、猛暑は我が日本だけではなく、ノルウェー北部の北極圏では7月17日に7月としては史上最高の33・5度を記録したほか、グリーランド西部のインナーストート村では沿岸に巨大な氷山が接近しており、衝突して崩落すれば大規模な津波が発生する恐れもある。筆者は既に15前の2003年8月に現地近くのイルリサットを旅し、温暖化による氷山崩落を目の当たりにしている。因みに、世界の猛暑に就いては、2015年7月23付け幣ブログ『熱中症と世界の猛暑地を訪ねて』 で紹介済みだ

 

                 −−− グリーンランド西部で −−−

  

   インナーストートに迫る巨大氷山 イルリサットの氷山巡りする筆者

  (ネットより転用・加工)

 

 実は私ことワールド・トラベラーは、商社マンであった現役時代に約9年の海外駐在経験があり、赴任地はクウェートとインドネシアという猛暑地であった。特に、1974〜1977年に住んだクウェートは砂漠に囲まれ、夏場の気温はなんと50度ほどになる。体温をはるかにオーバーする酷暑の中で働く馬鹿はおらず、約4時間のシエスタを自宅で取るのが当たり前と言うより義務であった。件の働き方改革も、夏場はツーシフト制にしてシエスタを取り入れるなど斬新な発想があって然るべきなのだが・・・。

 

    −−− 懐かしきクウェート駐在時代のスナップ −−−

   

   クウェート市内の        イラク国境近くの砂漠   油田で長男・次男と

 モスク(礼拝所)前で

 

 発生してから3週間以上も経つ西日本豪雨の被害は、広島県・岡山県・愛媛県を中心に広範囲に及び、死者・行方不明者は240人に達した。以前筆者の近くで住んでいた広島県福山市在住の知人から提供して頂いた写真を見ると、なんとか床上浸水は逃れたものの、川の氾濫による冠水の被害は甚大のよう。また、猛暑も加わり、後片付けも大変と聞く。遅まきながらお見舞いと早急な復興を祈念したい次第だが、豪雨被災をそっちのけのような形で法案成立に必死になった与党国会議員の節操の無さに憤りを禁じ得ない。

 

    

    ご自宅の玄関附近   近くのショッピングセンター

 

 猛暑と言うよりも酷暑のほうが適切な折柄、西日本豪雨の復興には相当な時間もお金もかかろう。だが、自民党の国会議員の諸先生の眼中にあるのは、その復興よりも来る9月の総裁選であろう。誰が領袖になっても、大きな変革や刷新は望めそうもない。そう思い巡らすと、酷暑が一層老体にはこたえ暑苦しくもなる。

 

                               ◇◇◇  ご案内  ◇◇◇

 

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