世界の人形館からの夢メッセージ

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「世界の人形館」の現況と行く末
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 筆者がささやかなプライベート・ミュージアム「世界の人形館を無料公開して早や8年近くになるが、この間に当館の事情は大きく変わった。3年前では月間数百人の見学者があり賑わったが、最近訪れる人は盛況時の僅か5分の1ほどと少なくなり隔世の感だ。何故か? 最大の原因は、半世紀も連れ添ったパートナー、妻の離脱で不便この上ない独居生活を強いられている。もっとも気晴らしに始めた著述に専念でき、この2年ほどで5作もの著書を出版した余禄があったのだが・・・。

 実は数年前より認知症を患う彼女だが、自宅介護が困難となり昨春以降はリハビリ病院に長期入院中である。入院前までは妻と一緒に人形館を運営していただけに、一人で2000体以上もある世界の民俗人形をはじめ、紙幣やコイン、仮面、木彫り、地球儀、万華鏡など膨大な収蔵品を維持管理するのは至難だ。また、見学者に対する茶菓子のサービスも十分対応できない。このため申し訳ないが、勝手ながら見学をお断りしがちになる。

                ( 世界の人形館で妻との懐かしきショット )

   

  左端が筆者、右端が妻    朝日新聞取材時     After 認知症の妻と

      −− Before 認知症の妻と −−                (入院中に一時帰宅)

 

 しかし、どうしてもと頼まれれば来館を引き受けるようにしている。つい最近(11月28日)も、我孫子市立我孫子第三小学校の4年生の子供たちと保護者の計9名が見学した。目的は総合的な学習「ぼく・わたしの我孫子自慢」の調査である。因みに、この調査には事前のアプローチがあった。この夏休みに同校で学ぶ森山理乃さんという女の子が夏休みの宿題を仕上げようと当館を見学したのが契機となり、今回のグループ見学に繋がった次第だ。

 7人の子供たちが熱心に見学後、矢継ぎ早に鋭い質問を受けた。単に世界の民俗人形など多岐に亘る展示品を観るだけでなく、世界の様々なことを知り見聞を広めようとの意欲が旺盛であった。記帳してもらったコメントで多かったのは、マトリョーシカの入れ子の多さと、三角や四角のコインに驚いたことであった。中にはイスラムに興味を持ち中東アラブに行きたいと志願する子もおり、実に頼もしかった。将来この子供たちから海外に雄飛する人材が輩出できればと祈念したい。

 

  因みに、我孫子第三小学校は以前からご縁がある。2011年4月29日付け幣ブログ「地球儀寄贈・パート(1」で紹介した通り、前日の4月28日に我孫子市長室で地球儀贈呈式があり、その時に出席したのが同校6年生の槙嶋祐平君と長谷川珠希さん。2人に「世界の国ぐに探検大図鑑」をプレゼントしたが、あれから5年半以上も経つので随分大きくなったであろう。機会があれば再会したいものである。

 

  

 子供たち&保護者と記念    我孫子第三小学校   我孫子市長&子供たちと

  撮影(後ろで立つ筆者)                      地球儀贈呈式

 

 ところで、世界の人形館の設立目的は、微力ながら居住地域の活性化と国際化推進の一助になること。次代を担う子供たちの来訪はこの目的に叶うものであり、過去にも近隣小学校の子供たちが度々見学に来ており丁寧な感謝状を戴いた。人出不足は否めないが、今後も彼らの見学を積極的に受け入れて行きたいと思うし、若いエネルギーをもらい認知症防止にもなるのではとのメリットがある。

 

 だが、今後のことを想うと、当館の前途は厳しく暗いと言わざるを得ない。何故なら、先ず私ことワールド・トラベラーが明年には傘寿を迎え、老い先がそう長くないであろうことだ。他人様からは年の割にはボケないで元気者と言われるが、完全な独り者ゆえ不安が無いと言えばウソになる。特にこれから向寒の候が要注意で、寒暖差のあるお風呂場で突然死も無きにしも非ずであろう。

 加えて私事で誠に恐縮だが、親、つまり筆者の教育が悪かったのであろうか或いは不徳の致すところか、総勢9人の家族の誰もが我が人形館を引き継ごうとしないのである。それどころか、2人の息子がいるが年老いた親を気遣うと言われる娘に恵まれなかったため、常日頃から様子見に寄り付きすらもしない。こんな低次元のプライバシーまで愚痴り公にせざるを得ないとは、実に不甲斐なくお恥ずかしき限りだ。

 

                        −−− 世界の人形館の現況−−−

  

      メインホール        オリエントルーム        イスラムルーム

 

 一方、来館者は異口同音に世界の人形館を後世に残して欲しいと言うが、帯に短したすきに長しで後継者がなかなか現れない。今は狭い陳列スペースに押し込まれている多数の人形たちだが、博物館並みにゆったりと展示すれば体育館並みの広大な場所が必要なことに尻込みする様である。

 もし、幣ブログ読者の皆さん又はお知合いなどの方で当館を引き継ごうという篤志家がいれば、是非ともお願い致したい。ご連絡は下記の通りですが、出来ればご来館下さい。

 

世界の人形館 TEL 04−7184−4745 

         E−MAIL  ko-yasu@maple.ocn.ne.jp

 

                 ◇◇◇ ご案内 ◇◇◇ 

    ☆☆☆ ニューイヤーコンサート2017 ☆☆☆

 筆者が運営しているプライベート・ミュージアム「世界の人形館」の見学者は実に多彩です。国際的なヴァイオリン奏者、アンナ・スタルノフスカヤさんもその一人。日露混血の才能豊かな彼女がプロデュースする第10回みんなで楽しめるクラシック・コンサートが、1月15日(日)に開催されます。世界の人形館はこの素晴らしいコンサートの趣旨に賛同し後援しています。

 

          

 

日時: 2017年1月15日(日) 14:00 開演 (13:30開場) 
場所:我孫子市けやきプラザふれあいホール

アクセス:常磐線・千代田線 我孫子駅南口徒歩1分
入場料:一般 1300円 子供(4歳以上)・学生 700円  


 酷寒の折柄ですが、是非ご来場下さい。お待ちします。なお、チケットをお求めの方は下記の所へご連絡下さい。

お問い合わせ:
ジョイ・ファミリーコンサーツ
 TEL 0297−68−9517 または

●世界の人形館 TEL 04−7184−4745 

 

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    高さん ご無沙汰しております。
    ご事情お察ししております。一人で管理はとても大変なことと思います。何度か訪問させて頂いた者として、良い方が申し出て下さると良いですね。
    | 相子 | 2016/12/08 7:32 PM |
    相子さん
    御気に掛けて頂き、恐縮です。
    次の大地震が来るまで、また他界するまで
    なんとか後継者の目途を付けなければなりません。
    良い方をご存知でしたら、ご連絡下さい。
    | 高 | 2016/12/08 11:06 PM |
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