世界の人形館からの夢メッセージ

夢と寛ぎを紡ぐワールドスクエア
ワールド・トラベラーが選んだ2017年の重大ニュース
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 また私事で恐縮だが、認知症で3年目の入院生活を送り、残念ながら終末期を迎えXデーの到来を待つ妻の見舞い・介護で明け暮れた2017年も、あと僅か数日を残すのみとなった。相も変わらず世界各地で凶悪なテロが絶えないなど今年も国内外で様々な事件があったが、端的に言えば、「トランプと北朝鮮で始まり、トランプと北朝鮮で終わった1年」と言えよう。僭越ながら、例の如く私ことワールド・トラベラーの独断と偏見に基づき、2017年の重大ニュースを列挙しよう。

 

アメリカのトランプ大統領就任

 異色のビジネスマン、ドナルド・トランプ氏が1月20日、第45代米大統領に就任した。米国の国益を追求する「米国第一」をモットーに、オバマ前大統領が推進した国際協調体制を次々覆し、世界各国に大きな衝撃を与えた。例えば、就任直後に環太平洋経済連携協定(TPP)から離脱、イスラム教徒を標的にした入国制限、6月に地球温暖化対策の国際的枠組み「パリ協定」からの離脱表明、10月に国連教育・科学・文化機関(ユネスコ)からの脱退も発表した。詳しくは、2017年2月1日付け幣ブログ『 トランプ大統領令の乱発とアメリカの入国制限 』参照。

 

北朝鮮の度重なる弾道ミサイル発射と核実験強行

 ミサイル能力を飛躍的に高めた北朝鮮は、9月3日に6回目の核実験を実施した。また、アメリカ本土に到達可能な大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星14」を7月4日、「火星15」を11月29日に発射した。国連安保理は核実験を受けて制裁決議を採択するが、北朝鮮はひるむ気配は無い。アメリカよりも遥かに近く、同盟国を信じ切り核の傘の下で雨宿りを決め込む我が政府の平和ボケを憂慮する。2017年5月2日付け『  緊迫する北朝鮮情勢と平壌の今昔 』&8月15日付け『 北朝鮮のミサイル発射計画の標的になったグアムの旅(2』参照。 

 

森友 & 加計問題などで内閣支持率急落

 安部内閣の支持率が6月ごろから急落し、自民党が東京都議選で歴史的惨敗後の7月には36%(読売新聞の全国世論調査)まで下がった。「森友学園」や「加計学園」問題を巡り、安倍晋三首相の答弁や政府の説明が批判された影響だ。しかし、野党側の自ら墓穴を掘るような自滅に救われた形で圧勝した10月の衆院選後に支持率は52%に回復し、その後も5割台を維持した。しかし、直近12月の調査で政府が森友&加計問題を十分に説明していると「思わない」人は78%に上り、一強の安倍内閣に対する不信感は依然として根が深い様である。2017年7月4日付け『 おごり、私物化、トカゲのしっぽ切りを重ね逃避行のG20ハンブルグ 』参照。

 

中国共産党大会と習近平政権の独裁化?

 中国共産党の第19回大会が10月18〜24日に北京で開かれた。習近平総書記の2期目政権を構成する中央委員204人を選出したが、後継者になるような50代の若手の登用は無かった。また、習氏の政治思想を党の最高規則である党規約の「行動指針」に追加する規約改正案を、全会一致で採択した。因みに、中国共産党大会の裏側を覗けば、熾烈な権力闘争の場になっていると言われ、同総書記は2期目の政権基盤を一層堅固にするため、党大会では自画自賛の報告になった感は拭えない。習氏は先達の毛沢東や小平越え、つまり2期以上の長期政権を目論んでいるのであろうか?2017年10月21日付け『 中国共産党大会が開幕した北京の想い出 』参照。 

 

北朝鮮の金正男氏がマレーシアの空港で殺害

 北朝鮮の故金正日朝鮮労働党総書記の長男で、金正恩朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男(キムジョンナム)氏が2月13日、マレーシアのクアラルンプール国際空港で殺害された。遺体から化学兵器に使われる猛毒の神経剤VXが検出され、北朝鮮の関与が疑われている。マレーシア警察は正男氏の顔に毒物を塗りつけて殺害したとして、ベトナムとインドネシア国籍の女2人を逮捕。事件直後に国外逃亡した北朝鮮国籍の男4人も事件に関与したとして指名手配したが、身柄拘束に至っていない。『 金正男氏が殺害されたマレーシアの旅(2)クアラルンプール編 』参照。

 

トランプ大統領がエルサレムを首都と認定

 12月6日にトランプ大統領がエルサレムをイスラエルの首都と認定し、アメリカ大使館を現在のテルアビブから移転することを決定した。昨年の大統領選での公約を順守することで、支持基盤の親イスラエル系の保守勢力などをつなぎ留めたい意向が強いようだ。ユダヤ教・イスラム教・キリスト教の三大聖地が混在するエルサレムの首都認定は、「パンドラの箱」を開けたようなもので火種の絶えない中東にまた新しい紛争の種を蒔いた感じだ。イスラム国がほぼ壊滅し、内戦が長く続いたシリア情勢も落ち着き始めた矢先だけに中東がまた混沌化することが懸念される。『 トランプ大統領が首都と認定したエルサレムの想い出 』参照。

 

上野動物園でパンダ誕生
 東京の上野動物園で6月12日に、メスのジャイアントパンダ「シンシン」とオスの「リーリー」の間にメスの赤ちゃん1頭が生まれた。名前は一般公募で選ばれ、「シャンシャン(香香)」に決まった。12月19日から始まった1日約400組限定の一般公開には観覧申し込みが殺到し、初回(19〜28日)は24万組を超える人気ぶりである。それにしても生まれた時の体重、わずか150グラムが今や10キロ超とは驚きである。2017年7月12日付け『 上野動物園パンダの赤ちゃんとパンダの故郷・四川省の旅 』参照。

 

ロヒンギャ難民

 難民と言えば、昨年まではシリア難民を想起したものだ。しかし、日本では話題にならないが、国際社会で問題となったのがミャンマーの少数民族、ロヒンギャの難民である。8月にミャンマーで治安部隊がイスラム系の少数民族ロヒンギャの武装勢力に対する軍事作戦を開始以降、隣国のバングラデシュに約65万人が避難した。ミャンマーから暴力を逃れるため仮設キャンプなどに身を寄せるが、食料や水が不足し悲惨な生活を送っている。ミャンマー民主化の旗手であったアウン・サン・スー・チー国家顧問もロヒンギャ問題の解決に消極的で、民族浄化ではないかと非難されている。2017年9月19日付け『 ロヒンギャ難民を取り巻くミャンマーとバングラデシュの少数民族 』 参照。

 

(番外編)

生まれて初めての入院

 筆者は戦前生まれの戦中派だが、お陰様で大病を患ったことは無いのはもちろん、80歳を超えた今日まで入院したことが無かった。しかし、10年ほど前から頻尿が酷く、病院からも前立腺肥大を度々指摘されたので、11月に思いきって入院し手術を受けた。手術そのものは成功であった様だが、術後に尿道炎を患い深刻な後遺症に苦しんでいる。認知症で終末期を迎えている妻を案じるあまり入院・手術をずっと見合わせてきた訳だが、結果的には遅過ぎて機を逸したかも知れない。しかし、今更ぼやいても得るものは無く、時間を掛けてでも全治を目指し前向きに頑張る他あるまい。2017年11月10日付け『 80歳にして人生初の入院と手術 』参照。

 

 上記以外にもリストアップしたい重大ニュースが多々あるが、あとは読者の皆さんのほうで選んで頂きたい。そして、来たる新しい年は今年よりも明るい話題の多い1年となるよう、祈念したいものである。

 

              ◇◇◇  ご案内  ◇◇◇

 

世界の人形館のご見学

 筆者が館長を務める世界の人形館では、272カ国・地域の民俗人形、紙幣とコイン、仮面、壷、置物、絵画、木彫り、地球儀、時計、照明ランプ、絵皿、万華鏡などを多数展示しています。ご興味ある方はご遠慮なく、お気軽にご来館下さい。慈善活動につき、入館料は無料です。

 

    −−− 国境の無い平和な「世界の人形館」の館内風景 −−−

  

 但し、セキュリティなどのため、下記要領で必ず予約をお願いします。
TEL:04−7184−4745 又は Eメール: ko-yasu@maple.ocn.ne.jp 

 

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ワールド・トラベラーが選んだ2016年の重大ニュース
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 冒頭から私事を持ち出して恐縮だが、2年目に入った入院中(認知症で)の妻の介護・見舞いなどもあり、多忙を極めた2016年もあと数日を残すのみ。相も変わらず世界各地で凶悪なテロが絶えず、また自国さえ良ければいい風潮が蔓延するなど、本年も国内外で様々な出来事があった。独断と偏見を交え、私ことワールド・トラベラーが受け止めた2016年の重大ニュースを紹介したい。

 なお、5月27日に広島を訪問して核兵器の廃絶を訴えたバラク・オバマ米国大統領と、12月27日にハワイの真珠湾にあるアリゾナ記念館を訪れて不戦の決意を表明した我が安倍晋三首相も一旦は候補に入れた。しかし、実際には前者は核兵器の近代化を進め、後者は米国の核の下に入るため核兵器禁止条約に反対するなど、言行不一致が目に余るので除外せざるを得なかった。

 

アメリカ次期大統領にトランプ氏 

  11月8日に行われた米大統領選挙は、「不動産王」の実業家で公職経験ゼロの共和党候補ドナルド・トランプ氏が、当初優勢と見られていた民主党候補のヒラリー・クリントン前国務長官を破って当選するという世紀の大番狂わせを演じた。同氏は従来のワシントン政治の常識からはかけ離れた過激な発言を連発し、選挙戦で「メキシコ国境に壁を作り不法移民を防ぐ」とか「米国内の雇用を守るため環太平洋経済連携協定(TPP)から撤退する」などを公約した。

 この公約は現状不満を抱く白人中間層や無党派層により支持され、「トランプ旋風」と呼ばれる現象を巻き起こした。また、当選後も異例ずくめの人事を進めたり、台湾の総統に直接アプローチするなど話題が豊富な御仁である。来年1月20日に第45代大統領に就任するが、超大国の異色の新リーダーの動向が注目され、我が国にとってはTPPと共にトランプ相場で高い株価の行方が焦点になろう。詳しくは「トランプ・ショックとアメリカ大統領を支えるユダヤ系」。

 

EU離脱を決めたイギリスの国民投票 

 6月23日に英国の欧州連合(EU)離脱か残留かを問う国民投票が行われ、英国民は意外にも離脱を選択した。開票結果は離脱51・9%、残留48・1%と事前の世論調査などの予想に反したもので、世界中に衝撃が走った。ロンドン市長のボリス・ジョンソン氏(現外相)らが中心となった離脱派は、EUからの移民を規制し、制約が多いEUから主権を取り戻そうと訴えた。地方に住む貧しい白人層や、移民に仕事を奪われていると不満な人々らの支持を集めた。

 投票結果を受けて残留を主導したキャメロン首相は辞任し、内相であったテリーザ・メイ政権が発足し、来年3月末までにEUに離脱を通知すると表明。しかし、移民制限とEU単一市場での有利な条件獲得を目論む同首相に対し、EU側は単一市場に参加するために4つの自由(人・物・資本・サービスの移動)の受け入れが前提と繰り返して交渉難航は不可避。「鉄の女」と呼ばれたサッチャーに次ぐ2番目の女性首相になったメイ氏は、さて「?の女」になるのであろうか。詳しくは「 イギリスのEU離脱を問う離脱優勢の国民投票と英国紀行(2)」。

 

熊本地震

 4月14日夜に熊本県熊本地方を震源とするマグニチュード(M)6・5の前震が発生し、16日未明にはM7・3の本震が起きた。共に最大震度7を観測し、その後も震度6強などの余震が断続的に発生した。一連の地震による直接死は50人、避難所や車中泊などによる関連死は110人、その他の二次災害死の5人と合わせて犠牲者は計165人、負傷者は2600人を超え、全半壊した住宅は約4万棟に上った。死者数はそれほど多くないが、文化財なども大きな被害を受けた。

 特に、日本三大名城の一つとして知られる熊本城は壊滅的な被害を被り、櫓や門など重要文化財に指定の13の建築物全てで深刻な被害が出た。例えば、全長242mの長塀は約100mが倒壊、東十八間櫓は石垣ごと崩落、往事の姿を残す5階建ての宇土櫓も一部損壊した。ほかに、大天守は屋根瓦が剥がれ、しゃちほこも落下した。修復は少なくとも数年かかる様だが、間もなく傘寿になる筆者はその堂々たる姿に再会できるであろうか?詳しくは「熊本地震と火の国への旅」。

 

朴韓国大統領友人の国政介入疑惑と職務停止 

 12月9日に韓国の朴 槿恵(パク・クネ)大統領の友人女性による国政介入事件を受け、韓国国会は朴氏の弾劾訴追案を可決した。職務停止となった朴氏に代わり、黄教安首相が大統領代行となった。憲法裁判所は罷免の是非を決めるため、最長180日間の審理手続きに入った。罷免が決まれば韓国憲政史上初となり、60日以内に大統領選挙が行われる。次期大統領選をにらんで与野党は主導権争いを活発化させており、政治空白による日韓関係への影響が懸念される。

 因みに、検察は朴氏の40年来の友人である崔順実(チェ・スンシル)や前大統領府首席秘書官ら7人を起訴、4人を在宅起訴した。朴氏の共謀も認定したが、同氏は憲法裁で全面的に争うようだ。一方、即時退陣を求める市民の大規模デモが毎週末行われ、朴氏の支持率は歴代政権最低の4%まで下がった。男なら潔く辞任するはずだが、一見か弱そうだが、しぶとい女の執念すら感じる。詳しくは「辞任か弾劾か!?朴槿恵大統領のスキャンダルと韓国の旅(2)」。

 

パナマ文書公開

 4月上旬に運河で有名な中米のパナマの法律事務所から流出した内部文書「パナマ文書」を南ドイツ新聞が入手し、世界の首脳などがタックスヘイブン(租税回避地)を通じて、不透明な金融取引を行っていたことが暴露された。文書には中国の習近平国家主席の義兄、ロシアのプーチン大統領の親友、キャメロン英首相(当時)の亡父らのほかに、日本の総合商社や大手企業の創業者らによる租税回避地利用を示す内容も含まれる。違法ではないものの、道義的責任を問う声が広がり、アイスランド首相は辞任に追い込まれた。

 文書を分析している国際調査報道ジャーナリスト連合(ICIJ)は、租税回避地の会社に関する契約書や電子メールなど1150万件を含む資料をホームページで公表。各国の司法当局は脱税やマネーロンダリング(資金洗浄)の有無について捜査に乗り出し、課税逃れに対抗する国際的な機運も高まりつつある。筆者は世界各地のタックスヘイブンを多数訪れ熟知するが、必要悪な面もあり難しい問題だ。詳しくは「 パナマ文書で騒然のタックス・ヘイブンとパナマの旅

 

初の女性都知事に小池氏    

 7月31日に東京都の舛添要一前知事の辞職に伴う都知事選挙が行われ、政党の援を受けない小池百合子・元防衛大臣が当選した。自民党など政党推薦の候補者らを大差で退け、女性初の都知事となった小池氏は「都民ファースト」を掲げた。就任直後から各種改革に着手し、11月に予定していた築地市場から豊洲市場への移転を延期すると発表した。その後、豊洲市場の建物下で土壌汚染対策の盛り土をしていなかった事実を明らかにし、関係した幹部職員を処分した。懸案の移転の可否は、早ければ来夏に判断する方針を示した。

 同知事は2020年東京五輪の開催経費削減にも取り組み、国際オリンピック委員会、国、大会組織委員会との4者会談の結果、見直し対象とした3会場の費用を縮減する方針が決まった。因みに、筆者は商社マン時代の1974年〜1977年に中東のクウェートに駐在したことがあり、近くのエジプトのカイロ大学を卒業した小池知事にイスラム書を献本したところ、丁重な返状が寄せられた縁がある。詳しくは「初の女性東京都知事誕生とカイロの想い出」。

 

リオ五輪で最多のメダル

 8月5日に南米で初めて開かれた第31回夏季オリンピックのリオデジャネイロ大会は開幕し、21日までの17日間にわたって熱戦が繰り広げられた。日本は史上最多のメダル41個(金12・銀8・銅21)を獲得し、金メダル数で世界6位、メダル総数で同7位となった。レスリング女子58キロ級の伊調馨選手は女子個人種目で初の4連覇、体操男子個人総合の内村航平選手は連覇を果たした。また、バドミントン女子ダブルスでは、高橋礼華と 松友美佐紀の両選手が日本勢初の金メダルをもたらした。

 一方、前回ロンドン大会で金メダルがゼロであった柔道男子は、金2個を含めて全7階級でメダルを獲得して健闘した。陸上男子400メートルリレーでも、歴史的な快挙となる銀メダルを獲得するなど、日本選手団は2020年の東京大会へ弾みがつく好成績を残した。4年後の東京五輪が待ち遠しいが、それまで節制して長生きせねばなるまい。詳しくは「リオ五輪とリオデジャネイロの」。

 

(番外編)

凶悪ウィルスに感染したパソコン

 9月15日に筆者のパソコンが、悪質極まりない最強のウィルスと言われる、ランサムウェアに感染した。なんと文字や画像などすべてのデータがすべて暗号化されて化けてしまい、全く使えなくなってしまったのだ。約20年間にわたり営々と蓄積した貴重なデータがダメになり、呆然自失になって食欲も減退して箸が進まない。落ち込んでばかりでは解決にならないと思い修復業者を探したところ、大阪にいることを突き止め復号化作業をお願い中だ。

 それにしても、悪質なウィルスをばら撒き、感染させて相手に損害を与えるのは、まことに忌々しき犯罪である。電子計算機損壊等業務妨害罪、および威力業務妨害に該当する刑法犯罪であるとか。サイバー攻撃とも呼ばれるサイバーテロは新聞やテレビなどで知らされていたが、まさか自分がその被害者になるとは想像だにしなかった次第だ。この卑劣な犯罪の対処策は種々あろうが、どれもこれも決め手に欠くのが実情。絶えずバックアップを取り、万全のウィルス対策を講ずるしかない様である。詳しくは「凶悪ウィルス、ランサムウェアに感染した我がパソコン」。

 

 愛読者の皆さん!本年も飽きずに幣ブログをご覧いただき、誠に有難うございました。来年も宜しくお願いします。では、良き新年をお迎え下さい!

 

                ◇◇◇ ご案内 ◇◇◇

 

 今年もワールド・トラベラーは執筆活動に励み、下記の著書を出版した。ご興味あれば、ご購読いただきたい。

 

   『 世界を動かす少数民族 』    『トラベル・イズ・トラブル 2』  

     少数民族から世界の課題が分かる     安全な旅は退屈だ!!

 

         幻冬舎 定価1,350円+税    ルネッサンス・アイ 定価1,300円+税 

 

 幣著書のお買い求めは、アマゾンなどインターネットショッピンや、最寄りの書店で可能です。なお、書店やネットショッピングで入手不可能の場合は、筆者が無料公開で運営するプライベートミュージアム世界の人形館でお求め下さい。
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世界の人形館 TEL 04−7184−4745
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ワールド・トラベラーが選んだ10大ニュース2015
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 傘寿に手が届きそうになると、時がリニアのようにあっという間に流れる。パリなど世界各国で頻発した過激派テロなど、激動の2015年もあと数日を残すのみとなった。グローバル化が進展する一方、様々な面で格差が広がり、この世界を混沌に陥れている。本年も国内外で様々な出来事があったが、私ことワールド・トラベラーが受け止めた10大ニュースを独断と偏見をまじえて紹介したい。

 イスラム国(IS)
 
今年もイスラム国で始まり、イスラム国で終わろうとする1年であった。年初に日本人が2人殺害され、その後ISによるテロはパリを初め、チュニジア、エジプト、クウェートなどで同時多発的に起こった。彼らのイラクやシリアでの勢いは一時ほどではないらしいが、決して軽視できないであろう。国際テロへ戦術転換のフシもあるのに対する世界各国のIS対策は、総論は賛成だが、各論になると国際協調の足並みが乱れる。それよりも、彼らが跋扈する中東特有の乾いた大地と、イスラムの本質と変質などにつき、世界の関係者はもっと熟知して欲しい。詳しくは、筆者が9月に出版した『ワールド・トラベラーだけが知る 素顔のイスラム(新潮社)』をご精読いただきたい。


 難民問題
 アラブの春以降、リビアから地中海を渡りイタリアに不法上陸する者が急増した。この地中海ルートはイタリアからさらに北上し、フランスやイギリスなどに向かう。2015年に入るとシリア難民などがトルコやギリシャなどを経由し、ドイツを目指すバルカン半島ルートに大勢の難民が殺到した。その最中にトルコ西海岸の浜辺に打ち上げられた3歳のシリア人男児の遺体写真が、世界中に衝撃を与えた。欧州各国首脳らに難民問題への対応を求める圧力が高まるが、受け入れ側は今年100万人を超える難民などが押し寄せた問題への対策を巡り足並みがそろわない。詳しくは http://abiko8524.jugem.jp/?eid=164

 安全保障関連法案成立
 与野党が激しく対立するなか、95日間の異例の延長をして戦後最長の国会になった末に、安全保障関連法案が参院本会議で自民、公明両党などの賛成多数で可決され成立した。一方、民主党など野党5党は安倍内閣不信任決議案の提出などで採決に抵抗したが、自民、公明両党は否決して押し切った。自衛隊の海外での武力行使に道を開く法案の内容が憲法違反と指摘されるなか、全国で法案反対のデモが行われた。ワールド・トラベラーもこの法案に賛成しかねる旨を、著書でも述べている。詳しくは http://abiko8524.jugem.jp/?eid=123

米国とキューバの首脳会談
 パナマで米国のオバマ大統領とキューバのラウル・カストロ議長が会談し、国交正常化交渉に向け意見交換した。両国の首脳会談は1961年の国交断絶以来のもので、最後の会談になった1956年から実に59年ぶりの歴史的なもの。この会談実現により、任期が残り少なくなったオバマ大統領にしてみれば、何かレガシーを後世に残したい思いがあるのであろう。「カリブ海の真珠」と呼ばれるキューバは、観光資源が豊かな国で今後は期待される。詳しくは
http://abiko8524.jugem.jp/?eid=149

ミャンマーの総選挙
 11月に総選挙が行われ、アウンサンスーチー氏が率いるNLD(国民民主連盟)が、過半数を超える議席を獲得して圧勝。政権交代が確定し、来年1月下旬〜2月上旬ごろに議会招集され、3月ごろには大統領選出が行われる見込みだ。問題は家族が外国人籍のため大統領に就任できないスーチー氏が、どのようにして実権を握り、国の舵取りをするかであろう。ご本人は大統領の上位に立つと言うが、果たしてどうであろうか?ビジネスでは、アジア最後のフロンティア・マーケットとして、各国の売り込みは激しさを増そう。詳しく は http://abiko8524.jugem.jp/?eid=86

TPP大筋合意
 日本、アメリカ、オーストラリア、ベトナムなど太平洋を取り囲む12ヵ国が参加した環太平洋経済連携協定(TPP)が、9月5日に大筋合意した。一部の国が強硬であったため、交渉は難航を重ねた末の合意であった。TPPは各国がお互いに門戸を開き、貿易や投資などを盛んにして経済を活性化するもので、TPPの発効で世界の4割を占める巨大市場が誕生する。ちなみに、TPPの協定文書は全30章で構成され、関税の撤廃・引き下げを決める物品の市場アクセスだけでなく、金融サービス、投資、知的財産、環境、労働など分野は幅広い。中国が台頭する中で、21世紀型の経済ルールを主導していく狙いがある。詳しくhttp://abiko8524.jugem.jp/?eid=120 

ネパール大地震
 5月にネパール中部でM7.8の地震が発生し、死者は8000人、負傷者は1万4000人を超えた。エベレストでも大規模な雪崩が起こり、多数の死者が出た。
人的被害の甚大さはもちろん、世界遺産の歴史的な建造物なども多数崩壊した。筆者も訪れたことがあるカトマンズや古都バクタプルのダルバール広場に建つ由緒ある建物も、テレビで見たところ原型を留めないほど崩れ落ちた。カトマンズの名所、9層構造の白い塔「ダラハラ塔」も、無残にも倒壊。地震そのものの強さは言うまでも無いが、ほとんど鉄筋を使わず
にレンガを積み重ねただけの脆弱な建築構造にも問題があったようだ。詳しくは 
http://abiko8524.jugem.jp/?eid=154

中国の南シナ海の人工島造成
 南シナ海の南沙諸島付近の岩礁が、中国によって着々と人工島に造成された。
その岩礁埋め立ては完全に中国主権の範囲内で、合法と中国は領有権を主張する。一方、11月にマレーシアで開催のASEAN(東南アジア諸国連合)の首脳会議で主要議題になったが、米国による人工島周辺での駆逐艦航行については各国の評価はマチマチだ。それはASEAN諸国にとって中国は最大の貿易相手国であるだけに、中国を刺激することは得策ではないとして腰砕けになった格好だ。議長国マレーシアのナジブ首相も開幕演説で「国際法で解決することが重要」として全当事者に自制を求めたが、オバマ大統領は南シナ海問題について「ASEAN全加盟国の問題だ」と強調した。詳しくは http://abiko8524.jugem.jp/?month=201405

COP21パリ協定採択 
  
国連気候変動枠組み条約の第21回締約国会議(COP21)が、11月30日に同時テロの標的となったパリで始まった。会議には約200ヵ国・地域が参加し、初日には安倍晋三首相を含め150ヵ国の首脳が出席した。温暖化による地球の異変を回避するため、すべての国が参加する新しい国際枠組みづくりを目指す会議であった。先進国と途上国の対立が浮き彫りにされ、
会期を1日延ばした土壇場で「パリ協定」を採択した。途上国を含めすべての国が温室効果ガス削減に取り組む初の枠組みとなり、19年前の京都議定書以来の画期的な転換点である。但し、魑魅魍魎とした世界を熟知するワールド・トラベラーからみれば、協定の実効性に疑念を持たざるを得ない。NPT(核不拡散条約)のように骨抜きにされ、形骸化されるのではと懸念するが・・。詳しくは http://abiko8524.jugem.jp/?eid=172

インバウンドと爆買い
 インバウンドの原義は「内向きの、入って来る」だが、転じて近年は「
訪日外国人」を指す。その数だが、本年は2000万人に迫る勢いだ。特に中国人が急増しており、訪日目的は観光のほかに爆買いがある。彼らが大量に買い込む品物は、温水洗浄便座、炊飯器、紙おむつなど。いずれも値段は自国品に比べて高いのだが、日本製品は品質が良く安心できる由で人気があるようだ。また、観光庁データによれば、訪日外国人観光客が買物する金額は平均6万円だが、中国人は倍以上の13万円とか。エネルギーすら感じる彼らの爆買い行動から、日本再発見のヒントを読み取れるかも。詳しくは http://abiko8524.jugem.jp/?eid=171

(補欠)
 航空機事故多発
 今年も世界各地であった。3月にルフトハンザ航空系の格安航空会社の旅客機がフランス南東部にのアルプス山脈に墜落し、日本人2人を含む乗客乗員150人の全員は死亡。衝撃的であったのは墜落原因で、精神疾患がある副操縦士が意図的に墜落させたと言うから驚きである。また、トランスアジア航空のプロぺラ旅客機が台湾の台北市の川に墜落し、乗客などの半分近くが死亡した。死亡者数は26人と多くなかったが、橋に接触して川に墜落するシーンをテレビで観ることができたショッキングな事故であった。詳しくは http://abiko8524.jugem.jp/?eid=151

ドローン規制
 テレビを観ていてよく聞く言葉に、今年はドローンがある。その小型無人飛行機の基本的な飛行ルールを決めた改正航空法が、12月より施行された。高さが150m以上の空域や人口集中地区の上空は飛行禁止とのこと。確かに、扱いはそれほ難しくないそうで、値段も手頃で様々な使い道があるようだ。特に報道や物流の面で効果が期待できると言われ、宅配は3年以内に実現可能とか。その半面、事故も多いようである。様々な規制が課せられるが、一方ではルールの明確化によってむしろビジネスの拡大が見込まれるとの見方もある。


番外編
 私事でまことに恐縮だが、
売れない本を出版
今年も懲りずに売れない本を上梓した。『私はワールド・トラベラー』以外の3冊である。ただし、今のところ漫画チックな『トラベル・イズ・トラブル』がちょっと売れそうで、ひょっとすれば数万部は期待できそう。内容的には『・・・たった1人で紛争地を旅した!』と『・・・素顔のイスラム』が、読み応えがあると言われる。是非ご購読願いたい。

妻の長期入院
 今春より妻が認知症で長期入院中。避けて通れない問題だが、孤独な老老介護と単身生活の厳しい現実を痛感。年が明ければ79歳になる老体に鞭打つほかナシ。そのうちに、いい事もあるだろう。詳しくは 
http://abiko8524.jugem.jp/?eid=163
 

                           ◇◇◇ お知らせ ◇◇◇

(ワールド・トラベラーの主な著書紹介)


   私はワールド・トラベラー               『 272の国と地域を制覇した77歳の
  世界257ヵ国・地域を旅した男 』   
      ワールド・トラベラーは
                 文芸社           
たった1人で紛争地を旅した』 幻冬舎
     
定価本体1,500円+税           定価本体1,400円+税
   

   『 トラベル・イズ・トラベル         『 ワールド・トラベラーだけが知る 
    安全な旅は退屈だ!!』                    
素顔のイスラム 
         ルネッサンス・アイ                   新潮社
       
定価本体1,300円+税           定価本体1,500円+税

   

 お買い求め又はご注文は、アマゾンなどインターネットショッピンや、最寄りの書店で可能です。なお、書店やネットショッピングで入手不可能の場合は、在庫が十分な世界の人形館でお求めできます。
お問い合わせ:
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TEL 04−7184−4745

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272ヵ国・地域制覇ワールド・トラベラーが選ぶ世界重大ニュース2014 
10
 前回のブログ更新で本年を閉め切りたいと思っていたが、何か物足りなく今回をもって本当の締めとしたい。2014年の世界は、シリアやウクライナの内戦、西アフリカの疫病大流行、各国で暗躍したイスラム武装過激派組織の蛮行など不穏な1年であった。我が国内でも、ノーベル賞物理学賞の日本人受賞とSTAP細胞論文不正の明暗、相次いだ自然災害、お互いに多忙な年の瀬に強行した大義が無さそうであった衆議院解散・選挙など、何かと話題の多い年であった。
 傘寿近くになると、時の流れがリニアのようにあっという間に流れる。本年も国内外で様々な出来事があったが、あと数日を残すのみとなった。私こと
ワールド・トラベラーが受け止めた世界の重大ニュースを5つほど独断と偏見を交えて紹介したい。世界に関心がありグローバルマインドを持つ愛読者諸兄のご参考になれば幸甚。

第1位:エボラ出血熱の大流行
 昨年末に西アフリカのギニアで始まったエボラ出血熱は、周辺のリベリア、シエラレオネ、ナイジェリア、マリなどに拡大。感染者は2万人近く、死者も7000人に迫ろうとしており、アメリカの死亡者も含まれる。筆者は2005年に現地を訪問済みで熟知する。特効薬が無く致死率が最高90%のエボラウィルスの恐ろしさが世界に知られるようになったが、同時に今も貧しいアフリカの貧困が浮き彫りにされた。
 いずれにせよ、この恐ろしい病を撲滅するためには、世界が一つになった地球規模的な対策が望まれよう。詳細は幣ブログ「
エボラ出血熱で想い出したリベリア・シエラレオネ・ギニアへの旅」参照。

第2位:ウクライナとクリミア問題
 ウクライナのヤヌコヴィッチ政権が2月に崩壊し、前大統領がロシアへ亡命後に思いがけない展開になった。ロシア系住民が6割も占めるウクライナ南部のクリミア半島をロシアが併合し、ウクライナの東部でも実効支配する親ロシア派と政府軍の争いは内戦状態になった。その後停戦合意されたが、散発的な衝突は続く。一方、ウクライナを支援する欧米と、ロシアのプーチン大統領の間で制裁合戦も続いた。
 最近は原油安の影響で通貨ルーブルが急落し、さすがの柔道家のプーチンも1本取られた感じだ。詳細は幣ブログ「
政権崩壊したウクライナへの懐かしき旅と「クリミア攻防−麗しきクリミア半島への旅に想う参照。

第3位:シリア内戦とイスラム国の脅威
 2010年末にチュニジアで始まったアラブの春はシリアにも飛び火し、アサド大統領の政府側と反体制派の内戦が今も続く。これまで死者は20万人を超え、周辺諸国へ逃れた難民は300万人以上。当初は一国の騒乱から、今や大国なども巻き込んだ内戦となり国際問題化している。
 特に最近憂慮すべきは反体制派の中心になっているイスラム国の跋扈だ。シリア北部のラッカを拠点に、隣国のイラクまで支配が及ぶと聞く。この新しいタイプのイスラム武装過激派組織(国家形態に近い)は従来のアルカイダとは異質のもので、80ヵ国から戦闘員としてリクルートした15000人の若者も参加する。
幣ブログ「イスラム世界に住み、働き、旅して41年」参照。

第4位:謎多き飛行機事故相次ぐ
 今年の3月にクアラルンプールを飛び発ったマレーシア航空機の行方不明があり、懸命の捜索にも拘わらず未だに発見されていない。その後もウクライナ東部、台湾、西アフリカのマリと、生存者が1人もいない航空機墜落が1週間で3件も発生した。そして、今回の記事をアップ中に、インドネシアのスラバヤ発シンガポール行きの格安航空エア・アジアの便が消息を絶ったとのニュースが飛び込んできた。
 特にマレーシア航空はウクライナ東部上空でも追撃され、2度の大事故連続で経営問題が起こり国有化された。2001年に保有機数が2機のみだったエア・アジアも、今や190機を有する一流エアラインに成長したが、事故で急ブレーキがかかるかも知れない。幣ブログ「ヒッチハイクを楽しんだインド洋と南太平洋の島めぐり」参照。  

第5位:ソチ五輪
 2月7日〜23日に黒海沿岸の保養地ソチで、
史上最多の87の国と地域が参加した第22回オリンピック冬季競技大会が開催された。この大会の前年、2013年6月にワールド・トラベラーは現地を訪れ視察したが、会場の工事は大幅に遅れていた。果たして8ヵ月後の本番に間に合うのであろうか心配したが、テレビで予定通り開会式や競技などが行われるのを見届けホッとした。
 大会はフィギュアスケート男子で、羽生弓弦選手が優勝の
活躍をした。閉会式が終わるや否や、クリミアを含むウクライナ問題が表面化し世界の耳目を集めた。詳細は幣ブログ「冬季五輪開催地ソチへの旅−世界最北(?)の亜熱帯に驚く」参照。

番外編:ワールド・トラベラー272ヵ国・地域を制覇
 3月20日〜4月18日の1ヵ月間、インド洋及び南太平洋に浮かぶ島々、アンダマン諸島(インド領)、ココス島クリスマス島(オーストラリア領)、ニウエ(ニュージーランドの自治領)、ウォリス島(フランス領)の5地域を旅した。出発前にマレーシア航空機の行方不明事故があり、墜落現場と見られる海域がインド洋であり、また問題のマレーシア航空便を利用するため留守家族や友人などは不安視した。
 だが、久し振りにヒッチハイクを楽しみ、島民の細やかな人情の機微に触れる極めて平穏な旅であった。
これで自身が持つ世界最多訪問国・地域の自称ギネス世界記録(!?)を
272に更新、くだらない、或は他人様が妬むであろう自慢話が増えた。詳細は幣ブログ「人情豊かなヒッチハイクを楽しんだインド洋と南太平洋の島巡り参照。

では、愛読者の皆さん!来る2015年が幸せ多き羊年になりますように!
 May the coming year 2015 bring you happiness and success !

                  ◇◇◇ ご案内 ◇◇◇

                    
乞う! ご期待!


        

 ギネス記録更新!? 世界199ヵ国と73地域を制覇したワールド・トラベラー
ペンネーム:高 やすはるが、テレビや新聞が報道しない、知られざる危険だらけの
紛争地を生々しく現地ルポする本格的なノンフィクション書籍! 
喜寿を過ぎた世界の旅人が著した本物志向のリアルな本が、近々幻冬舎より発売。

     272の国と地域を制覇した77歳のワールド・トラベラーは
             たった1人で紛争地を旅した

という超長い書名も話題となっています。
定価本体1,400円+税 最寄りの書店でお買い求め又は注文可能 
アマゾンなど
インターネットショッピングもできます。なお、書店やネットショッピングで入手不可能の場合は、在庫十分な
世界の人形館でお買い求めできます。ご連絡下さい。



                           ☆☆☆ ニューイヤーコンサート ☆☆☆

 ワールド・トラベラーのプライベート・ミュージアム、「世界の人形館」の見学者は実に多彩です。国際的なヴァイオリン奏者、アンナ・スタルノフスカヤさんもその一人。日露混血の才能豊かな彼女がプロデュースする、親子で楽しめるクラシック・コンサートが、千葉県我孫子市で次の通り行われます。世界の人形館はこの素晴らしいコンサートに賛同し後援しています。
 今回はアンナさんのデビュー30周年記念演奏会です。また、特別ゲスト奏者(フルート)として、著名な経営者でもある(株)龍角散の代表取締役社長の藤井隆太氏が出演します。酷寒の折柄ですが、是非ご来場下さい。お待ちします。


     
 アンナ・スタルノフスカヤさん       ポスター           藤井隆太氏

日時: 2015年1月18日(土) 15:00 開演 (14:30開場 〜17:30終演) 
場所:我孫子市けやきプラザふれあいホール
アクセス:常磐線・千代田線 我孫子駅南口徒歩1分
入場料:一般 1300円 子供(4歳以上)・学生 700円   
演奏者:アンナさんはじめ約10人の奏者の大半が女性という異色の
顔ぶれ。
お問い合わせ:TEL: 0297−68−9517 ジョイ・ファミリーコンサーツ 
又は
              
04−7184−4745 世界の人形館
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265ヵ国・地域を旅したワールド・トラベラー選ぶ       10大ニュース2013 
11
 去る11月8日に筆者が好きな女性歌手が他界した。享年75歳と一歳下の故島倉千代子さんで、「人生いろいろ」など印象に残る唄がいくつかある。

 私事になるが、2013年は世界の旅人にも「いろいろ」あった1年となった。前半は著書「私はワールド・トラベラー」を執筆・出版、その後すぐにロシアほか黒海周辺の国や地域、イラクなどを旅した。帰国後の後半は3度も特別講演を熟した。最後は12月5日に左眼の白内障手術を受け締め括った。

 

 さて、国内外ともに様々な出来事があった2013年も、あと5日を残すのみとなった。私こと、ワールド・トラベラーにとってのささやかな10大ニュースは次の通りである。もし独断と偏見があればご容赦願いたい。
 

第1位 著書出版「私はワールド・トラベラー」

 7月恥ずかしながら76歳の後期高齢者になって文芸社より初出版した。著書のタイトルは「私はワールド・トラベラー 世界257ヵ国・地域を旅した男」で、ペンネームは高 やすはる。本書は単なる旅のガイドブックではない。日本の将来を憂い、特に三流とも揶揄される日本外交に対し、ズバリ直球でもの申す本物志向の提言書でもあると自負している。

 主なテーマは世界中の絶景と世界遺産、危険な紛争地域、少数民族との出会いや グルメを紹介しつ つ、(出版社曰く)元・商社マンならではの鋭い洞察力と豊かな知見でチェルノブ イリ原発事故の 国々、恐怖の拘束を受けたリビア、タックス・ヘイブンの裏表、ドバイ 今昔物語、尖閣 諸島と世界の実効支配例、北朝鮮問題の根源、アルジェリア人質拘束事件などを読み解き日本の将来と外交を憂うなど異色の世界旅行記との評価を受ける。しかし、グレシャムの法則に倣い、「悪書は良書を駆逐する」の厳しい洗礼を受け、良書とか力作と絶賛される割には売れない。

 定価は本体1、500円+税。書店、アマゾンや楽天ブックスなどインターネット・ショッピングで購入可能。もし入手不可能の場合、常に在庫が十分あ る著者のプライベートミュージアム「世界の人形館」 でお買い求め下さい。
 

第2位ギネス更新(!?) 265ヵ国・地域を制覇

 6月12日〜7月11日の1ヵ月間旅をした。旅先は、モルドバ、ソチなど黒海沿岸のロシアの街々、全般的に危険と言われるコーカサス地方、イラクのクルド自治区、アブダビなどである。2014年の冬季オリンピック開催地のソチは、五輪関係の突貫工事が目立った。この旅を終え、沿ドニエストル、アブハジア、チェチェン、北オセアチア、ダゲスタン、ナガルノ・カラバフ、アジャリア、イラク・クルディスタン(クルド自治区)の8ヵ国・地域を新たに加えた。これで訪問国・地域の合計は驚くなかれ265にもなる。

  また、この旅では大幅なフライト遅延で乗継失敗や警察に長時間拘束されるなど様々なトラブルがあり、「Travel is Trouble 」を改めて痛感した。周囲から冷やかされたり、時には一笑に付されたりもする昨今だが、まんざら悪い気はしない。愈々ギネス記録更新(!?)も視野に入ってきたようだが、申請登録する気持ちは依然無い。
 

  

「私はワールド・トラベラー」の表紙カバー   イラク:エルビルの公園でクルド人

                          一家と仲良くする筆者(最後列右端)
 

第3位2020年オリンピック・パラリンピック東京開催の明暗

 9月8日ブエノスアイレスのIOC総会で56年ぶりの東京開催が決まった瞬間、世界の旅人が結婚直前の27歳の時、テレビ観戦した1964年の東京五輪の記憶が49年前にタイムトリップしたように蘇ってきた。3.11の東日本大震災以来、特に特筆すべき慶事が無かっただけに、久しぶりの国を挙げての朗報である。これでデフレ脱却と経済再生を目指すアベノミクスも、オリンピックを「第4の矢」として期待する向きもある。7年後の2020年には83歳になるが、果たしてこの世に生存しているであろうか?

 一方、オリンピック招致の功労者の一人とされていた猪瀬直樹東京都知事が、病院グループ徳州会から無担保で5000万円を借りた疑惑で辞任した。東京五輪開催が決まってから僅か2ヵ月余りの急展開だ。徳州会は売却される東電病院の取得意向を猪瀬氏に示した後で金を貸しており、背任などに該当する可能性もある。 同氏は辞任会見で、「政策を一生懸命やればいいと思っていたが、政治家としてアマチュアであった。」と語ったのが印象的であった。

第4位 史上最強台風30号フィリピンを襲う

 今年は台風の当たり年で31号まで発生し、我が日本へも3度襲来して大きな被害を与えた。特に10月11日伊豆大島を襲い39人の死者、行方不明者4人を出した台風26号は、いまだに記憶に新しい。

 この台風よりも桁違いに巨大な台風がフィリピンを直撃した。11月9日フィリピンのレイテ島に上陸した台風30号(ハイヤン)は、895ヘクトパスカル(hPa)という今年最大の勢力を記録。フィリピン中部のレイテ島を中心に甚大な被害を与え、死者数は増え続けて5796人、行方不明者は1779人に達した(12月7日現在)。また、被災者総数は約1220万人で、台風や高潮で121万戸以上の家屋が全半壊し、396万人以上が避難生活を余儀なくされているとか。道路や橋の損傷も多く、完全な復興には3〜5年かかるのではないかと指摘され、国連担当者によれば10年かかるとか。

 因みに、世界を股にかけて旅してきたワールド・トラベラーにとっても、フィリピンは懐かしき想い出が多い国であり、初めて訪れた南の国であった。それは1972年3月のことで、気に入ったのであろうか翌73年4月にも再訪した。1999年10月には妻と共にアイランド・ホッピング周遊を楽しんだ。約26年振りの再訪は、マニラ首都圏の著しい発展と大変貌に驚くセンチメンタル・ジャーニーになった。直近の旅は2006年1月~2月だ。主島・ルソン島の北部、同国の最西端のパラワン島や最南端のミンダナオ島の島巡りをし、インドネシアに次ぐ大島嶼国家フィリピンの多様性を知った。 


第5位 盛況のワールド・トラベラー講演

 今年の後半は講演とその準備で多忙を極めた。講演のテーマは、8月10日が「ワールド・トラベラーが語る、世界の仮面など耳寄りなお話」9月29日 は「グローバル時代を生きる」11月9日は「世界の紛争地帯を訪れ、世界平和を語る」。どの講演もお蔭様で聴講者が多く、特に11月9日の講演が大好評であったが、シリア内戦などで興味を持っている人たちが多かったようだ。商社マンからスタートして半世紀近く世界の表裏を見聞して来たが、エリートではないため主に世界の裏街道を歩いて来た。その多くは死と背中合わせの危険な旅を強いられた紛争地帯で、世界の総人口70億人余の3人に1人は紛争地帯に住むと言われる。

 紛争の原因は種々あるが、或る国の実効支配下にある紛争地帯が多く、我が国周辺の尖閣諸島、竹島、北方領土もこの実効支配が絡む。また、内戦の多くは第三者的立場の大国が干渉するエゴを垣間見ることができ、厳しく不条理な現実が存在する。さらに、オバマ米国大統領などのように言葉では世界平和や核なき世界を訴えるが、1970年に発効した核不拡散条約(NPT)が形骸化し魑魅魍魎としているのが現代の世界の実情だ。興味本位的な戦場カメラマンではないが、現地で撮った生々しい自然体の写真を紹介しながら、真の世界平和とは何か?など核心的な諸問題を鋭く言及したつもりである。
 

  

 フィリピン:アイランド・ホッピングを    プロジェクターを駆使ダイナミックな講演

 楽しむ筆者、パラワン島エルニドで      をするワールド・トラベラー
 

第6位TPP交渉に参加

 アベノミクスによる経済再生へのテコ入れはあっても、少子高齢化が進み、我が国の人口減少に歯止めをかけることが出来ない厳しい現実には変わりない。従い、国や自治体、企業も個人もすべてが世界に目を向けざるを得ない時代にある。やっと日本が7月に正式に交渉参加したTPP(Trans-Pacific Strategic Economic Partnership Agreement 環太平洋戦略的経済連携協定、略称はTrans-Pacific Partnership 環太平洋連携協定)は、我が国のことだけを考えていては国際社会で共存出来ないことを意味する。

 この協定は2005年6月にシンガポール、ブルネイ、チリ、ニュージーランドの4ヵ国でスタート。その後アメリカ、オーストラリア、マレーシア、ベトナム、ペルー、カナダ、メキシコが参加し、日本を含めると12ヵ国になる。大方の期待に反し、本年内妥結に向けた12ヵ国の交渉は難航。12月にシンガポールで開かれた閣僚会合でも、すべての関税撤廃を求める米国と、コメなど重要5項目を例外措置とする日本との対立が続いた。このため合意は得られず、妥結は年を越すことになった。また関税以外でも、著作権保護や新薬特許関係の「知的財産」、国有企業の扱いに関する「競争」の分野でも、米国と新興国が対立し合意に至らなかった。

 オバマ米国大統領も力を入れているこの種協定の交渉も、所詮一種のビジネス交渉という捉え方が求められる。その場合当然のことながら「ギブ・アンド・テイク」の実利的でタフな交渉力が試されるであろう。コメなど農産物5項目を護る「聖域」に固執する限り、交渉の進展はおぼつかないであろう。

第7位マー君とバレンティン選手の新記録 

 マー君こと楽天の田中将大投手は、日本シリーズで巨人に敗れるまで公式戦で30連勝のプロ野球新記録を達成。また、楽天の日本一に貢献して沢村賞など多数受賞し、東北の大震災被災者を大いに勇気づけた。まことに天晴れな若者だ。今後の同投手は米大リーグに挑戦するが、明らかに不利な新ポスティングシステムを受け入れた楽天オーナーの三木谷浩史氏の大英断を評価したい。同オーナーはワールド・トラベラーの長男と同年だが、実に度胸満点の大した人物である。三木谷オーナーの深遠なる想いと期待に応えるような大活躍を祈念したい。

 一方・ヤクルトのウラディミール・バレンティン選手が今シーズン60本のホームランを放つプロ野球新記録を樹立。ジャイアンツ時代の王貞治氏が1964年に55本塁打を放ってから49年ぶりに記録を塗りかえた。様々なプレッシャーにも屈しなかったバレンティン選手の精神力を褒めたい。因みに、同選手はカリブ海に浮かぶキュラソーという島生まれの29歳で、世界の旅人も2002年4月に同島を訪れたことがある。オランダ領アンティル諸島に属する島は、今も17世紀のオランダの名残りを留める。特に首都ウィレムスタットのブンダ地区は、まるでおとぎ話の世界に迷い込んだような錯覚に陥るほど美しく終生忘れ難い。因みに、貧しい国が多い中南米・カリブ海地域では野球選手になり、出来れば米大リーグで活躍するのが成功者への近道らしい。

   
  楽天の田中将大投手が連勝の新記録      キュラソー:ウィレムスタットの
  大リーグ挑戦で見られなくなる雄姿       ブンダ地区のクイーン・エマ橋

              (インターネットより転用・加工済み)

 

第8位アルジェリア人質拘束事件

 1月16日アルジェリア南東部のリビア国境に近いイナメナスの天然ガスプラントを、武装イスラム勢力(GIA)の分派武装勢力「覆面旅団」が襲撃。日本人10人を含む37人が殺害され、世界中を震撼させた。150万人の犠牲者を出し1962年フランスから独立したアルジェリアでは、1990年6月の総選挙で躍進したイスラム原理主義政党(FIS)を国は非合法化した。そのため治安情勢が悪化し内戦状態に陥り、1999年の大統領選挙で現大統領のブーテフリカ氏が当選したが、選挙での争点は「テロの終結と国民和解」あった。しかし、イスラム原理主義組織GIAは投降せず、過激派と政府軍の衝突が続き10万〜20万人とも言われる犠牲者を出した悲しい歴史がある。
 筆者が同国を訪れたのは2003年1月。1950年代中頃に流行った歌「カスバの女」の物悲しい感じのメロディーに惹かれ、首都アルジェにある旧市街のカスバを散策しようとしたが、危険だとして地元民に制止された。また、各地を回ったが、どこも厳しい検問があり危険な国だと再認識した。従い、イナメナスの人質拘束事件は「起こるべくして起きた事件」と言えよう。
 厳しい国柄ではあるが、観光面ではイナメナスからほど遠からぬところにあるタッシリ・ナジェールの古代岩絵など、観るべきものが多い。
 

第9位 シリア内戦と大国の干渉

 最近世界的に耳目を集めているのがシリアだが、元々は火種の多い中東では政情が比較的安定していた。むしろ1975年〜1990年に内戦が続いた隣国レバノンの方が深刻であった。アラブの春の影響はシリアも例外ではなかったものの、エジプトやリビアなどの長期政権崩壊に比べ、アサド政権はしぶとく居座る。化学兵器まで使い激しく武力弾圧する政府側に対し、反体制派も元軍兵士らが「自由シリア軍」などを組織し、泥沼の内戦に陥っている。これまでの死者は11万人を超え、レバノン・ヨルダン・トルコ・エジプト・イラクなど周辺諸国へ脱出した難民は220万人以上と聞く。国内でも650万人が避難しており、シリアの総人口約2000万人の半数近くが居住していた土地を追われている。

 最初は一国の内戦から、今では外国も巻き込み国際問題化している。アメリカやフランスなど欧米側は反体制派を支持し、ロシアや中国は以前よりアサド政権を擁護し、国際社会も対立する。特にロシアが反対する真意は、反体制の過激派の動きがロシア国内のイスラム過激派組織(チェチェンなど)を触発することの懸念である。また、反体制派も一枚岩ではなく、自由シリア軍、クルド人組織、イスラム過激派の寄せ集めも問題の根源だ。

 商社マン(三井物産)として働いたクウェート駐在時代、1976年12月に家族(妻・長男・次男)を連れて訪れ、24年後の2000年6月に再訪した。古都ダマスカスのウマイヤモスクのモザイク画などの世界遺産が損傷を受けたと知り、残念至極である。

   

  アルジェリア:タッシリ・ナジェール  シリア:ダマスカスのウマイヤモスク
   古代岩絵の前に立つ世界の旅人
 

第10位新語・流行語大賞 4つも受賞 

 2013年の「新語・流行語大賞」が発表されたが、今回は「今でしょ!」「お・も・て・な・し」「じぇじぇじぇ」「倍返し」の4つが年間大賞に入る異例の結果となった。年間大賞に輝いた4語はいずれも本命視されていた言葉で、さらにベスト10には「アベノミクス」「ご当地キャラ」「特定秘密保護法」「PM2.5」「ブラック企業」「ヘイトスピーチ」が入り、まさに豊作の年であった。

 実は筆者は昔から朝のテレビドラマは観ないので、「じぇじぇじぇ」なる新語は最近までまったく知らなかった。一方、「お・も・て・な・し」は半世紀以上も前に商社マンになった時から聞き慣れた言葉であったので、さほど珍しくもなかった。商社では接待が商談のポイントになり、特に海外の取引先が来日した際に最も気遣ったのがEntertainment、即ち「おもてなし」であった。ワールド・トラベラーにとっては懐かしく感じる言葉である。
 

番付外:恩恵の実感があまりないアベノミクス、強引に成立を急いだ特定秘密保護法、衝撃的な北朝鮮・金正恩第一書記のナンバーツー張成沢氏処刑、長期化した中国・韓国との関係冷え込み、国内で13件目の世界文化遺産に決定した富士山、自民・公明両党が過半数獲得「ねじれ国会」を解消した参院選、「鉄の女」サッチャー元英首相やアパルトヘイト(人種隔離政策)を撤廃したマンデラ元南ア大統領の死去、ホテル等で発覚が相次いだ食材偽装南半球から初めて選ばれたローマ法王フランシスコ1世

 

 では、愛読者の皆さん!来る2014年が良き午年になりますように!

 

              ◇◇◇  ご案内  ◇◇◇


 ワールド・トラベラーが館長を務める世界の人形館では、265カ国・地域民俗人形、紙幣とコイン、仮面、壷、置物、絵画、木彫り、地球儀、時計、照明ランプ、絵皿、万華鏡などを多数展示しています。ご興味ある方はご遠慮なく、お気軽にご来館下さい。慈善活動につき、入館料は無料です。但し、セキュリティなどのため、下記要領で必ず予約をお願いします。
TEL:04−7184−4745 又は Eメール: ko-yasu@maple.ocn.ne.jp
 

   −−− 国境の無い平和な「世界の人形館」の館内風景 −−−
  

  メインホール   民俗人形:中南米等コーナー   地球儀コーナー

  無料講演を引き受けます。

 ワールド・トラベラーは年間6〜7件の講演・講義を各地で行っています。目的は地域や街の活性化と真の国際化推進です。そのために世界に関する事であれば、旅行、文化、芸術、宗教、歴史、政治や外交に関する国際情勢、グルメ、環境、産業などジャンルを問わず、ワールド・トラベラーとして何でも講演します。ご希望があれば、ご遠慮なく、お気軽にお申し出下さい。慈善活動のため、謝礼は一切不要です。
 但し、ご希望の趣旨が筆者の理念などに反する場合は、勝手ながらお断りすることもあります。予めお含み置き下さい。

 

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話題のワールド・トラベラーが選んだ2012年の10大ニュース
12

 国内外ともに多難で波乱の年であった2012年も、あと数日を残すのみとなった。私こと、ワールド・トラベラー(世界の旅人)絡みのささやかな10大ニュースは次の通りである。もし独断と偏見があれば、ご愛嬌とご理解頂きご容赦願いたい。

第1位世界で選挙イヤー

 今年は年初から世界各国で重要な選挙があった。例えば、1月14日の台湾総統選で国民党の馬英九)総統が再選、3月4日のロシア大統領選でウラジーミル・プーチン首相が当選して4年ぶりに大統領に復帰、4月1日のミャンマー議会補選で民主化運動指導者アウン・サン・スー・チー氏が当選、5月6日のフランス大統領選の決選投票では左派・社会党のフランソワ・オランド氏が当選、6月24日のエジプト大統領選の決選投票はイスラム主義組織・ムスリム同胞団出身のモルシ氏が初当選、11月6日の米国大統領選は民主党のバラク・オバマ大統領が再選、12月16日の我が衆議院選挙では自民党が大勝、12月19日の韓国大統領選は与党セヌリ党の朴槿恵氏が当選した。筆者はこれら諸国が大好きで、度々訪れたことがある馴染みの国々だ。
 因みに、衆院選では自民党のS代議士(Mr.Cherryfield)を応援し、めでたく圧勝した。「外交に強く度胸と実行力のある政治家」と見込んでのことだが、果して世界の旅人の期待に応えて頂けるであろうか。
 上記の他にも一般の選挙は無かったが、11月に熾烈な権力争いの末に10年ぶりに中国指導部が交代し、第5世代の習近平氏が 中国共産党総書記に就任。また、4月に北朝鮮では、若き最高指導者の金正恩(氏が党トップの第1書記に就任した。
 
   一方、昨日(12月26日)は自民党の安倍晋三総裁が第96代総理大臣に選出され、第2次安倍内閣が発足した。早速、首相官邸で記者会見し、「国家国民のために危機突破内閣を組織し、人物と実力重視の人事をした」との説明。果して本当にその通りであろうか?見方を変えれば、「重鎮・盟友、 お友達内閣」、「アベノミクスを旗印に経済最優先内閣」「参院選必勝内閣」「オール与党仲良し内閣」などと言える。
 前政権のように直ぐにでも馬脚を現し、能書きばかり言って結局は実行力の無さを露呈するのではないか?と今から一抹の不安を感じる。

第2位ロンドン・オリンピック開催

 6月上旬に行なわれたエリザベス女王即位60年の祝賀行事後、7月27日〜8月12日に第30回夏季オリンピックがロンドンで開催され、204の国と地域から約11,000人が参加した。
健闘した日本勢は金メダル7個はじめ合計38個の史上最多のメダルを獲得し、これは世界ランキングでは第6位に相当する。
 オリンピックでワールド・トラベラーの最大の楽しみは、テレビで観る参加国・地域の入場行進である。今回のオリンピックでも馴染みのある国や地域ばかりであったが、2つだけ訪れていない例外があった。それはバミューダとイギリス領ヴァージン諸島。世界を股にかけたワールド・トラベラーの面子もあり、2カ月後の9月20日〜28日に両地域を旅した。共にタックス・ヘイブン(租税回避地)としてかなり有名だが、案外知られていない海とビーチの美しさに思わず息を呑んだ。その時、ふと2000年12月に訪れたケイマン諸島を懐かしく想い出した。 

第3位尖閣国有化など領土問題を巡り日中韓の関係悪化

 この問題は今春、石原慎太郎前東京都知事が都として買い取ると言い出した直後に、筆者の4月24日付けブログで警告を発していた。「歴史的にも国際法的にも明白で、領土問題は存在しない」と、民主党時代の前政権は金太郎飴のように無知な素人発言を繰り返していた。尖閣諸島付近の地図を冷静に見て頂きたい。日本の本土や沖縄本島よりも、中国本土、或いは台湾の方が尖閣諸島に近いのである。丹羽前中国大使が言うように、日中間に領土問題の係争があることを謙虚に受け止め、中国側と局面打開の話し合いをすべきである。韓国との竹島問題もほぼ同様の趣旨につき、新しい大統領との交渉が必要だ。
 この領土問題解決の糸口は、実効支配の厳しい実情認識である。この広き世界には国際法云々が通用しない実効支配の国や地域が数多くある。実際にこれら実効支配地を旅してきたワールド・トラベラーの実践的で役に立つアドバイスを、老人の戯言と軽視せずに今度の安倍政権は真摯にご傾聴願いたい。

第4位ワールド・トラベラーに講演依頼殺到

 昨年10月に千葉県・我孫子市で、「240国・地域を旅して」と題して講演後、各地から講演の依頼が殺到した。一般講演のほかに、大学や小学校でも講演や講義をした。最近はインターネット上でも講演会の講師として紹介され、後期高齢者ながら多忙を極めている。因みに、講演を引き受ける主目的は居住地の街の活性化と真の国際化推進であるが、講演依頼の趣旨が曖昧であったため断ったケースもいくつかあった。
 世界に関する事であれば、旅行、文化、芸術、宗教、歴史、政治・経済・外交に関する国際情勢、グルメ、環境などワールド・トラベラーとして何でも講演可能である。近くにいつもアフガニスタンの地雷しか講演しない人がいるが、飽きっぽい筆者から見れば到底考えられない事だ。
 ご希望があれば、ご遠慮なくご連絡下さい。慈善活動のために謝礼は不要。但し、ご希望の趣旨が講師の理念などに反する場合、勝手ながらお断りもあることお含み置き頂きたい。


第5位横芝光町で民族人形展開催と前町長の壮絶死

 
筆者が住む手賀沼畔の街は、市民の文化活動が盛んである。しかし、分身とも言うべきプライベート・ミュージアム「世界の人形館」に対する付近住民の感情は微妙で、あまり歓迎されていないようでもある。それだけに、今夏(7月28日〜8月26日)成田空港に近い横芝光町から人形展開催のお声を掛けて頂いた時の喜びようは、近年無かった格別の嬉しさであった。 
 「アジア・オセアニアの民族人形展」というテーマのイベントは、建物が立派な町立図書館内の町民ギャラリーで開催された。ゆったりとした陳列ケースに入っている人形がまるで別人(別人形が適切?)のように見事に展示されているのに驚き、同行した妻は涙を流さんばかりに喜んでいた。ところ変れば品変るとはこう言うことかも知れない。当館には人形以外にも紙幣やコインなどの収集も世界的なレベルと自負しており、お誘いがあれば積極的に出展したい。

 因みにこの民族人形展開催の功労者は、1月6日未明故人になった前町長の齊藤隆氏である。数度お会いし、世界の人形館も見学された。いつも笑顔を絶やさぬ好青年といった感じで、47歳の若さは筆者の長男とほぼ同年齢。学生時代に国際ボランティアに参加した事もあり、世界制覇の旅をした大先輩に敬意を表するためとして人形展開催を発案されたらしい。終生忘れ得ぬ義理堅い地方政治家であった。

   
 ミャンマー:ヤンゴンの  中央学院大学で講演する 横芝光町のギャラリー
 シュエダゴン・パゴダ   ワールド・トラベラー     で展示された人形


第6位
北朝鮮のミサイル発射とドタキャンされた観桜会

 
米国など国際社会の圧力(?)にも屈せず、1995年に旅行したことがある北朝鮮が今年2度も人工衛星打ち上げと称して軍事用弾道ミサイルを発射した。1発目は失敗したが、2度目は見事に成功した。長年購読している朝日新聞などは一斉に「国際社会への挑戦」などと報道したが、筆者が指摘したようなミサイル発射問題の根源であろう核軍縮の矛盾について触れたメディアは皆無のようである。こと然様に我が国の安全保障外交は、政府もメディアも能天気で平和ボケしているように思えてならない。
 4月に打ち上げ失敗した1発目で思い出すのが、野田佳彦前首相に招待されるもドタキャンされた観桜会である。詳細は11月28日付けブログで書き込んでいるが、何事も真に受ける生真面目な妻はきっと落胆したであろう。このような些細なこと一つも成就出来ない前政権の凋落と敗北は、既に衆議院選前に明々白々であった。民主党政権発足直後に華々しく打ち上げた「事業仕分け」なるショー(!?)、今となってはまるで幻のようだ。この愚行(?)に真剣に取り組んで頂いた事業仕分け人の現在の心境は如何と、機会があれば是非お聞きしたい。


第7位ノーベル賞の明暗
 
 
秋の季節になると世界的な話題になるのが、「今年のノーベル賞は誰?」。本年の日本勢は明暗を分けた。IPS細胞で人気沸騰中の京都大の山中伸弥教授がノーベル医学生理学賞を受賞した。日本人としては19人目の受賞で、下馬評通りであった。他方、毎年有力候補として噂される作家の村上春樹氏は今年もノーベル文学賞受賞を逃した。国際的な超売れっ子作家の同氏も賞にはどうも縁の薄い人のようで、国内でも芥川賞や直木賞も未だと言うから驚きである。
 一方、賛否両論あるのが、受賞後に問題を起こしがちなノーベル平和賞だ。特に、今年のEU(欧州連合)の受賞には欧州経済危機の震源地となったギリシャでは評判が悪く、受賞式が行なわれた地元のオスロでも大規模な抗議のデモがあった。3年前に同賞を受賞したオバマ米大統領核無き世界に向けた目立つようなスタンドプレー的発信はしても、自国の核軍縮は一向に実行しようとしない。この際「平和賞」というネーミングを改名したほうが良いのでは


第8位世界の人形館」に見る万華鏡ブーム

 
ワールド・トラベラーが慈善活動するベースの「世界の人形館」には、メインの世界の民俗人形のほかに、世界の様々な珍品が展示されている。最近最も人気があるのが万華鏡で、特に女性はみんな大好きだ。ロンドン・オリンピック開催中の8月上旬、人形館で万華鏡ワークショップを人形館で開いたところ、満席になるほど大盛況であった。この時にはテレビ取材も入り、講師(村越通浩氏)も参加者たちもテンションが上がり盛り上がった。その後、多数の参加者から丁寧な礼状が届き、また再度ワークショップをお願いしたいとの熱心なリクエストも寄せられた。
 世界の人形館には日本の万華鏡作家のほかに、イタリア、イギリス、ドイツ、アメリカ、イスラエルなど海外作家の作品も多数展示している。1週間前にもまた当館でテレビ取材があったが、お目当ては筆者の世界旅行の話と万華鏡であった。読者の皆さん!政治家の諸先生!よろしければ、夢がいっぱいの万華鏡を世界の人形館でご覧の上、至福のひと時を過ごし寛がれては如何。

 
第9位シリア内戦の泥沼化

 2011年年1月、今から約2年前にチュニジアから始まったアラブの春は中東諸国に大変革をもたらし、多くの長期独裁政権が崩壊した。1974年〜1977年に商社マンとしてクウェート駐在経験のある筆者には、当時ではあり得ない事で驚きを禁じ得ない。次々と旧政権が倒されて行く中で、今もしぶとく生き残るのがシリアのバッシャール・アサド大統領。11月19日付けブログで指摘する通り、拒否権を持つ安保常任理事国の中国とロシアがアサド政権を支持する限り、内戦は容易に収束しないであろう。
 シリアへはクウェート駐在時代の1976年12月に初めて訪問、2000年6月に再訪している。わずか2回の訪問だが、ほぼ全土を回って世界遺産の遺跡が多いのが印象的であった。古代都市の首都ダマスカス、砂漠に囲まれた古代ローマ帝国の壮大な遺産・パルミラ遺跡、古代都市アレッポなどはどうなったのであろうか?無残にも破壊されたのであろうか? 気懸かりでならない。


第10位初出版決定! 「ギネス世界新記録(?) 257か国・地域を旅して」

 出版の話は10数年前からあったが、種々事情あって見送って来た。しかし、後期高齢者という年齢と出版会社(文芸社)の熱心なお誘いがあって決心し、数日前に初出版が決定した。書名は「ギネス世界新記録(?) 257か国・地域を旅したワールド・トラベラー」で、好きな写真をできるだけ多く挿入したいと考えている。
 今回刊行する本は、単なる物見遊山のガイドブックではない。民俗人形など収集にまつわる秘話、グローバル化が進展する世界で相対的に地位が低下する日本の政治や外交などに対する提言、そしてこれからの日本を背負う若き世代に、外向き志向を勧めるメッセージを含んだユニークなエッセイに仕上げたい。また、「売れる本」よりも「読んで世界が身近になる本」を出版したい。

  
北朝鮮:平壌の宮殿の ブータンの仮面で作った    シリア:パルミラ遺跡
ような豪華な地下鉄駅 万華鏡(世界の人形館所蔵)の列柱道路に立つ筆者


 
上記のほかに、東京スカイツリー開業、欧州の財政・金融危機、932年ぶりに広範囲で観測された金環日食など多々あるが、10という限定枠があり、割愛せざるを得なかったのが残念である。
 
 因みに、巳年(へび)の来年、2013年の見通しだが、筆者にとり講演の依頼や各種イベント参加が益々増えそうな勢いである。老若男女、特に若い世代の人たちに、世界の国々のことなどを分かり易くお話しする「世界の何でも伝道師」を目指したい。

 では、小生ブログ愛読者の皆さん、良き新年をお迎え下さい !
  May the coming year 2013 bring you happiness and success !

 ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ 


ワールド・トラベラーが館長を務める世界の人形館
では、257カ国・地域の民俗人形、紙幣とコイン、仮面、壷、置物、絵画、木彫り、地球儀、時計、照明ランプ、絵皿、万華鏡などを多数展示しています。ご興味ある方はご遠慮なく、お気軽にご来館下さい。お待ちします。但し、セキュリティなどのため、下記要領で予約をお願いします。
TEL:04−7184−4745  又は  
Eメール: 
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ワールド・トラベラーが選んだ2011年の10大ニュース
11
 2011年は国内外ともに、多難で波乱の年であった。私こと、ワールド・トラベラー関連のささやかな10大ニュースは次の通りである。明らかに独断と偏見があれば、何卒ご容赦願いたい。

第1位:東日本大震災 

 3月11日午後2時46分に発生した大震災は、私のプライベート・ミュージアム「世界の人形館」にも甚大な損害を与えた。偶々妻と共に在宅中で、数万点、或いは十数万点ものありそうな当館の展示品の大半が滝のように床に落下。その一部は破損し、震災直後は茫然自失になった。「これで人形館も終わりだ」と諦めかけたところへ、子供たちを含めた近所の人達などが駆けつけ、片付けをお手伝い頂いた。皆様の暖かきご支援のお陰で10日後に一応復旧し、再開に漕ぎ着けた。そのお返しとして、些少ながら3件の義援金を寄付した。「頑張ろう日本!」「頑張ろう東北!」のために、多少でもお役に立てば幸甚である。
 因みに、大震災で従来の「耐震化」がいかに無意味であったか、同時に根本的な対策は「免震化」であることを知らされた。

第2位:245国・地域制覇のアフリカ・中東旅行

 11月15日から12月15日まで、南スーダン、ケニア、アフリカ、マダガスカル、レユニオンのアフリカ、イエメン及びソコトラ島、ドバイの中東を回った。この1年を海外旅行で締めくくるのは、矢張り世界の旅人の宿命かも知れない。これで245ヵ国・地域を制覇したが、独立間もない南スーダン、内乱で治安が極端に悪いイエメンでは種々トラブルがあり、苦難のトラベル(旅行)を強いられた。PKO派遣で話題になっている南スーダンは、確たる派遣目的を持たない政府方針には首を傾げざるを得ない。それにしても外国で見る日本の実像は、外交力が低下する一方で実に嘆かわしい。

第3位:講演会「240の国・地域を旅して」

 10月2日に千葉県我孫子市の公民館(アビスタ)で、「我孫子の文化を守る会」主催の講演会があり、「240の国・地域を旅して」と題して講演した。講演内容は、世界の国の数、世界の絶景、おススメしたい世界遺産、秘境に住む少数民族、是非という面白い地域や場所、危険な地域、印象的なグルメ、失敗談など。会場では世界の人形館所蔵品も展示し、雰囲気を盛り上げて好評であった。尚、講演の最後に南スーダン訪問を公言した。マニフェストを守らないことを恥じないどこかの政権党に対し、本物の公約とは何かを示すため、11月に同国を訪問して公約を果たした。

  
大震災直後の世界の人形館 イエメン:ソコトラ島で咲く 講演会のポスター
              花が 桜に似たボトムツリー
 

第4位:NHKラジオ生放送出演
 
 世界の人形館のホームページなどに注目し、私のラジオ生放送番組出演を要請してきたのがNHK千葉放送局。しかし、大震災後間もなくで人形館復旧が完全に終わっていなかったため、当初は出演を躊躇。だが、NHKのお話は名誉なことであり、予定通り4月4日「まるごと千葉60分」の番組に出た。人形館の件はもちろん、世界の旅にまで話が及び、あっという間に生放送が終わった。NHK出演後に急にメディアの取材が増えたが、さすが天下のNHKである。

第5位:読売新聞朝日新聞の取材

 世界の人形館が大震災で壊滅的な被害を受けたのが話題となった。千葉版であるが、6月4日は読売新聞朝刊、8月11日は朝日新聞朝刊で大々的に報道された。全国紙の威力はさすがで、一時期は問い合わせと見学者が殺到した。大新聞の報道で当館も社会的に少しは認知されたようで、それまであった一部近隣住民の露骨なバッシングも影を潜めるようになった。あとはお堅い行政当局の変身を待つのみだが、いつ頃になるのであろうか不透明だ。

  
 NHKラジオの生放送番組  朝日新聞取材時の   読売新聞の掲載記事
 に出演(左は関口アナ)   スナップ(右は妻)


第6位:民放テレビ出演

 世界の人形館は映像向きとの評判がメディアに広がり、最初に目を付けたのがJ:COMテレビ。「ちばコレ」という番組の収録が4時間ほど人形館で行われ、5月30日〜6月5日の1週間放映された。レポーターは八波一起さん(故八波むと志の長男)などで、八波さんとのやりとりが小気味良い楽しい番組であった。前評判通り、人形館は映像番組にぴったりの舞台との確信を得た。来年は各テレビ局の取材撮影が増え、人形館の認知度が上がりそうだ。
(後記:正月早々の1月4日午後に人形館で、千葉テレビの番組収録があった。)

第7位:地球儀寄贈


 最近、内向き志向の若者が多いと聞く。また、居住する我孫子市の国際化は、言われるほど進んでいない。小さい子供のうちから地道な国際化教育が必要と、4月28日我孫子市内の小学校19校すべてに大きな地球儀を寄贈した。寄贈後すぐにたくさんの子供たちと先生から、礼儀正しい礼状を頂いた。真心のこもった宝物のような子供たちの手紙を何度も読み返すと、自然と涙が出てきた。寄贈地球儀に触れた子供たちが海外に雄飛する日の到来を祈念する。それまでぜひ長生きしたいものだ。
(後記:地球儀を寄贈した小学校の一部から社会の授業で世界の話をして欲しいとのリクエストがあり、第一弾として1月25日に子供たちにお話しする事が決まった。)


第8位:ブログを始める

 来春に後期高齢者になる私には、親密にお付き合いする2人の女性がいる(?!)。と言っても、変な関係ではなく、我孫子に住む人形館の熱心なファン。また、親しいメール友で、ブログでは大先輩である。先ず私にブログを強く勧めたのが、子育てに気を遣う気鋭の女性建築家、藤田美和子さん。幼少時をイランで過ごした彼女は、放射能問題にも詳しい。さらに後押ししたのが、毎日精力的に書き込む持永あい子ん。八十路のブロガーは驚異的で、チャイナドレスの権威者でもある。私にはこのご両人ほどマメに書き込む能力は無いが、今やブログが必需品になった昨今である。

  
J:COMテレビ収録時   我孫子市長の応接室で  最初のブログで紹介した
 右端は八波一起さん   子供達に地球儀寄贈   ヤップ島の踊り子と私


第9位:
我孫子の文化」と「我孫子の景観」入会

 大正時代、手賀沼の畔に著名な文人たちが住み、かって「北の鎌倉」と呼ばれた我孫子市には、熱心に文化活動をする市民団体が多い。設立後30年の歴史を誇る「我孫子の文化を守る会」と、10年の歴史ながら積極的な活動を展開する「我孫子の景観を育てる会」はその代表格である。紳士的な会員が多い文化の会は大震災時に人形館復旧に尽力して頂き、景観の会は多数の会員が興味深く人形館を見学して頂いたのがご縁で入会した。両会共に発展するよう、今後種々お手伝いしたいと考えている。

第10位:
選挙の年

 今年の我孫子市は正に選挙の年であった。1月の市長選挙、4月の県議会議員選挙、11月の市議会議員選挙と続いた。いずれも特定の候補者を支援、選挙事務所に足繁く通うほど熱心に応援した。お蔭様で支持した候補者全員が当選したのは、喜ばしい限りである。しかし、選挙が終わると、中には別人のように振舞う薄情な政治家がいる。選挙を通してその政治家の本性が見え隠れし、時には失望もする。裏切らないのは、矢張り長年連れ添った妻と、世界の人形館の人形たちかも知れない。
 最近の野田政権の迷走ぶりを思うと、明年は衆議院議員選挙がありそうである。国民の信任を受けずに、同じ政権内で首相がコロコロと代わるのは、諸外国では格好の笑いものになっている。長期的には、首相の公選を真剣に検討すべきであろう。
 
 上記の他に、国外では、歴史的な円高やユーロ安、リビアのカダフィ大佐と北朝鮮の金正日総書記の両独裁者の死亡など、国内では、原発事故と放射能問題、なでしこジャパンの活躍、ドジョウ首相の誕生なども10大ニュースに入れたかった。しかし、10という限定枠があり、割愛せざるを得なかったのが残念だ。
 
 因みに、来年、2012年の見通しだが、講演会の依頼や各種イベント参加が増えそうな勢いである。辰年にちなんで、老若男女、出来るだけ多くの人たちに、世界の国々のことなどを分かり易くお話しする気宇壮大な伝道師を目指したい。早速、1月に行われる
AYAArts for Young Audience)主催のフィンランドの人形劇公演に、世界の人形館が協力するので紹介する。是非ご来場頂きたい。

  
 人形劇公演のチラシ   公演の一シーン    公演会場の並木本館

   ☆☆ フィンランドの児童劇団、ヘヴォセンケンカ劇団公演 ☆☆

●2012年1月14日(土) 我孫子北近隣センター並木本館
 第一回公演 13:00 第二回公演 16:00
●2012年1月15日(日)近隣センターふさの嵐
 第一回公演 13:00 第二回公演 16:00
入場料:500円
お問い合わせはアーツ・フォー・ヤング・オーディエンス事務局(担当:海老原)まで
TEL: 04−7188−7419 または 
E-mail:a4ya@hotmail.co.jp

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世界の人形館
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