世界の人形館からの夢メッセージ

夢と寛ぎを紡ぐワールドスクエア
初めての救急車と映画『一陽来復』 上映会&トーク
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 この3週間余は本ブログを更新しなかったので、一体どうしたのですか?との問い合わせが数多く寄せられた。筆者を真に気遣う、誠に有難い愛読者の皆さんである。実はこの間、2つの大きな出来事があった。

 

 その1は、間もなく82歳になるかなり長い人生で、10日前(1月24日)の朝に初めて救急車で柏市の病院へ搬送されたのだ。それまでの1週間ほどは強烈な抗がん剤の副作用で、満足に食事が出来なかった。特に緊急入院した日は早朝から絶えず吐き気がするなど気分が悪く、ベッドから起き上がれない始末。加えて4年前から認知症で妻が長期入院中のため寂しい独居生活を強いられており、いざと言う時に助けてくれる家族が傍にいない悲しい実状だ。最後に頼るのは救急車しかないと、広中さんと言う居住マンションの親切な管理人さんに救急車を呼んでもらった次第である。

 

 

     入退院を繰り返した市立柏病院

 

 実は救急車のお世話になる4 日前にも入院した経緯がある。この時はまだ体力が残っており、自分でタクシーを呼んで病院に向かい入院した。3日後に退院したのだが、2日後にまた体調を崩して先述の通り再入院する羽目になった。その後2日間は嘔吐・吐き気・下痢の三重苦が続くので、点滴で何とか凌いだ。やっと3日目からお粥が食べられるようになり、あまり長居では出来ない境遇なので5日目に退院した訳である。それにしても抗がん剤の様々な副作用は想定外で、手足のひび割れや食欲不振なども加わり、近々抗がん剤治療を主治医に申出るつもりだ。家族の支援も特に無いので、無理に延命する気持ちは更々無い。

 

 冒頭に「初めての救急車」と言ったが、正確に言えば国内でのお話である。実は海外では約11年前の2008年9月に旅したニュージーランドで、レンタカーを運転中に事故を起こして救急車で運ばれた前科?がある。既に2017年11月10日付け幣ブログ『 80歳にして人生初の入院と手術 』で、概略は紹介済みだ。それは正に九死に一生の大ピンチであった。商都オークランドから約450km北西方向に伸びる北島の最北端を目指し、当初は長距離バスなどを利用して出かけるつもりでいたが、北端までバス便がないことが分かった。そこで朝にオークランドでレンタカーを借り、最北端のレインガ岬に向かった。

 ところが、運転直後から車のどこかで不思議な異常音がして気にはなっていたが、夕刻には岬の手前まで行きたいと休憩も十分取らずに急いだ。道は平坦であったが、比較的細い道が多く、しかも九十九折のようにくねくねしアップダウンも多い。そのためであろうか何度も車はスピンし、疲労も加わりウトウトしかけた。もうすぐ岬という所で、目の前にトラックかトラクターのような大型車両が迫り、目の前が真っ白になったところで気を失った。

 

  

 

 暫らくして正気に戻り、レンタカーの前部を大破する事故を起こしたことを知った。先ほどの真っ白に見えたのは、エアバッグが破裂した瞬間だ。このバッグとシートベルトのお蔭で助かったようだが、胸が圧迫されたようで息苦しくほとんど身動きできなかった。間もなく救急車が来て近くの町カイタイアの病院に運ばれ、検査結果は骨折ではなく単なる打撲傷だと分かり、暫く休養して薬をもらって退院した。その間に病院から支払要求は一切無く、異国で人の情けに泣いた。その夜は近くのモーテルで泊まり、翌朝はバスを乗り継いでオークランドに戻った。なお、詳細は幣著書『 トラベル・イズ・トラブル 』をどうぞ!

 

 その2は、昨日(2月2日)我孫子市のけやきプラザふれあいホールで開催された映画『一陽来復』の上映会&トークである。このイベントは一般社団法人 三月のひまわりが主催者で、筆者のプライベートミュージアム「世界の人形館」などが後援したもの。1月11日付け幣ブログなどで、懸命に集客のPRしてきた経緯がある。収容人員550人が満席になるほどの大盛況で、三月のひまわりの代表理事であり、著名な手刺繍家、星野真弓さんをはじめ、関係者の皆さんに祝意を表し、同時にその多大の労苦に対し敬意を払いたい。

 一方、筆者が招待した人たちの多くから、「なぜ世界の人形館がスポンサー(出資)として後援したのですか?」「なぜスポンサーなのに舞台で挨拶や紹介が無かったのですか?」などの質問を数多く受け、一瞬返答に窮することもあった。また、「報われない發気鵝壁者)が可哀そう!」との同情の声も上がったほどだ。この経緯や背景などに就いては、筆者なりに言いたいこと多々あるが、この際は敢えて黙っておくのが男らしい「男の美学」と思っている。

 

 

     舞台前の筆者   挨拶する尹さん(中央)、左端は

               星野さん、右端は伊藤さん

 

 映画は尹美亜さんと言う女性が監督の東日本大震災を語り継ぐドキュメンタリー映画で、映画の本流と言われる娯楽作品ではない。市民一人ひとりが防災意識を持つことが如何に大切であるかを啓蒙する真摯な教育映画と言えよう。従い、行政が中心になってこのイベントを開催するのが順当だが、行政(我孫子市)が断ったため、代わりに当方が出資して肩代わりした特異な経緯がある。

 そのためであろうか、市長と教育長は来賓席に座っていた筆者を見て謝意を表することは無く、むしろ無視する一方だったが、或る程度事情を知る常識家で人情家の副市長からは何度も「代わりに引き受けて頂き、感謝します。」との丁重な労いの言葉があった。両者の対応は極めて対照的で、副市長の慰めについ感涙したものだ。

 

 イベント開催まで種々紆余曲折などがあったが、素晴らしく感動的なこの名画を全国的な規模で上映を続けて下さいと尹さんにエールを送る手紙を差し上げた。なお、彼女は在日韓国人三世とかで、日本人とは言え筆者の姓(癲砲眛本人的でないため、ある種の親近感を覚えた次第だ。ひょっとすれば、お互いにルーツは同じかも知れないと思うと、彼女の益々の活躍を祈念せずには居られない心情になる。

 

 

   (右より左へ)星野さん、  世界の人形館で伊藤さんを

      尹さん、筆者     囲んで左が筆者、右が関市議

 

 また、後半のイベントは、大震災の語り部として活躍する南三陸ホテル「観洋」の第一営業次長、伊藤 俊さんの教訓で彩られた興味深いトークで締めくくられた。なお、上映会の直前に、伊藤さんに世界の人形館をご見学頂いたが、いささかでもお役に立ったのであろうか?いずれにせよ、近々現地に出向いて激励し、東北の震災復興のささやかな一助に貢献したいと念じている。

 

(後記)

 三月のひまわりの代表理事、星野真弓さんのご両親が遠路わざわざ筆者を訪ねて来られた。用件は上記上映会で、スポンサーである筆者に礼を尽くさなかったとしてお詫びに来られたのだ。腰のいお似合いのご夫婦から、筆者が大好きな美しいお花などを頂戴した上に、幣著書までお買い上げ頂く丁重な気配りに却って恐縮した次第である。

 子はいくつになっても、親にとっては子なのであろう。子を想う親御さんの愛情に、ついほろりとさせられた。このお返しとして、今後とも三月のひまわり主催のイベントを資金的に支援して

   世界の人形館でのご両親と筆者

行く旨をご両親に伝えた。その後、近くの回転寿司店で、昼食を共にしながら歓談してお別れした。(2月8日) 

 

               ◇◇◇  ご案内  ◇◇◇

 

 上記著書『トラベル・イズ・トラブル安全な旅は退屈だ!!

ルネッサンス・アイ 1,300円+税 のお買い求めは、アマゾンなどインターネットショッピンや、最寄りの書店で可能です。なお、書店やネットショッピングで入手不可能の場合は、在庫が十分な世界の人形館でお求めできます。

 

   

 

お問い合わせ:
世界の人形館 
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寒さと病と孤独のトリレンマ
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 また鬱陶しく愚痴るような私事になり誠に恐縮だが、今の筆者はトリレンマ、つまり寒さと病と孤独を負う三重苦に悩む毎日を送っている。遠からず81歳になるかなりの老体にとっては苦行であり、しかも初体験でもあり戸惑うばかりである。

 

 トリレンマの(1)は寒さだ。今週は最強の寒波襲来で、昨日(1月22日)は4年ぶりの大雪になった。積雪も20センチ超となり、マンションに住む我が家のルーフバルコニーではこんもりと綿のような雪が積もった。雪景色の佇まいはなかなか捨てがたい魅力があるが、数年前には滑って捻挫した苦い体験があり、危険なため近付かないで遠くから眺めるだけである。また歴史的とも言われる寒気がしばらく居座りそうにつき、日陰の雪が融けるのには1週間ぐらいは要しよう。

 

    

                     (我が家のルーフバルコニーに積もった雪)

 

 さて、寒くなると朝起きるのが大変である。特に3年前より妻の長期入院で完全な独居生活を強いられているので、以前のように起こしてくれる連れがいない。故に一度は起きても、またベッドに戻ることが度々だ。不規則になりがちな生活を是正してくれるのが、毎週月曜日〜金曜日の朝(10時前後)に電話を掛けて下さるモーニングコールである。我孫子北地区福祉協議会が行っている電話訪問で、うら若き(と想像したい)女性たちが丁寧且つ親切な口調で話しかける。誠に有難いボランティアサービスで感謝に耐えない。

 

 トリレンマの(2)は病であり、2つの問題を抱える。前者は筆者自身で昨年11月初めに、80年の人生で初めて入院・手術した前立腺肥大の結果が思わしくなく、入退院も繰り返した。手術後に併発した尿道炎が治るどころか、最近は悪化する始末だ。具体的には頻尿と、真逆の閉尿を繰り返し、さらに失禁が絶えないためオムツが欠かせない。そこで執刀医に問い詰めると、最初は3か月待って欲しいとの話が間もなく過ぎようとなると、今度は10人に1人の割合しか感染しない悪質な菌に侵されたと弁明して不運を嘆く。結局真相は闇のようである。

 

   後者は幣ブログでも3年ほど前より時々紹介している、認知症で入院中の妻のことである。昨年6月より食べ物や飲み物を口にする経口摂取が一切出来なくなり、代わりにIVHという経管による中心静脈栄養法に依存している。要するに終末期医療であり、換言すれば延命以外の何物でもない。昨秋より病院から「危ない(危篤)、危ない」と言われ通し

次男の嫁や孫娘と共に妻を見舞う

で低空飛行状態を続けるだが、顔色だけは見たところ元気そう。

 だが、首から下は骨だらけの可哀そうな姿で、夫でありながら正視出来ない。介護士もオムツ交換の時は、筆者に見ないようにと席を外すことを促すほどだ。きっと上述の尿道炎が完治するまで、妻は懸命に待っているのかも知れない。そう想うと、愛しい妻が一層いじらしくなり、いつもの如く悲しく切なくなる。

 

 トリレンマの(3)は孤独である。「あなた、孤独ですね」と言われるとショックを受ける人が大半のようだが、実際に孤独であっても一般的には隠す傾向がある。筆者の場合は後述の経緯があり、孤独であることをむしろ公言している。残念ながら時間の問題という終末期を迎えている妻をほぼ毎日見舞い・介護する訳だが、それが3年も続くと実質的に死別状態の心境になる。加えて、共に2時間近く離れた所に住む長男とは実に8年間、次男とは3年間も没交渉である。親の教育が悪かったのであろうか、或いは不徳の致すところか、お恥ずかしい限りだ。唯一の救いと言えば、数か月ごとに訪ねて来る次男の嫁と孫であろうか。

   因みに、最近近くに住む知人で4歳ほど年長の男性からよく電話がかかり、また拙宅に来られて身の上話などを聞かされる。健康の不安や金銭問題などを抱えておられるようだが、娘夫婦宅で同居しているとは言え妻に先立たれた孤独感から逃れることが出来ないようだ。しかも孤独であることを決して吐露しようとしないが、特に用も無いないのに度々電話してくるのは孤独感を癒そうとしたい表れではと思わざるを得ない。人は老年期になれば活動や交際の範囲が狭められ、人や社会

とのりが減り孤独になりがちは至極当然なのだが・・・。 

 

 ところで、大雪が降った昨日は通常国会が召集され、安倍晋三首相は施政方針演説で「人づくり革命」の実現を訴えた。” あらゆる人にチャンスがあふれる1億総活躍社会に向けて、人づくり革命を、皆さんと共に進めていこうではありませんか ”と呼びかけたが、今回も単なる言葉遊びに終わるのではなかろうか?確か数年前にも1億総活躍社会を声高に唱えたが、その後は具体的なフォローアップや成果のレビューも特に無く終わったように記憶している。

 筆者自身は単なる口先や掛け声だけに終わりがちな政府に頼らず、残り19年余がある人生100年時代を見据え、前述のトリレンマを克服してプラス志向で前進したいと念じている。もっとも寒さという自然現象は、いくら人類が進化を遂げてもコントロール出来るものではあるまいが・・・。いずれにせよ、1度しか無い人生を悔いの無いものとし、もし妻が先に他界した場合は彼女の分まで長生きしようと誓っている。親しい友人や知人もそう勧めてくれ、激励もしてくれる。

 

読者の皆さんへ

 今回の幣ブログに対し、ご意見やアドバイスがあれば忌憚なくお寄せ頂きたい。お待ちします。

  連絡先: 世界の人形館 TEL 04−7184−4745
                     E−MAIL  
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80歳にして人生初の入院と手術
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 幣ブログの前号(10月21日付け)で予告した通り、今月1日から9日間も入院していた。頻尿が苦痛の前立腺肥大の手術を受けるためだが、80年の人生で初めての入院は他人から珍しいのではと言われる。手術と言えば数年前の白内障があるが、日帰りで入院しなかった。また、戦前の国民小学校時代に学童疎開した徳島市で蓄膿の手術を受けたが、定かではないが確か日帰りだったと記憶している。たとえ入院であったとしても、1泊程度ではと・・・。 

 因みに、当初は1週間の入院予定であったが、2日遅れに加え完治していない条件付きの退院を強いられた。理由は前立腺肥大の手術そのものは成功したものの、膀胱の機能が弱いため肝心のおしっこが出ないのだ。そのため(人工)尿管を付けたまま退院して自宅療養することにしたが、暫くは通院が必要な見通しである。認知症で終末期を迎えている妻を案じるあまり入院・手術をずっと見合わせてきたのが、結果的には遅過ぎて機を逸したかも知れない。しかし、今更ぼやいても得るものは無く、時間を掛けてでも全治を目指し前向きに頑張る他あるまい。

 

 生来じっとしていられない性格だけに9日間の入院生活は実に退屈で、しかも苦痛すら伴うものであった。2年半も寝たきりの入院生活を送っている妻の心境や如何にと想うと、それは残酷という言葉以外は見出せず切なくなる。斯かることを想定して本を5冊ほど病室に持ち込み読書に勤しんだが、すっきりとした心境になるには程遠かった。だが、単調になりがちなルーティンを救ってくれたのが、多用にも拘わらず訪れて頂いた多数の見舞客である。中には独居生活を送っている筆者を気遣い、入院時に車で病院まで送ってくれたり、また連日見舞いに来て励まして頂いた方もいた。

 私事で誠に恐縮だが2人の実の息子たちがいながら、不徳の致す故か見放された感があっただけに、人の情けを有難く感じた次第だ。「情けは人の為ならず」を実感したわけだが、人に対して損得を抜きにして情けを掛けておけば,巡り巡って自分に良い報いが返ってくることを知らされた有意義な初入院でもあった。また、普段あまり気にも留めなかった健康の有難みを噛みしめながら、条件付きの退院に対しリハビリに懸命である。この機を活かして80年の人生をリセットし、最近話題になっている人生100年時代に備えたいものだ。

 

 さて、入院と言えば、私ことワールド・トラベラーにも外国で忘れ得ぬ想い出が2つある。共に一旦は入院しかけたのだが、結局はその日に退院したのである。その一は、2004年6月下旬から1ヵ月余りアメリカをほぼ一周する長旅であった。後半の7月中旬には中西部を巡り、ラピッドシティからミネアポリスに向かうフライトの機内でトラブルが発生した。それまでに蓄積された疲労か、或いは厳しい保安検査のストレスか、吐いた上に下痢をした。ミネアポリスのホテルに着くと直ぐに数時間休息したが、体調が回復しないため急遽近くの病院に駆け込んだ。

 

   

 

 受付に病状を説明し、待っている患者がほとんどいないのですぐ検査と治療をしてもらえるものと思った。しかし、その後、医者・看護師・検査技師など5〜6人が入れ代わり立ち代わり現れるが、全員が金太郎飴のような同じ質問をするではないか!結局、検査が始まったのは1時間後で、超スローな対応にイライラしっ放しで筆者もこれには業を煮やした。

 その後病状も少し良くなったようなので、3時間後に「次の予定があるからユックリできない」と言い残し、薬ももらえないまま病院を出た。いかにも近代的でスピーディと思っていたアメリカの病院は、患者本位ではない、とんでもない所であった。詳細は幣著書『トラベル・イズ・トラブル パート2』を!

 

 その二は、2008年8月〜9月にオーストラリア、ニュージーランド、米領サモア、クック諸島、サモアを訪れる南太平洋巡りをした時のこと。全般的に平穏な旅で終わりそうであったが、九死に一生の大ピンチがニュージーランドであった。オークランドからレンタカーで約450km北西に位置する北島の最北端、レインガ岬を目指した時だ。

 運転直後から車のどこかで異常音がして気にはなっていたが、夕刻には岬の手前まで行きたいと思い、ランチも休憩も十分取らずにひたすら急いだ。道路は平坦に見えるが比較的細い道が多く、加えて九十九折のようにくねくねしアップダウンも多い。そのためであろうか何度も車はスピンするほど危険なドライブとなり、疲労も重なってウトウトしかけた。

 

           

 

 もうすぐレインガ岬という岬の直前で、目の前にトラックのような大型車両が迫り、目の前が真っ白になったところで気を失った。暫らくして正気に戻り、レンタカーの前部を大破する事故を起こしたことを知った。先ほどの真っ白に見えたのは、実はエアバッグが破裂した瞬間だ。このバッグとシートベルトのお蔭で助かったわけだが、胸が圧迫されたように息苦しくほとんど身動きできなかった。

 間もなく救急車が来て近くの町カイタイアの病院に運ばれたが、検査結果は骨折ではなく打撲傷と分かった。旅行スケジュールもタイトなため入院せず、薬をもらって当夜は近くのモーテルで泊まった。翌朝バスを乗り継いでオークランドに戻り、幸運にも打撲傷で済み旅を続けたが、それでも完治するまで1ヶ月以上を要した。詳細は幣著書『トラベル・イズ・トラブル』を!

 

(後記)

退院してから5日後に病院に出かけ、件の尿管を外してもらったところ、おしっこが勢いよく出たので安堵した。と思ったのも束の間、今度は1時間ごとに尿意を催すではないか?手術前の2時間ごとのトイレよりも超酷い頻尿で、特に夜は全く熟睡できず不快きわまりなかった。

 そこで翌日また病院に駆け込んだところ、尿道炎と膀胱炎を併発していることが分かり、これが頻尿の原因である。全治までには少なくとも数週間は要する見込みで、手術そのものは上手く行っても合併症を伴うリスクをある事を思い知らされた。人生初めての入院はトラブル続きのほろ苦い体験であった。(11月17日)

その後、頻尿に加えておしっこが出ないではないか?すぐに病院に駆け込み診てもらったところ、今度は尿道がふさがる尿閉を起こしていることが分かり、即再入院となった。妻や家のことが気掛かりで3日後に再退院したが、今回の手術に伴うトラブルはいつまで続くのであろうか不安でならない。(11月25日)

 

               ◇◇◇  ご案内  ◇◇◇

 

 上記の幣著書:

  『トラベル・イズ・トラブル』 『 トラベル・イズ・トラブル パート2

   安全な旅は退屈だ!!     楽でない旅こそ最高だ!!     

  ルネッサンス・アイ 1,300円+税    ルネッサンス・アイ 1,300円+税

  

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