世界の人形館からの夢メッセージ

夢と寛ぎを紡ぐワールドスクエア
大地震が頻発するメキシコの旅(1)−メキシコシティ編
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 思ったことを直言し、したい放題の感があるアメリカのトランプ大統領にハッキリと反発するリーダーが世界には2人いる。一人は北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長であり、もう一人はメキシコのエンリケ・ペニャ・ニエト大統領である。前者は若干33歳ながらの強面だが、後者はなかなかのイケメンだ。そんなハンサムな大統領の国、メキシコで大地震が続く。

 

 4日前の9月19日(日本時間20日未明)、メキシコ中部のプエブラでマグニチュード7.1の大地震が発生した。この地震により300人以上が犠牲(本日現在)になり、数十の建物が倒壊し、何百万人もの人々が停電の影響を受けた。特に首都のメキシコシティでは、学校が崩壊して子供たちががれきの下に取り残されるなど大きな被害が出ている。

 因みに、近年メキシコでは地震が頻発しており、つい最近も今月の7日に南部のチアパス州でマグニチュード8.2の大地震が発生した。隣接するオアハカ州なども含め、少なくとも60人の死者を出した。また本日(23日)もマグニチュード6.2のかなり強い地震があり、震源地のオアハカ州は7日に起きた大地震の被災地でもある。

 

  

          建物が倒壊した現場     救助活動する日本の緊急援助隊

         (インターネットより転用・加工済み)

 

 さらに、32年前のちょうど同じ日(1985年9月19日)には東部の太平洋沖でマグニチュード8.0大地震が発生し、死亡者は約1万人、全半壊した建物は約10万棟に達した。特に被害が大きかったのは震源から300km以上も離れたメキシコシティで、これは同市がテスココ湖の埋め立て地で地盤が軟弱であったためだ。地震が多いメキシコではあるが、観光面では実に見どころが多い魅力的な国である

 アメリカの南に位置し、我が日本から1万1000kmも離れた遠い国だが、スペイン人と先住民インディオの2つの文化が妙に混じりあう。旅人をタップリ魅了するそんな国を、私ことワールド・トラベラーは、1993年11月、2001年3月、2004年6月の3度にわたり訪れている。今回は首都メキシコシティと近郊を紹介したい。

 

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 人口が900万人近いメキシコシティは標高2240mに位置する、ラテンアメリカを代表する大都市である。14~16世紀のアステカ時代にテスココ湖を埋め立てて築き上げたアステカ王国の首都は、今や超過密な中南米最大の都市に発展した。古代・近代・現代が渾然一体となったユニークな街並みは、躍動感とエネルギーが満ち溢れる。

 街の中心地にある憲法広場、通称ソカロは、「メキシコのヘソ」と言われ、アステカの都テノチティラトンの政治・宗教の中心地であった。広場の北には、メトロポリタン・カテドラルが威風堂々として建つ。1563年に着工して118年後に完成した教会内部は、重厚なバロック様式の装飾で覆われる。メキシコ独特の文物が描かれ、宗教絵画の名画「市会礼拝堂」も飾られている。

 

  

  ソカロを中心にした、 ソカロに立つ筆者 メトロポリタン・カテドラル 

    メキシコシティ俯瞰

 

 ソカロの東にある国立宮殿は、かってアステカ時代には君主の居城があった所。アステカのスペイン人征服者コルテスが壊し、植民地の本拠として建てた後に改築された。この宮殿のハイライトは、ディエゴ・リベラが広大な宮殿の回廊などの壁に描いた「メキシコの歴史」の大壁画だ。アステカ時代から現代までを、巨大なパノラマで物語るリベラの最高傑作が素晴らしい。

 一方、市街地の北外れにあるグアダルーペ寺院は、聖母の奇跡で有名なカトリック寺院である。黒い髪と褐色の肌を持つグアダルーペの聖母が祭られ、国民の精神的な拠り所になっているとか。傾いた1709年築の旧聖堂の左手にある新聖堂は1976年に建てられ、現代的なデザインがひときわ目を引く。

 

    

国立宮殿内の壁画を鑑賞  国立宮殿の外観    グアダルーペの聖母

 

 郊外では、テオティワカン遺跡が一押し。メキシコシティの北約50km、紀元前2世紀頃建設されたラテンアメリカ最大の宗教都市国家だ。2度も訪れたが、エジプトのピラミッドに及ばずともスケールの大きさに改めて驚きを禁じ得ない。平城京とほぼ同じ23k屬箸い広さに20万人が住んでいたとされる遺跡は7世紀頃まで繁栄したが、8世紀に謎に包まれたまま滅亡した。

 遺跡の中央に底辺が216mX228mもある、世界で3番目に大きいピラミッドと言われる太陽のピラミッドがそびえる。高さでは130mを超えるエジプト・ギザのクフ王やカフラー王のピラミッドの半分しかないが、底辺の長さは世界最大のクフ王のピラミッドにほぼ匹敵する。248段の相当急な階段を上ると、北の方に紀元前350年頃に造られた月のピラミッドが見える。底辺は150X120mと太陽のピラミッドより一回り小さいが、遺跡全体の展望は低い月のピラミッドの頂上の方が良い。ここからは、眼下にテオティワカンを南北に貫く使者の道など遺跡全体が見え、息を呑む絶景である。

 

  

    太陽のピラミッド  太陽のピラミッドを背に  月のピラミッドを望む

                       (太陽のピラミッド より)

 

 因みに、この遺跡の標高が2000m以上のため、上り下りは見た目よりも思いの外きつく、息も絶え絶えになり顎が上がった。マイペースでゆっくりと登るほかに、十分な水補給などの対策が必要であろう。

 

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 地震発生後すぐに日本緊急援助隊が派遣され、建物が倒壊した現場で懸命の救助作業を続けている。これこそ日本が求められている真の国際貢献であり、隊員諸氏の奮闘ぶりにご苦労様と申し上げたい。

 

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大型ハリケーンが直撃したハイチの旅
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 今年は日本に襲来した台風が多かったが、海外でも同じようである。最近では100年、或いは50年に1度のハリケーンとも言われる大型ハリケーン「マシュー」が今月上旬にカリブ海諸国を襲い、特にハイチで甚大な被害を与えた。死者は370名、被災者は約130万人との発表だが、死者は900人近くとの情報もある。

 マシューはその後アメリカのフロリダ州を通過したが、ここでも100万所帯が停電したり、ディズニー・ワールドなどの観光施設や空港が閉鎖され、3000便以上のフライトが欠航したとか。また、洪水が引いた後のハイチでは、元々貧困で衛生状態が悪いためコレラの大規模感染が懸念される。今回は2000年12月に訪れたカリブ海に浮かぶ島国ハイチを紹介しよう。

 

     

  ハリケーン「マシュー」が直撃し屋根が吹き飛ばされたハイチ南西部の町 

                   (ネットより転用・加工済み)  

 

 日本から14000kmも遠く離れた同国は、面積が我が国の14分の1ほどの2万7750k屐⊃邑が約1000万人の小国である。新大陸の発見者コロンブスが1492年の第1回航海時にイスパニョーラ島に上陸したが、この島の西側の3分の1を占めるのがハイチである。因みに、残りの3の2はドミニカ共和国で、島の東側を占める。

 1697年にスペインからフランスに割譲され、その後は植民地政策によりアフリカから奴隷として黒人が連れてこられた。砂糖キビやコーヒーなどを栽培し、当時のフランス経済を支える重要拠点となった。莫大な富をもたらし「カリブ海の真珠」とも謳われたが、奴隷解放の反乱が全土で巻き起こり、1804年に世界初の黒人の共和国として独立した。

 

 独立後のハイチは1950年代まで経済が活況でインフラの整備が進んだが、その後クーデターや反政府勢力との内戦で停滞。また、長期にわたる独裁政権に加えて欧米の外交や経済政策に翻弄され続け、現在も混迷が続く。また、近年は大地震、コレラの蔓延、ハリケーン直撃などで疲弊が相次ぐ。今や「西半球の最貧国」と言われ、町によっては犯罪者が支配し、以前から続くデモや反政府軍の動静など不安材料がある問題国と言えよう。そんな危険極まりない国を訪れたわけだが、想像以上に貧しく治安の悪い国と実感した。

 それは首都ポルトープランスから北へ約260km、ハイチ第二の都市カパイシアンへ日帰り旅行しようとした時のことだ。タクシーの運転手が日帰り可能と言うので出発したが、市内を出るとほとんど未舗装ででこぼこ道の悪路がずっと続き、時速25km前後しか出ないノロノロ運転だ。10時間ほどかけてお目当ての景勝地ラバディビーチに着いたのは、暗くなりかけた夕暮れ近くだった。到着後すぐに簡単な観光を済ませ引き返したが、深夜は治安が悪く危険とのことで午後10時半から翌朝3時まで途中のサン・マルという町の汚い宿屋で仮眠した。

 

  

カパイシアンへの幹線道の悪路に立つ筆者       美しいラバディビーチ

 

 ポルトープランスのホテルに帰ったのは、翌日の朝9時過ぎであった。しかも約19時間のドライブでなんとドライバーが3人も変わり、当初230米ドルと決めた料金が交代の都度値上がりし、最終的に350米ドルも支払う羽目になった。一人当たりの年間国民所得が500ドル以下という低い物価水準を考えると、法外な値段で呆れ返った。フランスから独立はしたものの、軍事独裁政権の圧制やクーデター騒ぎなどで民主化と経済発展が遅れ、人心も国土も荒廃し切っていたのだ。 

 

   

   ポルトープランス:独立英雄広場    ポルトープランス:プティリエールの丘より 

                          市街地を眺望するワールド・トラベラー     

 

カパシアンへの日帰り旅行のトラブルでハイチでの観光時間は大幅に短縮され、ポルトープランス中心になった。一押しは街の東南外れにあるプティリエールという丘である。この丘からの眺望は適切な言葉が無いほど美しく、眼下にポルトープランス市内を一望し、その背後に真っ青なゴナーブ湾が広がる。首都にも拘わらず市街地の大半が未舗装の悪路だが、街の中心にある独立英雄広場で建国の英雄や逃亡奴隷の銅像がたくさん立っており、大変興味深く映った。いずれにせよ、同国への旅行は当分差し控えた方が賢明であろう。

 

因みに、私ことワールド・トラベラーにはハイチに関する下記著書があり、ご関心ある方は是非ご愛読下さい。

 

272の国と地域を制覇した     トラベル・イズ・トラブル

 77歳のワールド・トラベラーは       安全な旅は退屈だ!!

 たった1人で紛争地を旅した 

  幻冬舎 定価1,400円+税    ルネッサンス・アイ 定価1,300円+税

 

 幣著書のお買い求めは、アマゾンなどインターネットショッピンや、最寄りの書店で可能です。なお、書店やネットショッピングで入手不可能の場合は、在庫が十分な世界の人形館でお求めできます。
お問い合わせ:
世界の人形館 TEL 04−7184−4745
        E−MAIL 
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パナマ文書で騒然のタックス・ヘイブンとパナマの旅
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 世界的な規模の巨悪(!?)が解明されるか? パナマ文書 The Panama Papersなる秘密ファイルが流出し、各国の政界を揺さぶるなど国際的な大スキャンダルになりそうである。国際調査報道ジャーナリスト連合(ICIJ 本部ワシントン)などによる分析で、現職の世界の国家指導者らが利用したり関与するタックス・ヘイブン(租税回避地)の実態が明るみに出たのだ。その発端は1年ほど前で、南ドイツ新聞に情報提供するとの匿名のメッセージが寄せられたもの。
 その後、同紙は身の危険を訴える相手とやりとりし、情報提供の理由を聞くと「犯罪を公にしたい」と答えたとの由。金銭的な要求も無く1100万件を超える文書やメールが渡され、史上最大のリークにつながったとか。その情報はタックス・ヘイブンで法人設立を手掛けるパナマの法律事務所モサック・フォンセカの内部資料で、1977年から2015年までのものが含まれる。

 

 これだけなら格別に驚くことでもない。だが、今回の報道が衝撃的だったのは、件の法律事務所の内部文書流出により、タックス・ヘイブンを利用して資産隠しをしていた疑惑に関与した各国首脳や著名人が、実名入りでその金額と共に暴露されたのだ。これは前代未聞の衝撃的なことであり、今世紀最大の金融スキャンダルと言っても過言ではない。言うまでもなくタックス・ヘイブンの実態は、富裕層や権力者などによる一種の資産隠しや脱税、或はマネーロンダリング(資金洗浄)と見做して的外れではなかろう。
 タックス・ヘイブンそのものは法律的には違法と言い切れないものがある。舞台になっている小国や島ではタックス・ヘイブン以外にこれと言った産業が無く、資源も乏しいので自活するための必要悪になっている実情がある。しかし、一般の国民が厳しく税金を取り立てられて苦しむのを尻目に、金持ちや権力者たちが不正に資産隠しや脱税をするのは少なくともモラルに反するのは明白だ。

 世界的な規模で貧富差をはじめ、様々な格差が益々拡大しつつある。もし、このパナマ文書問題が上手くソフトランディング出来なければ、世界の至るところで革命が起きても不思議ではなかろう。過激派組織ISなどによるテロの脅威も怖いが、パナマ文書に端を発した各国の騒乱も懸念される。来る5月に開催される伊勢志摩サミットでも、きっと重要なテーマになろう。
 それにしてもICIJによって暴露された、タックス・ヘイブンに関与した各国リーダーの顔ぶれが一流で凄い。ロシアのプーチン大統領、中国は習近平国家主席など、イギリスのキャメロン首相、サウジアラビアの サルマン国王、シリアのアサド大統領、パキスタンのシャリフ首相、アルゼンチンのマクリ大統領などに加え、来日中のウクライナの大統領の名前もある。一方、オバマ米国大統領や日本の政治家の名前が無さそうで、筆者もほっとしているのだが・・・。また、著名人ではサッカーのメッシ選手の名もある。

 名前の出た大物で注目すべきは中国の習主席であろう。反汚職腐敗を掲げ体制固めして来ただけに、下手をすれば指導力や求心力が低下しよう。それを阻止するためか、中国政府は沈黙を続け、ネット検索や海外報道へのアクセスを制限するなど厳しい統制をする。
 因みに、アイスランドという小国では、グンロイグソン首相と夫人の資産隠し疑惑が発覚。首都レイキャビクでは首相に辞任を求める市民らの抗議デモがあり、同首相は辞任表明に追い込まれた。小国だけに、実は 正直な小心者であったのであろう。疑惑報道に対し徹底した報道規制をする大国の中国とは大違いである。


  
パナマの法律事務所 アイスランドの抗議デモ   タックス・ヘイブンの著書
   (ネットより転用・加工済み)     『私はワールド・トラベラー』

 ところで、世界を股にかけて
272の国と地域を旅してきた私ことワールド・トラベラーは、世界的に知られる名だたるタックス・ヘイブンを全てと言ってよいほど訪れているが、その多くで(例えば英領ヴァージン諸島)イギリスが関与している。旅の詳しい模様は、このブログの2012年3月4日付けの「天国に近いケイマン諸島 − タックス・ヘイブンの裏表」、2013年2月12日付けの「資産家夫妻殺害事件簿:ファンドマネージャーとタックス・ヘイブン」などで紹介済みである。また、幣著書『私はワールド・トラベラー(文芸社)』でも、タックス・ヘイブンにつき詳述している。

 上記のブログで注目すべきは「…
タックス・ヘイブンの裏表」である。この記事をアップしてから今日に至るまで、最多の検索キーワードになっているのが、なんとこのタックス・ヘイブンの裏表である。ケイマン諸島は英国王室ご愛用のリゾートアイランドという表の顔の裏側にあるのが、タックス・ヘイブンなのだ。どうもケイマンのタックス・ヘイブンを利用する前に、筆者のブログを参考にしているようだ。愛読されるのは有難いことだが、ひょっとすれば犯罪に手を貸しているのではないかと少々後ろめたい気もする。

 さて、このブログのもう一つの本題、パナマの旅に移ろう。

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 世界的な要衝パナマ運河がある世界の十字路とも言うべき同国を訪れたのは、1997年6月であった。この旅ではほかに、ニカラグア、コスタリカ、ジャマイカ、ドミニカ(共和国)、キューバ、メキシコの中米とカリブ海の諸国を巡る大周遊であった。パナマの面積は日本の5分の1の7万5517k屬如⊃邑は約345万人。
 主な産業や国家収入は金融業、パナマ運河通行料、便宜置籍船登録料(外国商船からのパナマ船籍収入)、観光業など。金融業の実態はタックス・ヘイブンであろう。一応バルボアという通貨はあるが実際は存在せず、現実に流通しているのは米ドルだ。一人当たりのGDPは1万ドル以上で、中米諸国では最も多い。

 主要産業の一つになりつつある観光だが、先ず首都のパナマ・シティは人口が約88万人の大都市である。「西半球の香港」「リトルニューヨーク」などと呼ばれ、高層ビルが林立し人種のるつぼの街だ。新市街から東へ6km、旧市街に16世紀初頭にスペインが築いた世界文化遺産の植民都市遺跡パナマ・ビエホがある。
 この街のハイライトはなんと言っても世界最大の閘門式運河、パナマ運河である。世界三大運河の一つに数えられ、全長は80km、幅は91m〜200m。街から西へ6kmにあるミラ・フローレス水門を訪れ、エレベーターを上がって展望台から運河を眺めたが、次から次へと大型船が運河を航行する光景はまさに圧巻であった。


  
   パナマ・シティの  パナマ・ビエホの筆者  パナマ運河を訪れた
   摩天楼を俯瞰               ワールド・トラベラー


 パナマ観光で見逃せないのは、美しいカリブ海に浮かぶ島々である。パナマ・シティのアルブロック空港から8人乗りの小型プロペラ機で、ひょっこりひょうたん島のサンブラス諸島のポルベニール島に着いた。透明度が高い諸島のサンゴ礁の海には、350以上の小さな島々が浮かぶ。これらの島嶼にはクナ族という原住民インディヘナが住み、パナマ政府から自治権を得て昔ながらの独特の文化や習慣を守りながら生活する。
 ポルベニール島でボートに乗り換え、島巡りをした。ホテルのあるナルネガ島の広場では、お土産用のモラという刺繍を施し様々な文様が鮮やかに描かれた伝統衣装が売られていた。また、クナ族の伝統舞踊を観賞し、ハンモックでうたた寝したり、のんびりと時が止まったかのような至福のひと時を過ごした。これらの島巡りと少数民族のクナ族については、幣著書『世界を動かす少数民族(幻冬舎)』で詳述しているので、ご興味ある人はご購読頂きたい。


  
  サンブラス諸島を俯瞰  クナ族と触れ合う   パナマ紹介の著書

 慌ただしい駆け足のパナマ観光であったが、巨船がパナマ運河を通過する迫力、素朴な原住民インディヘナが静かに暮らすサンブラス諸島などが忘れがたい旅となった。


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 アメリカでは海外企業を買収し、税金の安い国や地域に本社を移転しようとする動きが顕著らしい。一方では、米国政府がこの動きを封じようと規制強化策を打ち出しに懸命だ。低税率の他国・地域に本社を移すことは「タックス・インバージョン(課税逆転)」と呼ばれ、近年急増している。
 この強化策の影響で、アメリカの製薬大手ファイザーはアイルイランドに本社がある同業者アラガンの買収断念を余儀なくされた。タックス・ヘイブンやタックス・インバージョン、いわゆる国境を越えた税逃れと、厳しくなりつつある規制強化のイタチごっこは当分続くであろう。

後記
 国際調査報道ジャーナリスト連合ICIJは、5月9日にタックスヘイブンに設立された約21万4000法人の情報をホームページで公開した。公開されたのは英領バージン諸島、米国ネバダ州、香港など21カ所の登記情報など。日本関連では設立された24の法人のほか、400近い出資者などの名前がある。例えば、ソフトバンクのグループ会社、伊藤忠商事、丸紅など。タックスヘイブンを利用しているのは公開された関係者以外にも多数存在すると見られ、巨大な氷山の一角に過ぎないであろう。その全体像の実態解明は容易ではなさそうである。

 

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 今年中に7作目を出版したき次第につき、面倒見の良い意欲的な出版社があれば是非ご一報下さい。お待ちします。高 やすはる(ペンネーム)より
TEL:04−7184−4745又はEメール:ko-yasu@maple.ocn.ne.jp

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| 世界の旅−中米・カリブ海 | 20:16 | comments(2) | trackbacks(0) | - | - | ↑TOP
東西冷戦の遺産国(?)「カリブ海の真珠」キューバへの旅
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 皆さん、アメリカ大陸で初めて誕生した社会主義政権ゆえ、「カリブ海に浮かぶ赤い島」とはご存じであろうか?もし分からなければ、「カリブ海の野球王国」とヒントを差し上げれば見当がつくであろう。そう、キューバである。 

 残りの任期が2年を切りレイムダックと揶揄されるバラク・オバマ米国大統領は、何とかレガシー(歴史的遺産)を残そうと懸命のようである。それだけに、2ヵ月近く前の2014年12月17日はちょっとした画期的な日であったかも知れない。同大統領が、これまで半世紀以上にわたり国交断絶してきたキューバとの国交正常化に乗り出すと発表したからである。両国はローマ法王フランシスコやカナダなどの仲介で、2013年から舞台裏の交渉を続けていた由。
 ただ、多数派の野党共和党は反発しており、対する
オバマ大統領は「キューバ国民と米国民、そして世界のために、米国は過去の足かせを緩めることを選ぶ」と演説。キューバのラウル・カストロ国家評議会議長もオバマ大統領の発表に合わせ、「オバマ大統領の発表は尊敬と評価に値する。キューバと米国の関係改善に向けたローマ法王庁、特にフランシスコ法王の力
添えに感謝したい」と語った。

 先日(1月20日)イスラム国による邦人人質事件が明るみに出て以来、我が国では連日この事件が大々的に報道される裏で、1月21日〜22日の両日キューバの首都ハバナで初の国交正常化交渉がひっそりと行われた。1961年に国交を断絶以来、50年以上にわたる断絶状態に一応ピリオドを打つ第一歩を踏み出した。直ぐに結論らしきものは出なかったが、米国とキューバは今後も正常化交渉を続けることで合意。 
 しかし、久し振りの両国接触は様々な課題を浮き彫りにしたようだ。
ラウル・カストロ議長は経済制裁解除やグアンタナモ基地の返還などが無ければ正常化は無理であり、キューバの社会主義体制を替えようとする米国の内政干渉は受けないと明言する。一方、米国の意図は国交回復に加え、同国の政治体制を変えることが主目的として両国間で大きな乖離がある。お互いに思惑の違いがハッキリしている「同床異夢」の交渉の結末は、今後どのように収束するのであろうか?


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 さて、この辺で1997年6月に旅したカリブ海に浮かぶ島国キューバを紹介したい。当時は実兄のフィゲロ・カストロが健在な頃であった。この旅ではニカラグア、グアテマラ、パナマ、ジャマイカ、ドミニカ共和国、メキシコも訪れ、中米とカリブ海諸国を周遊した。キューバは米国のフロリダの南沖合145kmほどに位置する、「アメリカの庭先」のような国である。だが、制裁の影響で両国間の直行便が無いため、他国から入国しなければならない。この旅ではジャマイカの首都キングストンから入国し、出国はハバナからメキシコの首都メキシコ・シティへ飛んだ。
  キューバの面積は
11万860k屬覇本の本州の半分だが、東西が1200km以上もある細長い国土に1100万人が住む。言語はスペイン語で、ほかに英語もかなり通用する。人種構成は多様で、スペインなどの欧州系白人、ムラートと言う白人と黒人の混血、黒人などから成るが、人種差別は無いとか。社会主義国とは言え、北朝鮮とは趣は全く異なり、国民気質は陽気さと明るさを併せ持つ。カリビアン・ミュージックを代表するサルサの陽気なリズムが、ハバナのような大都会から地方に行っても流れる。

       −−− 中米・カリブ海諸国を巡るワールド・トラベラー −−−

    
  ニカラグア:アポヨ湖畔     ジャマイカ:キングストン  ドミニカ:サント・ドミンゴの
   のカタリーナ展望台     のボブ・マーリー博物館      コロンブス広場  

 観光面では実に魅力的な国である。先ず、首都
ハバナの街には1950年代のアメ車が現在も街を走り、19世紀後半の立派な建造物などと見事に調和する。まるで歴史が止まったかのようで、スペイン・コロニアル時代の懐かしい魅力が街中に溢れる。その中心はラ・アバナ・ビエハと呼ばれる旧市街だ。観光のスタートはアルマス広場がオススメ。近くにあるカテドラルは1704年築のキューバ風バロック様式の建物で、重厚で見ごたえがある。ヘミングウェイゆかりのスポット、バーやレストラン、定宿であったホテル・アンボス・ムンドスもアルマス広場やカテドラル付近にある。
  一方、新市街の中心は革命広場で、独立戦争を指導した英雄ホセ・マルティの像が立つ。この広場で、カストロと共にキューバ革命を起こした革命家チェ・ゲバラのTシャツを買った。ハバナの街並みを眺望するならモロ要塞が一押しで、世界遺産の美しい旧市街などが展望できる。夜は、キャバレー・トロピカーナの歌と踊りのショー鑑賞に尽きる。国立舞踊団の一流ダンサー達によって繰り広げられ,サルサなどラテンリズム、バレエ、ネイティブショーなどあり、アクロバット的な踊りが小気味よくダイナミック。
 
 郊外では、
コヒマルがヘミングウェイゆかりの地として有名である。ハバナ市内から東へ20km、車では30分ほどで着く。ヘミングウェイが愛しよく釣りに出かけ、小説「老人と海」の舞台となった人口1万人ほどの小さな漁村だ。彼の愛艇も当時はコヒマルの港に停泊し、よく釣りに出かけたとか。

                      −−− ハバナ三景 −−−

  
   旧市街:カテドラル    旧市街:カテドラル広場を  モロ要塞:旧市街を一望
                     散策する筆者

 地方では、 ハバナの南東およそ280km、島中央部の西岸に位置する古都
トリニダーが見逃せない。サンクティ・スピリトゥス州の州都で、人口は約3.5万人。金鉱探索していたスペイン人により1514年に建設され、博物館の異名を持つ町は植民地時代の面影を残す。主に18〜19世紀に建てられたバロック様式の豪壮な大邸宅が建ち並び、当時は基幹産業の砂糖産業で莫大な富を得た農園主たちの栄華が偲ばれる。イベリア様式の碁盤の目状に石畳の道が続き、馬車が走るのどかな風情が何とも言えない情緒がある。町の中心はサンティシマ広場で、正面にカテドラル、その隣からロマンティコ博物館、考古学博物館、革命博物館など博物館群がズラリと並ぶ。
 この町の北西70km郊外にある
シエンフエゴスは、スペイン語で「百の炎」を意味する。19世紀初め頃からサトウキビ、コーヒーやタバコの交易地として栄え、主にフランス系移民が住んでいたコロニアル調の町だ。市庁舎やカテドラルなどの華やかな建物が並び、ノスタルジックな雰囲気がある。

 キューバ最大の魅力と言えば、美しいカリブ海であろう。ハバナ市内から車で約3時間走ると、海に向かい細長い角のように延びる全長28kmのヒカコス半島が見えてくる。この半島にキューバ最大のビーチリゾート、
バラデロがある。1959年の革命前までは、アメリカの富豪たちが豪華な別荘を建て、美しいビーチでバカンスを享受していた。革命後はオーナーが亡命したためキューバ政府の所有となり、欧州資本が加わって社会主義国らしからぬ大リゾートになった。
 このビーチには華やかさと南国の明るさがあり、物不足が目立つハバナや他の町とは全く趣が異なる。大西洋に面した細かい白砂のビーチがどこまでも続き、海の色はターコイズブルー(トルコ石色)など3色の濃淡があり、言葉を失うほどの美しさである。遊泳のほかに、泊まったホテルの宿泊客とビーチでダンスを楽しんだ。ヒカコス半島から80kmほど南下すると、広大な湿原が広がる
サパタに着いた。ちょっとした文化村があり、サルサの音楽を聴きながらランチを美味しく頂き至福のひと時を過ごした。

 「百聞は一見に如かず」のキューバ版がある。国民的な人気があるのはカストロではない。実はキューバ革命の立役者であったアルゼンチン生まれの国際的な革命闘争家のチェ・ゲバラと、米国のノーベル賞作家アーネスト・ヘミングウェイである。この両者ゆかりの場所がキューバの各地で有名な観光スポットになっている。
 特に17年前にハバナで買ったチェ・ゲバラのTシャツは今も大事に保管し、カリブ海紀行の良き想い出となっている。ゲバラは1961年に工業大臣に就任するも、安住を好まず1965年キューバを離れた。その後はコンゴなどアフリカ各地を回り、1967年ボリビアで捕えられ処刑された。39歳の短いが波乱万丈の生涯は、世界を股にかけて放浪してきた
ワールド・トラベラーこと筆者も共鳴するものが多々ある。


  
トリニダー:サンティシマ広場 伝説の革命家チェ・ゲバラ  バラデロ:キューバ美女
でロバに乗った男の子と仲良く                    とのツーショット


  ☆━…━☆━…━☆━…━☆━…━☆━…━☆━…━☆━…━☆

 オバマ大統領はケネディ政権時代から続いてきた渡航禁止や禁輸措置も緩和すると述べ、「厳格な政策は私たちのほとんどが生まれる前に起きた出来事に根差すもので、米国人のためにもキューバ人のためにもなっていない」と指摘した。ハバナからの報道によれば、昨年末から米国人のツーリストが急増し、冷戦の雪解け効果が早くも出ているようだ。米国人にとりキューバは目と鼻の先にあるカリブ海有数のリゾートでありながら、半世紀以上も往来が許されなかった最後の楽園である。
 1月16日以降は教育などに限定された米国民のキューバ入国条件が大幅に緩和され、米国の銀行発行のクレディットカードが利用可能となった。米国への持ち込みが禁止されていたキューバ産のラム酒とたばこ製品も100ドル分までは認められるようになった。資源に恵まれないキューバにとって観光産業は重要な国家の収入源である。年間300万人の観光客が訪れるが、その3分の1はカナダ人が占める。しかし、今後は地理的にキューバにずっと近い米国が旅行者数でカナダを抜くのは時間の問題で、大勢押し寄せて来る隣人にキューバ観光業界は大いに期待しているとか。


 この半世紀ほどの間に米ソの東西冷戦も終わり、IT革命などのお蔭で世界は大変貌した。しかし、シリアやウクライナなどで内戦が続き、世界各地で自爆などのテロが頻発し、最近ではイスラム国のような凶悪国家(?)も誕生している。これら国際紛争を長期化させ複雑にしているのは、米国やロシアなどの大国の干渉であることは間違いなかろう。チェ・ゲバラが生きておれば、どのように答え、どのように革命行動を起こすのであろうか?興味津々である。

(後記)
 米国とキューバ両政府は7月20日に相手国の首都に再び大使館を設け、1961年の断交から実に54年ぶりに国交回復させた。半世紀以上にわたり敵対関係にあった両国にとり、画期的な歴史の幕開けとなる。
 ただ、一応国交は回復したと言っても、その関係は真の正常化から程遠いものだ。例えば、キューバに対する米国の禁輸措置の全面的な解除、キューバ側の人権状況の改善などの諸問題が積み残され、正常化交渉の本番はむしろこれからである。(2015年7月21日)


                  ◇◇◇  ご案内  ◇◇◇

 無料講演を引き受けます。

 ワールド・トラベラーは年間5〜6件の講演・講義を全国各地で行っています。目的は地域や街の活性化と真の国際化推進、そして三流とも揶揄される日本外交再生などの一助です。そのために世界に関することであれば、旅行、文化芸術、宗教、歴史、政治や外交に関する国際情勢、グルメ、環境、経済や産業などジャンルを問わずワールド・トラベラーとして恥ずかしくない講演をします。しかも実体験をベースに、他人様の情報をコピペ(切り貼り)しない異色のノンフイクションをありのままにお話します。
 ご希望があれば、ご遠慮無くお申し出下さい。因みに、慈善活動のため謝礼は一切不要ですが、ご希望の主旨が筆者の平和的な理念などに反する場合は勝手ながらお断りすることもあります。予めお含み置き下さい。


                    ― ― ―  講演会風景 ― ― ―
  
 プロジェクターを駆使し講演     地球儀を前にして      満席の会場で熱心に聴講する
  するワールド・トラベラー      スピーチする筆者       多数の参加者たち 


お問い合わせ:世界の人形館 
                     TEL 04−7184−4745
        E−MAIL 
 ko-yasu@maple.ocn.ne.jp


 新著紹介

世界199ヵ国と73地域を制覇したワールド・トラベラー ペンネーム:高 やすはるが、テレビや新聞が報道しない、知られざる危険だらけの紛争地を生々しく現地ルポする本格的なノンフィクション書籍!喜寿を過ぎた世界の旅人が著した本物志向のリアルな本が、幻冬舎より発売中。
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| 世界の旅−中米・カリブ海 | 11:09 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - | ↑TOP
ドミニカなどカリブ勢が活躍したWBC野球とチャべス死去
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 最近、日本から1万4000kmほども離れ、地球儀を見ればほぼ反対側に位置するカリブ海地域が注目されている。今までカリブ海でいつも話題になるのは、カストロや野球が強いことなどで知られるキューバ、或いはウサイン・ボルトなど世界的な短距離ランナーが多いジャマイカであった。
 しかし、過日の第3回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で大活躍したカリブ海の国や地域のチームは、我々極東の民にとっては馴染みが薄いようだ。

 日本の3連覇がかかったWBC大会は、世界的な英国のブックメーカー・ウィリアムヒルが予想した3位のドミニカ共和国が優勝した。それも1次ラウンドから8戦全勝の完全優勝であった。一方、予想では1位と期待された日本は井端選手(中日)など一部選手の健闘もあったが、残念ながら準決勝で敗退した。やはり、大リーガー不在が戦力面のブレーキになったのであろう。
 この大会でおやっと思ったのがカリブ海地域チームの大躍進。優勝したドミニカ共和国、日本を破った準優勝のプエルトリコ、そして日本と共に準決勝まで進出した主力選手がキュラソー出身で占めるオランダ。まさにカリブパワーに溢れた大会と言える。
  
                                 

 優勝したドミニカ共和国では野球が国技になっている。生まれながらのパワーと肩の強さ、さらに柔軟性に恵まれた選手は米国のメジャーリーグでも十分通用する。通産609号の本塁打を記録し大リーグ有数のホームラン打者であったサミーソーサや219勝の投手ペドロ・マルチネスなど、今まで多くの有名な大リーガーを輩出して来た。
 今回のWBC決勝戦での先発野手は全員が大リーガーで、この大会のMVPになったカノーは名門ヤンキースの主軸打者だ。また、昨シーズンの同国出身の大リーガーは約130人と全体の1割を占めるほどで、強くて優勝するのは当然かも知れない。
 
 我が日本でドミニカ共和国を知っている人は少なかろう。キューバの東に浮かぶイスパニョーラ島の東部を占め(西部はハイチ)、面積は九州より少し広いが5万k崑らずの人口約900万人の小国である。1492年コロンブスが到達してスペイン領になったが、その後フランスやハイチの支配を経て1844年に独立した。しかし、独立後120年ほどはハイチの侵略やスペイン再支配、内戦などあり、政情は安定しなかった。
 一方、米国に近いこともあり野球は元々盛んである。1人当たりGDPが5500米ドルという貧しさから脱却するためには、アメリカンドリームを叶えてくれるメジャーリーガーになるのが絶好の近道になる。

 私ことワールド・トラベラーは1997年6月にこの国を旅しており、コロンブスの弟によって建設された首都サント・ドミンゴなどを訪れた。新大陸における最初の植民都市であった街は、その歴史的価値からドミニカ共和国唯一の世界遺産になっている。見どころは植民地時代の面影が残る旧市街などだ。また、コロンブス公園など、やたらとコロンブスの冠を付けるスポットが多い。
 因みに、この国と同名の国が比較的近くの西インド諸島にある。単にドミニカという小さな島国の首都はロゾーで、人口はわずか7万人。筆者は2002年4月に訪れ、火山と鬱蒼と生い茂る熱帯雨林の美しさが見事に融合しているのが印象的であった。

  
 優勝後に歓喜するドミニカ   ドミニカ:サント・ドミンゴの  ドミニカ:サント・ドミンゴ
 共和国選手たち(インター     コロンブス広場前の筆者  の独立広場で子供たちと
 ネットより転用・加工済み)
 
 2位となったプエルトリコはアメリカの自治領で、2次ラウンドで親のような立場のアメリカ本国を負かして決勝ラウンドに進出した経緯はまさに下克上だ。このチームにも大リーガーが多数いる。かっての名選手として、473本塁打を記録した強打者デルガルドなどが挙げられる。
 世界の旅人は1999年12月と2012年9月の2度プエルトリコを旅行したことがある。面積は青森県と同じ8959k屬如⊃邑は約400万人。かってスペイン領であったため、日常の言葉はスペイン語で「米国のミニスペイン」と言った感じだ。
 首都サンファンの新市街の西に細長く伸びる半島の先端に、世界遺産になっている歴史地区がある。中でも数世紀前に逆戻りした佇まいの旧市街、堅固そうなエル・モロ要塞などが見逃せない。また、サンファンの南西113kmにあるポンセにはビックリするような超派手な建物がある。町の名物として知られる消防署博物館で、赤と黒のストライプガひときわ人目を引く。

 3回目のWBC開催の台風の目となったのは、なんと言ってもオランダの活躍であろう。2次ラウンドでは強敵キューバを倒し、日本との対戦でも食い下がった。オランダと言えば野球が盛んでないヨーロッパの国で、まさかと言う驚きであった。試合をテレビ観戦中に気が付いたのが、選手のほとんどが黒人で白人はわずかなことだ。種々調べてみると、オランダ領でカリブ海に浮かぶキュラソーの選手が半数を占め、その中には大リーガーも多い。
 17世紀にオランダが入植したキュラソーは2002年4月に出かけたが、面積440屬伴鏤凖腓汎韻弦さの小島に約17万人が住む。首都ウィレムスタットは本国のアムステルダムに少し似た可愛い趣の町で、おとぎ話の世界に迷い込んだかのごとき錯覚に陥る。世界遺産になっているプンタ地区などの歴史地区は、17世紀ごろのオランダにタイムスリップしたような風情があり忘れ難いものがある。

  
 プエルトリコ:サンファン  プエルトリコ:ポンセの消防署  キュラソー:ウィレムス
 全景、先端右が旧市街    前のワールド・トラベラー    タットのオトロバンダで
 
 WBCの試合で我が日本が夢中になっていた時に、カリブ海に面する南米の有力国ベネズエラでは国民の多くが悲嘆に暮れていた。がんに侵されたチャべス大統領が、3月5日に首都カラカスの病院で息を引き取ったのだ。まだ58歳の若さであった。日本ではあまり報道されなかったが、中南米やカリブ海地域では恐らく衝撃的なニュースであったであろう。それほどチャベスは人気者であった。
 と言うのは、米国のブッシュ前大統領を悪魔呼ばわりするなど、度胸のある急進的な反米左翼陣営のリーダー的な存在であった。それだけに、中南米情勢に与える影響は大であり、計り知れないものがあろう。

 1998年に大統領に当選後の言動はまさに型破りで度胸あった。アメリカなどの外国資本を「帝国主義」とか「植民地主義」などと厳しく批判する一方、貧しかった小さい頃の思い出を語りながら子供を抱き上げて歌うご愛嬌も見せた。このジェスチャーが次々と打ち出した貧困対策と共に、庶民大衆の心をくすぐり国民的な人気が高かった。度胸と愛嬌があった政治家という点では、お坊ちゃん議員も混じるリッチな世襲議員が多い我が国の政治家の諸先生は大いに学ぶべき点が多々あろう。
 もちろん良いこと尽くめではなかったそうだ。経済や報道面などで強引に締め付け、汚職や腐敗なども横行させたとも言われるが、暗部を補って余りあるものがあった御仁の様である。
 
 死後に称賛しても遅きの感は否めないが、チャべスの勇気と偉大さは外交でも立証された。潤沢なオイルマネーを活用してベネズエラ国内ばかりではなく、「米国の裏庭」とも呼ばれた周辺の中南米・カリブ海地域でも着々と手を打った。アメリカの影響力を殺ぐため、ニカラグアやエクアドルなどで左派系の大統領候補に選挙資金を出したり、カリブ諸国を中心に石油提供や資金援助をした。特に師と敬愛するカストロが率いて来たキューバには、同国の石油消費量の実に70%を提供支援した。
 またチャベスの大統領就任に大いに刺激されてか、中南米で続々と反米的な左派政権が誕生した。例えば、キューバやベネズエラのほかに、ニカラグア、エクアドル、ボリビアがある。さらに、中道左派政権として、ブラジル、アルゼンチン、ペルー、ウルグアイがある。いずれも南米の大国だ。

 ベネズエラ政府は故チャベス氏の遺体を永久保存する方針を決めたが、処置が遅れて保存は困難らしい。指導者の遺体を永久保存するのは一党支配の社会主義国が多く、ソ連(現ロシア)、中国、北朝鮮、ベトナムなどがある。
 これは遺体を保存することによって偉大な指導者を永久に追憶し、権力の維持に役立てようと言うのが狙いであろう。

 さて、ベネズエラへの旅は1996年6月、2002年4月、2003年7月の3度もある。面積は日本の2倍半近い91万2050k屐⊃邑は約2700万人。南米一の産油国、小説「ロストワールド」の舞台ギアナ高地と落差世界一の滝・エンジェル・フォール、中南米有数の大都会カラカスなど、多様な顔を持つ魅力的な国である。
 首都カラカスをベースに、不思議なことに滝つぼが無いエンジェル・フォール、神秘的なギアナ高地、西部のコロニアルタウン、ブラジルとの国境付近などを訪れたが、石油のほかにも観光の資源も豊かな国であることを実感した。特にエンジェル・フォールは上空からも地上からも眺め、地球のエネルギーを畏敬し感動した。後日機会を改め、もっと詳しくベネズエラの見どころを紹介したい。

  
エンジェル・フォール:遊覧  エンジェル・フォール:地上 カラカス:ハイウェイが発達
 飛行して上空から俯瞰    から滝を見上げる筆者    した近代的な街並み

 因みに、ベネズエラも今回のWBCに参加したが、1次ラウンドでドミニカ共和国に3−9で敗れるなどして2次ラウンドにも進めなかった。しかし、日本でプレーしたカブレラ、ペタジーニ、ラミレスなどはいずれも良い選手たちで、南米でポピュラーなサッカーよりも野球が盛んな麗しの国であることは間違いない。
 また、故チャべス大統領が野球の愛好者であったことをお忘れなく!

 ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆

市民観桜会のご案内
  日時:4月1日(月)午前10時〜午後4時
  場所:我孫子ゴルフ倶楽部(13・16番コース周辺)
  入口:五本松公園向かい側 特設入口
  会費:100円(小学生以下は無料)
  お問合わせ:090−6034−9149
  主催:我孫子の景観を育てる会
  後援:我孫子市   協力:(社) 我孫子ゴルフ倶楽部
  なお、ワールド・トラベラーは「我孫子の景観を育てる会」の会員です。


ワールド・トラベラーが館長を務める世界の人形館では、257カ国・地域の民俗人形、紙幣とコイン、仮面、壷、置物、絵画、木彫り、地球儀、時計、照明ランプ、絵皿、万華鏡などを多数展示しています。ご興味ある方はご遠慮なく、お気軽にご来館下さい。慈善活動につき、入館料は無料です。但し、セキュリティなどのため、下記要領で必ず予約をお願いします。
  TEL:04−7184−4745 又は Eメール: 
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| 世界の旅−中米・カリブ海 | 02:38 | comments(3) | trackbacks(0) | - | - | ↑TOP
天国に近いケイマン諸島 − タックス・ヘイブンの裏表
23

 昨年11月より話題になったオリンパスの巨額損失隠しと、最近では年金資産2000億円が消失して問題になっているAIJ投資顧問会社は共通するものがある。それは美しいカリブ海に浮かぶ英国領のケイマン諸島のファンドを悪用していることで、両事件はその構図や人脈などが重なるようだ。
 この両社の事件に限らず、タックス・ヘイブン、即ち租税回避地として耳目を集めているケイマン諸島は、過去度々その名前が上がり話題になってきた。


 キューバとジャマイカに挟まれ、スティーブンソンが書いた小説「宝島」のモデルにもなったケイマン諸島は、英国王室直轄の海外領土である。人口約4万人、面積が屋久島の半分ほどの259k屬半さい諸島で、世界地図では点に過ぎない。しかし、ダイビング・パラダイスとして世界的に知られるダイバー憧れの聖地になっており、ケイマンは2つの相反する両極端の顔を持つ摩訶不思議な島である。

 その1は「脱税の島」としての裏の顔であろう。1970年以降に会社設立が容易にできる事や税務上の優遇策がとられた事から、様々な類の資金が流れ込むようになった。500を超える銀行が集まり、9万社の法人が登記され、1万もの多数のファンドが登録されている由。日本の証券投資残高(2005年の時点)はアメリカやオランダに次ぐ約36兆円と言われる。(後記:2015年末時点では実に74兆円と倍増した。)

 タックス・ヘイブンと言えば、税金が免除される天国(タックスヘブン)と勘違いされがちだが、ヘイブン Havenとは港のことで、課税という嵐を回避するための港を意味する。例えば、ケイマンに会社を設立すれば、その法人所得に対して税金が掛からない。また、英領バージン諸島などに比べても、会社やファンドの設立や運営の規制が緩やかだ。さらに、現地に行かなくても24時間以内に法人登記が簡単にでき、その業務内容も開示されない。

  
ケイマン諸島を囲むカリブ海  グランド・ケイマン島を   ジョージタウンの目抜き通り
地図(出展:帝国書院地図)     上空より俯瞰    散策するワールド・トラベラー

 英国領であるが、イギリス本国の厳しい金融規制が適用されない。そのため金融取引が活発で、資金運用に極めて都合が良い。故に各国の企業は、こぞってケイマンにペーパーカンパニーやファンドを作りたがる。オリンパスの場合はケイマンに設立したファンドに損失含みの金融資産を買い取らせる、いわゆる「飛ばし」が行われた由。

 もう1つは、カリブ海有数の美しいリゾートアイランドとして国際的にも知られる表の顔である。筆者は2000年12月にケイマン諸島を訪れたが、もちろん観光のためで、ファンド絡みのビジネスではない。この時にはアメリカのマイアミを拠点にし、カリブ海の代表的なリゾート地、中南米諸国のコロニアルな町々やマヤ遺跡を巡る旅を楽しんだ。 
 例えば、西半球の最貧国ハイチ、1997年6月以来の再訪となったジャマイカ、ユカタン半島南部にあるベリーズ、中米では珍しく内戦が無かったホンジュラス、「中米の日本」と呼ばれるほど勤勉な国民が暮らすエルサルバドル、旅行当時はコカインとゲリラ活動で悪名高かったコロンビア。豊かさと貧しさ、陽気さと暗さ、寛容と執念深さなど相反するものが混然とする不思議なラテン・アメリカ周遊は、22年振りに海外でクリスマスを迎える貴重な旅にもなったのを今も鮮明に記憶している。

 ケイマン諸島は3つの島から成るが、主島は諸島のなかで最大の島であるグランド・ケイマン。16世紀にコロンブスが発見したと言われ、海賊伝説がある島には海賊のモニュメントが多い。面積は198k屬如逆L字型をしている。わずか3日間の短い滞在であったため、同島の島内を久し振りにレンタカーで効率よく周遊した。
 訪れた主なスポットは 「カリブ海のロングビーチ」と呼ばれるセブンマイル・ビーチ、イギリスの面影を今も残す町ジョージ・タウンではケイマン国立博物館やジョージ砦など、黒い石灰岩層がまるで地獄の様相を呈するウェスト・ベイ地区のヘル、ノース・サイドで白砂の美しいビーチが広がるラム・ポントなどだ。

  
 セブンマイル・ビーチを散策   まさに地獄のようなヘル     美しいラム・ポイント
   
  英国王室が時々バカンスを過ごしにやって来るだけあって、高級感と洗練された雰囲気を持つお洒落なリゾートアイランドである。日本の運転免許証だけで簡単に借りられるレンタカーでグランド・ケイマン島内をつぶさに回り、至福の時を過ごした。
 
 特に印象に残ったのは、名前の通り、長い白砂ビーチが延々と続くセブンマイル・ビーチである。透明度の高いアクアブルーの海に臨むビーチには、豪華な高級ホテルがずらりと建ち並び壮観で素晴らしい。
 首都ジョージタウンの沖合いに10万トン級の巨大なクルーズ船が停泊している港の風景も美しく、街中はクルーズ客の買い物で活気があった。ただ惜しむらくは、アメリカからの富裕層の観光客が多いためか、ホテル代も含め全般的に物価が高いことだ。
 島央部の北岸に位置するノース・サイドの西端にあるラム・ポントでは、一幅の絵を見るような白砂の美しいビーチが広がり、赤く染まるサンセットの眺めが最高だ。また、半潜水艦ツアーに参加したが、熱帯魚が群れを成して回遊する海中は”幻想的”という以外の言葉が見当たらず感動した。

 一般にタックス・ヘイブンという暗いイメージのあるケイマン諸島だが、その実像は治安が良く、風光明媚なリゾートアイランドである。特に海やマリンスポーツが大好きな人たちは是非とも訪れ、ケイマン諸島の表の顔の実像を理解して頂きたい。まさに百聞は一見に如かずである。
 と言っても、ケイマン政府や本国の英国から見返りの報酬は一切もらっていない事を、念のために付記して置く。

    
     ジョージタウンの港で     セブンマイル・ビーチで   マリオット・ビーチ・リゾート
    停泊するクルーズ船      ボートや遊泳を楽しむ


 最後にケイマン諸島をかばう訳ではないが、世界にはタックス・ヘイブンになっている国や地域は意外に多い。例えば、ヨーロッパではモナコ・サンマリノ・リヒテンシュタインなど、中東ではアラブ首長国連邦やバーレーンなど、カリブ海地域ではバハマやバージン諸島などがある。その数は50以上もあり、2000兆円とも、3000兆円とも言われる巨額の資金が運用されているとか。それは世界のGDPの3分の1ほども占めると言われる。因みにワールド・トラベラーはこれらの国・地域をすべて訪問済みである。
 しかし、忘れてならないのは、アメリカ合衆国こそが世界で最も悪質なタックス・ヘイヴンと唱える者もいたりするほどだ。実際にデラウェア州の法人制度や税制は、世界中のタックス・ヘイブンのモデルにもなっているとか。この税逃れに対して今後各国の規制は厳しくなることが予想されるが、タックス・ヘイブンの舞台になっている小さな国や島では産業や資源が無く、自活のためタックス・ヘイブンが必要悪な実情がある。

 旅行会社のパンフレットでは、天国に一番近い島は南太平洋のニューカレドニアとPRされている。筆者も1994年4月に訪れたことがあるが、言われるほどでもない。むしろケイマン諸島が天国により近いかも知れない。それは観光面はもちろん、タックス・ヘイブンでも魅力たっぷりの島のようである。

(後記)
 2016年に
パナマ文書という秘密ファイルが流出し、各国の政界を揺さぶるなど国際的な大スキャンダルになりそうである。国際調査報道ジャーナリスト連合(ICIJ) などによる分析で、現職の世界の国家指導者らが利用したり関与するタックス・ヘイブンの実態が明るみに出たのだ。詳細は2016年4月6日付け幣ブログ「パナマ文書で騒然のタックス・ヘイブンとパナマの旅」参照。
 

                            ◇◇◇  ご案内  ◇◇◇

  

      ワールド・トラベラーの主な著書紹介

   『 私はワールド・トラベラー          『 272の国と地域を制覇した
  世界257ヵ国・地域を旅した男 』 77歳のワールド・トラベラーは
                      たった1人で紛争地を旅した』 
    文芸社 定価1,500円+税      幻冬舎  定価1,400円+税
 世界遺産、世界の絶景、世界情勢などテレビや新聞で報道されない危険な
がよく分かり世界旅行した気分になる書 紛争地帯をルポし世界平和を訴える

   

  『 トラベル・イズ・トラベル    『 ワールド・トラベラーだけが知る 
       安全な旅は退屈だ!!』             素顔のイスラム 』
   ルネッサンス・アイ 定価1,300円+税       新潮社 定価1,500円+税
 旅の醍醐味はトラブルにあり!漫画  イスラム圏に住み働き旅し43年の
  チックなイラストが子供達にも好評   著者がシリア内戦やイスラム国も詳述 

   

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            実力と影響力を持つ少数民族を紹介

                

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筆者のプライベート・ミュージアム、世界の人形館は、245カ国・地域の民俗人形、紙幣とコイン、仮面、壷、置物、絵画、木彫り、地球儀、壷、時計、 照明ランプ、絵皿、万華鏡などを展示しています。 ご興味ある方はご遠慮なくご来館下さい。お待ちします。但し、セキュリティなどのため、下記要領で予約をお願いします。
TEL:04−7184−4745 又は Eメール:
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