世界の人形館からの夢メッセージ

夢と寛ぎを紡ぐワールドスクエア
金正恩委員長の電撃訪中と国境の街・丹東の想い出
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 北朝鮮も参加した過日の平昌五輪のビフォーアフターが注視されているが、5月末までの実現を目指す米朝首脳会談に続くサプライズがあった。北朝鮮の金正恩北朝鮮労働党委員長が今月の25日から28日まで夫人と共に特別列車で中国を電撃訪問し、北京で習近平国家主席と会談したのだ。金正恩氏が2012年4月に北朝鮮のトップに就任後の初めての外遊で、同国の最高指導者が北京を訪問したのは父の金正日総書記以来で7年ぶりのこと。

 人民大会堂で行われた両首脳の会談では、中国と北朝鮮の伝統的な友好関係を継続することなどを確認したほか、来月の南北(韓国と北朝鮮)首脳会談、5月のアメリカと北朝鮮の首脳会談についても協議した由。また、金正恩氏は懸案の非核化に向け意欲を示したが、自らの安全保障と体制維持のために中国の後ろ盾を求めたのであろう。国際社会による圧力を切り崩すためにも、朝鮮戦争時に築いた血の同盟国・中国の協力が不可欠と計算したようだ。

 

   

 握手する習近平主席と金正恩委員長 丹東〜新義州に架かる中朝友誼橋を

                     渡る特別列車

           (ネットより転用・加工済み)

 

 中国は金正恩委員長の訪中で、朝鮮半島での影響力を発揮できる足場を固めることが出来たよう。また、アメリカのトランプ大統領が仕掛けた貿易戦争に対して中国が報復措置を取る中で、中国に北朝鮮が近寄ればアメリカに対する中国の立場が強くなるメリットがある。中国にとっても北朝鮮にとっても、今回の中朝首脳会談はウィン、ウィンをもたらしたと言えよう。また、金正恩委員長が基本的に非核化に同意しても、北朝鮮は決して核を放棄せず保有し続けるであろう。

 一方、ビジネスが好きなトランプ大統領は北朝鮮の非核化に合意したとの建前を取りながら、同国の核保有を実質的に容認する可能性が大である。そのために北朝鮮は国際原子力機関(IAEA)査察の受け入れが必要だが、この査察の期間は約10年と見込まれる。この間はアメリカは武力行使出来ず、金正恩体制は保証され安泰であろう。一方、圧力を続けることに固執する我が日本は、北朝鮮を巡る各国の動きから完全に取り残される恐れがある。本格的な経済支援が出来るのは、日本だと踏んでいる北朝鮮の胸算用を忘れてはなるまい。

 

  さて、金正恩氏が乗った豪華な特別列車は平壌を出発し、中朝国境の中国側の街、丹東や瀋陽などを経由して1300kmほど走行して北京に着いた。因みに、列車は「走る特急ホテル」とも言われ、防弾設備はもちろん、車内には豪華な応接室や最高級のベッドルームなどが設置されているという。アメリカの

 大統領専用機「エアフォースワン」の列車版と言えよう。その沿線の街々を私ことワールド・トラベラーは数度旅している。本ブログでは2009年6月に訪れた国境の街、丹東を紹介する。

 

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 謎めいた北朝鮮に最も近くて最大の都市と言えば、鴨緑江を挟んで北朝鮮と国境を接する丹東になろう。人口は約24万人で、その1割近くの約2万人が朝鮮族である。中国と北朝鮮国境にまたがる長白山の南麓で源を発する全長790kmの鴨緑江は、この国境都市で黄海に注ぐ。街のランドマークは何と言っても、鴨緑江に架かる2つの大橋である。中朝間の重要な物流ルートになっている全長946mの中朝友誼橋は、丹東と対岸の北朝鮮の新義州を結ぶ。

 

 

  鴨緑江に架かる中朝友誼橋    鴨緑江断橋のそばに立つ筆者

                    左の橋が中朝友誼橋

 

 金正恩北朝鮮労働党委員長を乗せた特別列車も、この橋をゆっくりと渡った。1931年に橋の建設が始まり、12年後に完成した橋には鉄道と道路の各1本が敷かれた。橋の中央が国境になっており、列車や車、人々の往来に利用されている。この橋の南側にあるもう1つの橋が、丹東随一の観光スポットになっている鴨緑江断橋である。橋の中央部が回転する珍しい橋であったが、朝鮮戦争で米軍の爆撃によって破壊された。橋が折れた地点まで歩いて行くと、北朝鮮にぐっと近付く。

 

 また対岸の北朝鮮側の町、新義州にさらに接近したいなら、断橋近くの川岸から出る遊覧船がおススメだ。高層ビルが多い丹東に比べ、対照的に高い建物が見当たらない新義州の様子を垣間見ることができ、両岸の経済格差が明白である。因みに、大橋を眺めるポイントはいくつかあるが、河畔にある鴨緑江公園がおススメだ。様々なオブジェや噴水などがあり、散策にも絶好である。

 ほかに丹東市内で見逃せないスポットとして、炭火焼のハマグリが美味かった屋台が並ぶ繁華街の七経街、街の北外れにあり頂上からは丹東の市街地が一望できる錦江山公園などがある

 

 

  鴨緑江断橋から丹東側を望む  鴨緑江の遊覧船から新義州を望む  

 

 郊外では、約20km北にある虎山の山麓にある虎山長城がイチ押しだ。明時代の1469年に築城が始まった長城は、2009年4月に総延長が8852kmと修正された万里の長城の東端と確認された。良く整備された立派な長城の頂からは北朝鮮がバッチリ見渡せ、なかなかの絶景であった。

 

 

     虎山長城の門       虎山長城内でのワールド・トラベラー

 

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 トランプ大統領と金正恩委員長の会談は予定通り5月末までに行われる見通しだが、もし一波乱があるとすれば「非核化」の定義につき両者の思惑違いがハッキリと露呈することであろう。最悪の場合は、決裂するかも知れない。

 他方、金太郎飴のように北朝鮮への圧力継続を声高に主張し続けるが、北朝鮮の変化自在の変わり身に覚束ないのは安倍政権。早急に森友文書改ざんのケジメを付け、長年懸案の拉致問題の早期解決を実現して欲しいものである。

 

(後記)

 トランプ大統領と金正恩委員長の米朝会談に先立ち、昨日韓国の文在寅大統領と金委員長は板門店で11年ぶりの南北首脳会談を行った。会談を終えた両首脳は、朝鮮半島の完全な非核化実現などを目標とした「板門店宣言」に署名した。一見歴史的な会談のようだが、肝心の非核化につき具体策は示されなかった。

 一方、残念ながら我が日本が期待した拉致問題は話し合われなかった様で、拉致被害者の会の関係者はきっと落胆したであろう。やはり2〜3流と揶揄される日本外交の無力を露呈した感じで、情けないお話で誠に遺憾である(4月28日)。

 

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| 世界の旅ー中国など | 17:37 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - | ↑TOP
中国共産党大会が開幕した北京の想い出
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 去る8日に本ブログを更新して2週間近く経ってしまった。少し更新の間隔を開けると、なかなかアップするための筆が進まず億劫になる。何故そうなったのであろうか?私事で恐縮ながら、実は80歳の人生で初めて手術(前立腺肥大)のため近々1週間ほど入院するからだ。加えて2年半近く妻が長期入院のため独居生活を送っており、種々準備のためブログまで手が回らない次第である。

 

 さて、本題に入ろう。3日前の18日に北京の人民大会堂で、5年ぶりに中国共産党第19回党大会が開幕した。習近平総書記(国家主席)が行った政治報告は3時間半近くの長きに及んだが、反腐敗闘争を通じて党内の権力基盤を固めてきた総書記の自信の表れとも言えそうだ。もっとも長時間にわたる報告に、壇上に並んだ党代表たちの中にはトイレに行ったりするためか中座したり、大きなあくびをしたりする御仁もいたようだ。

 同総書記は報告で「偉大」という言葉を75回使って大国化した強国・中国を自画自賛し、「夢」という言葉も28回使い中国が世界を主導する有望な未来像を描いてみせた。実際にこの5年間でGDP(国内総生産)は、54兆元(約918兆円)から80兆元(約1360兆円)と30%以上の大幅増になった。また、国際的な実績では、アジアインフラ投資銀行(AIIB)開業と壮大な「一帯一路」というシルクロード経済圏構想のスタートがある。

 

 

    中国共産党第19回党大会               一帯一路構想図

     (ネットより転用・加工)

 

 だが、中国共産党大会の裏側を覗けば、熾烈な権力闘争の場になっているとかで、習総書記は2期目の政権基盤を一層堅固にするため、存在感を誇示するような報告になった感は否めない。習氏は先達の毛沢東や小平越え、そして2期以上の長期政権を目論んでいるのであろうか?筆者はそんな舞台になった北京を、1993年9月に初訪問以降4回も訪れている。今や世界第二の超大国になった中国の首都の横顔を紹介しよう。

 

(後記)

 上記の中国共産党大会が昨日閉幕し、習近平総書記の政治理念が党規約に明記され、習一強体制を愈々確立した感がある。また、本日発表された新しい指導部の政治局常務委員(7人)、いわゆるチャイナセブンには、習総書記と李克強首相に加え60代の5氏が新たに選ばれた。しかし、5年後の最高指導者を明確にしないという慣例を破る人事となり、習政権の長期化を暗示しているようだ(10月25日)。

 

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 2008年に開催されたオリンピックを契機に、街では次々と大規模な開発が行われた。日々変貌を遂げる直轄市の人口は今や2100万人を超え、中国では上海に次ぐ第二のメガシティである。北京が都として歴史上に登場するのは約3000年前の周の時代で、以降は春秋戦国時代、秦・漢代、元代、明代、清代などの都として栄えてきた。それ故に長い歴史の中で築かれた貴重な文化遺産が、北京の大きな魅力と言えよう。

 

 首都の観光名所はいずれもスケールが大きいが、その筆頭が万里の長城である。その全長はなんと6,6350kmにも及び、月からでも見える唯一の建造物とされる。唐時代に北方騎馬民族の侵入を防ぐ目的で築いた城壁だが、実際に登ってみるとその壮大さが納得できる。北京付近では3ヵ所あるが、北70kmほどにある明代に築かれた八達嶺長城に登ったみた。登城口に着いて右側はなだらかで楽だが、階段が急勾配の左側を選んだ。北八楼からの景色は雄大で最高の気分に浸ったが、登城は思いの外きつかった。急勾配に加え向かい風が強く容易に前に進めず、息切れすることが度々であった。

 一方、慕田峪長城は北京市内から北東へ約73km、八達嶺の長城の東に位置し、緑豊かな山間にある。南北朝時代に建設されたが、明時代に造り直されたと言われる。1404年に関が設けられたので、慕田峪関と名付けられた。その後戦略的に重要なことから何度も修復され、慕田峪長城は明の長城の中で状態が良いものの一つとなっている。全長は2250mほどあり、谷底にある入口からルートは東西の2つに分かれる。低い地形の西ルートより、急坂だが見晴らしの良い東ルートを選び、上りも下りもロープウェイを利用した。

 

              −−− 八達嶺長城 −−−

  

  八達嶺長城を俯瞰    長城を登る筆者      慕田峪長城  

 

 次に、北京市内の中心にある故宮は紫禁城とも呼ばれ、1420年に建てられた中国三大建築のひとつと言われる。部屋数が9,000以上もある明・清朝時代の皇宮であり、大中華帝国の中心がそのまま故宮博物院となっている。収蔵する文化財は93万点余りもあり、超一級の宝物揃いである。外朝の中核の太和殿・中和殿・保和殿のほかに、神武門・乾清門・珍宝館・九龍壁などがあり、鮮やかなオレンジ色の瓦屋根が続き、その広大さに当時の皇帝の権力の大きさがうかがい知れる。

 故宮を出て南下すると外城壁があり、その正門が天安門である。国章にも描かれるほど中国のシンボルになっており、1949年10月1日に毛沢東はこの門の楼閣から中華人民共和国の成立を宣言した歴史的な場所として有名だ。この門から道路を挟んで対面にあるのが天安門広場である。南北880m、東西300mの大広場で、100万人とも言われる大規模集会が可能な世界最大級の広場だ。また、政治運動の中心地になり、あの1989年の天安門事件で一躍世界的になった。因みに、広場の西側には共産党大会などが行われる人民大会堂がある。

 

    −−− 北京観光を楽しむ私ことワールド・トラベラー −−−

  

 故宮の大和殿を背にして  天安門前に立つ     天安門広場で


 ほかに見逃せないスポットとして、 中国最大の祭祀施設である天檀、清代に建てられた北京で最大のチベット仏教寺院である雍和宮、北京の代表的な繁華街・王府井大街、故宮の北に位置するノスタルジックな鼓楼と鐘楼一帯、55もある中国の少数民族を学びたいなら一押しの中華民族園、西南50km郊外にある紀元前18000〜12000年の北京原人で有名な周口店猿人遺址、北京市の西南はずれにある日中戦争ゆかりの盧溝橋を是非お勧めしたい。

 

  

           天檀                           周口店猿人遺址                      盧溝橋    

 

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 冒頭に触れたように10日もすれば入院する予定につき、暫しブログはお休みとしたい。読者の皆さん!乞うご了承を。

 

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上野動物園パンダの赤ちゃんとパンダの故郷・四川省の旅
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 東京の上野動物園で生まれたジャイアントパンダ(以下パンダ)の赤ちゃん(メス)が、本日(7月12日)で1か月を迎えた。誕生時の体長は約14センチ、体重は約150グラムであったが、それぞれ約30センチ、1.1キロ以上となり特に体重は実に8倍も増えた。順調に成長すれば体長は約130センチ、体重は約100キロにもなろう。生まれた時は人間の手のひらに乗りそうな小さな体から想像できない、巨体に成長するとは驚くほかない。

 一方、生まれたばかりの頃はピンク色の皮膚が白い毛に覆われていたが、成長するに連れて目の周りや肩の辺りの皮膚がうっすらと黒くなってきた。そして1か月後には独特の白と黒の「パンダカラー」もハッキリしており、可愛いパンダらしくなってきた。東京都は今月28日から名前を公募する予定で、順調に育てば生後半年を迎える12月頃に母親のシンシンと共に公開される見通しだ。その公開が待ち遠しくてならない。

 

                             (成都パンダ教育研究基地で見かけたパンダたち)

  

 上野動物園の生後1か月  生後間もない赤ちゃん   仲睦まじい母子 

 の赤ちゃんパンダ

 

  ところで、パンダと言えば、中国である。1869年に欧米人としてパンダを初めて発見したのはフランス人宣教師で、中国の四川省西部で地元の猟師が持っていた白黒模様のパンダの毛皮であった。これが契機となり、その存在が世界で知られるようになった。体長は約120〜150センチ、体重はオスが約100〜150キロ、メスが約80〜120キロ。現在の生息地は四川省や陝西省の竹林で、頭数はわずかである。分類はクマ科に属し、中国語では大熊猫と呼ばれる。

 主食は竹のほかに、小型哺乳類、昆虫、魚、果物などを食べることもある。行動は基本的に単独で群れや家族をつくらず、他のクマ科動物と異なり冬眠しない。外見は愛らしいが、やはりクマ科動物として気性の荒い一面も持ち合わせ、動物園の飼育員や入園者が襲われる事件が発生している。因みに、レッサーパンダというもう一つのパンダがいるが、体長は約50〜60センチ、体重は5キロ前後とずっと小柄で、中国のほかにネパールやブータンなどに分布する。

 

 さて、私ことワールド・トラベラーはパンダの故郷と言われる四川省を2000年7月と2002年9月に旅し、2度もパンダの繁殖センターを訪れている。その時の模様と四川省の代表的な観光地を紹介しよう。

 

 中国政府はパンダを保護するため全国で40か所ほど保護区を設けており、四川省西北部のアバ・チベット族チャン族自治州にある臥龍自然保護区が最大のものである。筆者は面積が2000k屬發△詁永欷邏茲砲△臥龍パンダ保護研究センターを訪れ、パンダに直接触れあう機会があった。四川省の省都・成都の西133kmほど、車で3時間で着いたが、同センター内では30頭が飼育されていた。そのうちの1頭、生後8か月で体重が6kmほどのパンダを抱っこしたが、当時4歳の初孫をふと想起した。

 

   (臥龍パンダ保護研究センター)

  

パンダの飼育舎前の筆者     パンダを抱っこ    成都:武候祠の門

 

 成都市内の北外れにある成都パンダ教育研究基地も見学したが、ここではジャイアントパンダの繁殖・保護・研究などが行われている。特に、広大な敷地をパンダの生息地に模し、自然に近い環境でパンダの研究が行われている。生後間もない赤ちゃんパンダを見ることができたが、臥龍パンダ保護センターのように抱っこできず少々物足りなかった。因みに、成都で見逃せないのは、三国志時代の諸葛孔明や劉備玄徳が祀られている武候祠、唐の詩聖杜甫が住んでいた杜甫草堂であろう。

 

 チベットに近く、山が多い四川省には世界遺産に登録されている見どころが実に多い。その代表は成都の北およそ450kmに位置する九塞溝で、神話の世界が広がる仙境だ。標高約2000〜3100mの景観地区に大小の滝とコバルトブルーの湖沼群が点在し、その神秘美は筆舌に尽くしがたい。一方、九塞溝の約50km手前にあるのが黄龍で、トルコのパムッカレに似た階段状の石灰棚が人目を引く。平均海抜は3000mを越え、自然が造形した棚田のような風景が幻想的だ。

 

  

  九塞溝:諾日朗瀑布 九塞溝:神秘的な火花海 黄龍:棚田に似た石灰棚

 

 一方、成都から南西160kmほどにある標高3099mの峨眉山は、中国の仏教四大名山の一つに数えられる聖地である。古来より仙人が住んでいるとされ、山中に数多くの寺院がある。例えば、標高3077mの金頂にある華蔵寺と臥雲庵、白い巨象に乗った普賢菩薩像で知られる万年寺、最大規模の寺院・報国寺など。

  次に、南約170kmの楽山は世界最大という大仏の町で知られ、長江の支流・岷江沿いの岸壁に高さが71mもある石刻座仏がどっしりと座る。頭の直径が10mもあるほか、足の甲だけでも100人が座れる巨大さには驚きを禁じ得ない。 

 また、先述の臥龍をさらに西進して標高4523mの巴朗山峠を越えると、標高6250mの四姑娘山の麓の町、日隆に着いた。この辺りはチベット族が多く住んでおり、高山植物が咲き乱れる美しい渓谷の長坪溝や双橋溝などをハイキングした。

 

  

    峨眉山:金頂    楽山大仏:巨大な   四姑娘山を望む

              足の甲と筆者

 

(後記)

 去る6月12日に生まれた赤ちゃんパンダの名前は、香香(シャンシャン)に決まった。わずか150グラムであった体重も6キロを超え、よちよち歩きができるほど順調に成長している(9月26日)。

 

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G20サミットの舞台・杭州の旅
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 昨日(9月4日)夕、G20サミット2016が中国浙江省の省都、杭州で開幕した。我が安倍晋三首相やアメリカのオバマ大統領など主要20ヵ国の首脳らが世界経済などについて討議するが、国際社会の目を中国に向けさせて対外発言力を高めるようとするホスト国、中国の習近平国家主席の思惑と外交手腕が注目される。

 今回のG20サミットでは、中国をはじめとする新興国経済の減速、イギリスのEUからの離脱決定、各国で頻発するテロなど、世界経済の下ぶれリスクへの対応などが中心議題となる模様。最終日の5日に首脳宣言が採択されるが、いつもの通りのセレモニーでなければ良いが・・・。

 

 因みに、G20の構成国・地域は、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、日本、イタリア、カナダ、ロシア、中国、インド、ブラジル、メキシコ、南アフリカ、オーストラリア、韓国、インドネシア、サウジアラビア、トルコ、アルゼンチンの19ヵ国と欧州連合(EU)の1地域である。また、G20の国内総生産(GDP)は世界の約90%、貿易総額は同80%ほど、総人口は世界の約3分の2を占め圧倒的である。

 国の数ではわずか世界の10分の1に過ぎないが実質的に世界を牛耳るだけに、単なる仲良しクラブのおしゃべりに終わって欲しくないものだ。今後は世界の富の偏在や、持てる国と貧しい国の経済格差などにつき真摯な討議が望まれる。さもなければ、テロ、難民、タックスヘイブンなどの諸問題を根絶できず、机上の空論に終わろう。

 

    

      20ヵ国の首脳が一堂に揃う             首脳会議風景

                     (インターネットより転用・加工済み)

 

 今年のサミット直前でオヤッと思うような事があった。中国とアメリカが「パリ協定」を批准するとの発表だ。世界最大の温室効果ガスの排出国である中国は、地球温暖化対策を進める国際的枠組み「パリ協定」の批准を決め、中国でG20サミットが開かれるのに合わせて発表することで、責任ある大国としての実行力をアピールする狙いのようだ。

 この中国の動きにタイミングを合わせて同第2位のアメリカも批准することを決めたが、第3位のインドも前向きらしい。水面下で根回ししたであろう米中両国のしたたかな対応ぶりには、批准に慎重な第5位の我が国は一考を要しよう。年内の発効に向けて大きく前進しようとする折柄、この点でも稚拙と言わざるを得ない我が日本外交を憂う次第だ。

 

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 さて、このサミットの開催地、杭州は世界遺産にも登録されている西湖などを擁する中国有数の観光地である。筆者は香港・マカオや台湾を除き、20回も中国(本土)を訪れており、 杭州は大好きな町の一つだ。それは1997年9〜10月、ちょうど国慶節の連休の最中で、中国各地はどこも大混雑でちょっとした民族移動を思わせた。旅行の主目的は中国有数の観光名所として知られる幽玄美の黄山を登ることで、その時に立ち寄ったのが杭州である。中国六大古都の一つとして知られ、元代にこの地を訪れたマルコ・ポーロも「地上の楽園」と称えている。

 町のシンボルは、何と言っても西湖である。周囲が約15kmの風光明媚な湖は中国十大風景名勝の一つに数えられ、蘇東坡など多くの詩人によって詠われてきた。見逃せないスポットをいくつか紹介すると、先ず西湖遊覧の船に乗って必ず巡るのが三潭印月という島だ。島にはたくさんの池があり、九曲橋で結ばれている。西側の湖畔には、曲院風荷という蓮の花を観賞する名所があり、夏になると蓮の花が咲き乱れる。

 

                      −−− 西湖三景 −−−

  

   遊覧船が目立つ西湖     湖畔を散策する筆者    蓮が見事な曲院風荷

 

 杭州の市街地の南外れを流れるのが、銭塘江という大きな川である。この川の北岸沿いに、見たところ八角13層の塔のようだが、実際は八角7層であるのが不思議な高さ60mの六和塔がそびえる。この塔は海水の逆流による銭塘江の氾濫を鎮めるために建設されたもので、最上階に登れば眼下の西湖をはじめ、雄大な江南の景観が一望でき絶景だ。

 搭から下りて銭塘江の河口近くに行くと、実際に逆流を見ることができる。銭塘江は杭州湾に注ぎ、遠くは東シナ海や果ては日本に繋がる。午後2時過ぎに現地に着き待機していると、下流から上流に向かってほぼ横一線に白波を立てて押し寄せて来るではないか!上流から下流に向けて流れるのが川だと思っていただけに、その奇観は暫らく信じがたいものであった。

 

 ほかに、西湖の西側にある霊隠寺も忘れがたい。4世紀にインド僧により創建された中国禅宗十刹の一つで、全盛期には3000人を超す修業僧がいたとされる。また、この寺で見逃せないのが、岩山の飛来峰岸壁に彫られた様々な330体以上の石仏だ。

 

     

      銭塘江の逆流          六和塔         霊隠寺を参拝する

                                     ワールド・トラベラー

 

 麗しの古都、杭州を訪れてから早や19年が経つ。彼の地も随分変貌したようだ。例えば、2008年5月に開通した杭州湾に掛かる杭州湾海上大橋は、全長が約35.6kmもあり世界第3位の大橋とか。一方、西湖の佇まいは以前のままであろうか?色々確かめてみたいため再訪したいが、認知症で長く病床に伏す妻のことを想うとその気持ちも萎え切なくなる。

 

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台湾地震に想う「麗しの宝島」台湾の旅(その1)
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 我が国を追い抜いて世界第二位の経済大国になった中国の著しい台頭に比べ、近年の台湾の存在感は薄れる一方だ。そのような中で、二つの激震が走った。一つは1月16日の台湾総統選挙で独立志向の野党・民進党の蔡英文(ツァイ・インウェン)氏が当選し、8年ぶりの政権交代となった。しかも、総統に女性が当選するの初めてと画期的だ。それから3週間経ち春節が始まった一昨日(2月6日)、もう一つの本物の地震が発生した。
 震源地は台湾南部の高雄 カオシュンで、地震の規模はマグニチュード(M)6.4。地震の被害が最も大きかったのは、約100km北の台南(タイナン)市で震度5であった。地震の強さは格別と言いほどのものではなかったらしいが、違法建築の疑いがある16階建ての高層マンションが倒壊した。本日現在死者は40人を超え、ほかに百数十名の安否が分からない。がれきから何と一斗缶がのぞいており、天災というよりも人災の疑いがある。一刻も早い生存者の救出を祈念したい。

   
  
  多数の死者が出した台南の崩壊ビル       台南市の中心街を俯瞰
      (ネットより転用・加工)

 さて、かつては「麗しの宝島」とも呼ばれた台湾を2回に分けて紹介したい。今回は地震の被害があった台南をはじめとする台湾南部、正確には北緯23度
26分22秒
に位置する北回帰線の南側の旅を詳述する。
 

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台湾は、1971年4月に初訪以降、6回も訪れている。
商社(三井物産)マンであった1970年代前半に、繊維関係の商用で3回出張、首都・台北などに滞在した。商談の傍ら郊外の観光地の北投(ペイトウ)などで遊んだ。 当時の台湾は、大陸から逃れてきた蒋介石が絶大なる権力を握ぎる国民党全盛時代であった。台北市内などには戦前の日本統治時代の建物が残っており、タクシーに乗ると運転手が日本の軍歌を歌ってくれるなど懐かしき良き時代であった。
 初めて台湾南部を訪れたのは1977年12月で、乳業メーカーの担当者と共に育児粉乳の売り込みで出張した。この時は台北をベースに車や鉄道を利用し、台湾をほぼ一周した。日中の商談のほかに、昼はゴルフ、夜は盛大な酒宴などと多忙な毎日であったが、今となれば懐かしき想い出ばかりである。2度目は2001年2月で、妻とツアーに参加した。24年ぶりの
ノスタルジックな再訪は、台湾をぐる〜り一周する「宝島」再発見の旅であった。数十年前に比べ工業国に大変貌するも、懐かしい夜店は相も変わらずでホッとした。

 今回の地震で被害の大きかった台南
17世紀から19世紀まで台湾の中心だった古都で、かつて清代には台湾鎮守府が置かれていた。現在の人口は約188万人だが、「台湾の京都」と呼ばれるだけにのんびりした佇まいの町である。見どころは先ず、楼閣の柱が赤いのが目立つ
赤嵌楼 チチェンロウだ。紅毛城とも呼ばれる楼は、1624年にオランダ人により植民地行政の中心として建てられた。熱帯のヤシの木とのコントラストが、異国情緒たっぷりだ。
 台湾各地にある
孔子廟 コンツミャオの中で最も古いのが台南にあり、全台主学とも称される。1665年の明時代に創立され、清末まで「台湾府儒学」という学問所として数多くの知識人を世に送り出した。騒がしい南門路から赤い壁に囲まれた廟に入ると、静寂感が漂い気分も和む。夜になれば、台湾料理の大きな屋台街、小北夜市 シャオペイイエシーがおすすめ。100以上もの店がずらりと並び、凄い呼び込みの声とこうこうと輝く灯りが印象的だ。

   
 
   台南:赤嵌楼を訪れた筆者と妻        台南:孔子廟

 高雄は台北に次ぐ台湾第二の大都市で、人口は約277万人。台湾一の工業都市であり、貨物取扱高では世界有数の港湾都市でもある。ビジネスの街にしては見どころが結構多い。街の北外れにある左営蓮池潭 ツオウインリェンチータンは淡水池で、2つの七重の塔、竜虎塔が浮かぶ。龍と虎の内部には仏教説話の壁画が描かれ興味深い。一方、市の中心から東北7kmにある澄清湖 トンチンフーは、面積が103haもある人口湖だ。湖畔には中国調の建造物があるほか、湖に曲橋が浮かぶように架かる。約7kmに及ぶ澄湖八景という湖畔巡りコースがあり、家族連れなどのハイキングがよく見受けられる。
 この街の夜市も有名だ。
六合夜市は高雄駅から徒歩10分ほどにあり、数百mに渡って屋台が並び深夜までにぎわう。台湾各地の小料理が食べられるが、衛生状態はあまり良くないそうである。夜景と言えば、標高365mの寿山公園 ショウシャンコンユアンが一押しだ。麓には動物園があり、中腹からの港の眺望が素晴らしい。ホテルは圓山大飯店 ユアンシャンターファンティエンが忘れがたい。豪華な5階建ての中国風建築の最高級ホテルは、澄清湖畔に建つだけに環境は抜群だ。

     −−   ワールド・トラベラーと妻との懐かしきツーショット −−

    
   高雄:六合夜市    高雄:竜虎塔   墾丁国家公園:ガランピ岬

 台湾で熱帯らしい最もトロピカルなムードが漂うのは、最南端の墾丁国家公園 ケンティンクォチャーコンユエン。ジャングルや熱帯植物に加え、美しいビーチが広がる。青い海に突き出た公園の最先端、ガランビ岬は、灯台を中心にバナナなどの熱帯植物が繁る。また、バシー海峡が望め、その先はフィリピンである。

  ☆━…━☆━…━☆━…━☆━…━☆━…━☆━…━☆━…━☆

  新聞やテレビは連日のごとく、16階建てビルの倒壊現場を報じる。だが、他の被災現場を報道されないので、いささか変だと思っていたら案の定である。ネットで次の様な書き込みを見かけた。その一部を紹介する。
 『
日本人のみなさんへ。台南地震へ募金なんかするより、台南人がもっと喜ぶ応援方法を台南在住のぼくは伝えたいだけど逆にマスコミがたった1つの崩壊したビルを写しまくり、日本の人たちが「東日本大震災で支援してくれた台湾人に募金を!」と叫ぶたびに、イメージとしては「今回の地震は東日本大震災クラスに大きい地震だ」という誤ったイメージが広がるのです。すると起こるのは何か?風評被害です。今回の地震の騒ぎを大きくすればするほど、台南に観光客は来なくなる・・・
 なるほど、ごもっともと思うお話である。外国生活が長く、世界を股にかけて旅してきた私こと
ワールド・トラベラーも上記のようなことは外地で往々にして経験した。現地ではそれほどでもないことが、日本では必要以上に大騒ぎにすることだ。特にメディアが大袈裟に報道するてめ、逆に現地のほうが迷惑する訳である。日本人として心すべきであろう。

(後記)
 2月13日に行方不明者の捜索を完了し、結局死者は合計116人(うち倒壊ビル関係は114人)、負傷者は550人であった。


           ◇◇◇ お知らせ ◇◇◇

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世界を動かす少数民族


 超大国アメリカの真の実力者は誰?台頭著しい中国を支える東南アジア経済界の覇者は誰?イスラム国に敢然と立ち向かう勇者は誰?知られざる少数民族から現代世界の縮図と課題が克明に分かる。詳しくは近々発売の『世界を動かす少数民族(幻冬舎)』をご購読下さい。定価本体1,350円+税

       

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| 世界の旅ー中国など | 23:49 | comments(2) | trackbacks(0) | - | - | ↑TOP
中国で頻発する暴動―新疆ウィグル自治区と山西省太原を旅して
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 最近また中国各地で気になる事件が頻発している。10日前の10月28日、北京市の天安門前に車が突入・炎上したが、「綿密に計画された組織的なテロ」と断定された。組織的とはウィグル族の独立を主張する「東トルキスタン・イスラム運動(ETIM)」の指示があったとみられる。このウィグル族独立派は1930年から10年ほど独立目指した歴史があり、その後抑え込まれたが種火は消えていなかったようだ。
 この事件で5人が死亡し、日本人を含む38人が負傷した。事件後に5人の新疆・ウィグル自治区のウィグル族が拘束され、死亡した3人もウィグル族であった。容疑者の中で1人の戸籍は同自治区のルクチュンで、区都ウルムチの南東郊外にある人口が3万人ほどの町だ。去る6月28日に35人が死亡、25人が 負傷する衝突事件が起きるなど、この小さな町で暴力事件が頻発している。その背景には支配的な立場の漢族と、 先住のウイグル族など少数民族との対立が深刻化しているとか。

 この事件後10日も経たない昨日、11月6日に山西省の省都、太原市の中心部にある共産党委員会ビル前で連続爆発事件が発生。爆発と同時に白い煙が立ち上がり、現場からは鉄くぎや鋼鉄の玉が大量に見つかった。 地元メディアは「テロの疑い」と報じたが、犯行声明は出ておらず動機は不明だ。(その後、11月8日に太原市に住む41歳の男が拘束され、動機は個人的な不満らしい。)
 共産党の重要会議、第18期中央委員会第3回総会、いわゆる3中総会の開催を3日後に控え、事件の再発が習近平指導部に与えた衝撃は大きいようだ。「テロ」という情報が流れる一方、抑圧的な党・政府に対し、社会的な弱者の不満が爆発したとの観測も流れている。
 中国では官僚不正や土地強制収用に怒った庶民が、政府施設や路線バスで自爆する事件が増えている。石炭鉱業が盛んな山西省では、炭鉱の労働条件や経営などを巡るトラブルが多く、暴力事件に発展するケースが絶えないようだ。

 
私ことワールド・トラベラーは広大な中国を隈なく旅するため、20回も足を運んだ。1993年9月に初めて訪れた北京は、2009年9月までに4回も出かけた。大国たる中国の首都として、2006年にはオリンピックが開催され、日々変貌を続ける直轄市である。人口約1160万人で、文字通り中国の政治・文化の中心地として発展を遂げる大都市である。
 観光面でも見どころが満載で、そのハイライトが 数ある中国の城門を代表する天安門だ。この門の北奥には紫禁城とも呼ばれる故宮があり、この門は正門である。長安街という広い道路を挟んでこの門の対面には、広大な天安門広場がある。南北880m、東西300mもあり、世界最大級の広場だ。数々の歴史的な舞台になり、文化革命や1989年の天安門事件など政治運動の中心地となって来た。
 北京には他にも観光スポットが多々ある。例えば、この地球上で最大の人工建造物と言われる万里の長城、明の皇帝の陵墓群・明十三陵、中国最大の皇室庭園で四大名園のひとつ頤和園、五穀豊穣を祈願する天壇公園などだ。

  
   故宮の正門、天安門  八達嶺の万里の長城を   故宮前に達つ筆者
              登るワールド・トラベラー
 
 中国がさすがに広いと思ったのは、1995年9月に北京から西へおよそ3770kmにあるウルムチを旅した時であった。その昔は西域と呼ばれた新疆・ウィグル自治区の区都で、人口は150万人を超える大都市である。北京とは一応時差が無いが、実際には3時間あると考えて良い。飛行機なら正味2時間半はかかり、鉄道なら2泊3日になる。
 世界で最も内陸に位置する都市として知られるが、近年は石油開発の基地として大発展を遂げ、なかなか活気がある。人々の顔付きも漢族のそれとは異なり、トルコ系のウィグル族をはじめ、カザフ族や回族などのイスラム教徒が多い。男性はウィグル帽をかぶり、女性はカラフルなスカーフを着用し、本当にここは中国なのかと疑いたくなるほどエキゾチックだ。

 観光スポットは、市内では市民が憩う紅山公園、楼蘭の美女のミイラがある新彊ウイグル自治区博物館、賑わう繁華街のバザール(市場)などがある。郊外では、「中国のスイス」と称えられる山紫水明の景勝地・天地などが代表的。1998年6月に再訪した時はキルギスやタジキスタンとの国境に近いカシュガルとパミール高原の麓の町タシュクリガンを訪れた。この後に標高が5000m近いクンジュラブ峠を越え、パキスタンに入った。
 タクラマカン砂漠西端に位置し、中パ公路基点の町カシュガルは人口約40万人で、住民の8割はウィグル族だ。自治区最大のイスラム教寺院(モスク)エイティガール寺院、香妃墓とも呼ばれるアパク・ホージャ墓、中央アジア最大の定期市バザール、伝統工芸の工房が集まる職人街などが見逃せない。タシュクリガンは石頭城が有名である。

 3回目の訪問となった2002年6月は、ウルムチをベースに、時計の左回りするような感じでぐるっと1周した。ウルムチを出発後、カシュガルとパミール高原を経て西域南道を東進。美しい玉の産地として有名なホータンに寄った後、広大なタクラマカン砂漠を縦断する砂漠公路を北上した。クチャやコルラを経て南疆鉄道に乗りシルクロード遺跡の宝庫が多いトルファンまでの450kmは、雄大な天山山脈を車窓で眺める楽しい汽車の旅であった。
 この旅の大半は過酷な砂漠で7世紀に玄奘三蔵が経典を取りにインドへ旅した道と重なる。特にトルファンは遺跡の宝庫だ。例えば玄奘も滞在して仏教の講義をした高昌故城、高昌国住人の公共墓地であったアスターナ古墳、6〜14世紀に彫られた石窟寺院のベゼクリク仙仏洞、「西遊記」にも登場、岩肌が真っ赤に燃えている様に見える火焔山、漢代に車師前国の都として栄えた城址遺跡の交河故城など。

  
ウルムチ:郊外の天地で 美しいウィグル族女性 トルファン:交河故城
   馬上の世界の旅人               を観光する筆者
 
 2005年5月に訪れた山西省の省都、太原は北京の南西407kmに位置し、人口約320万人の大都会である。春秋時代には晋国の都が置かれ、麺類の里として知られる。街の見どころは  高さ55mある8角形の2つの塔と寺内の牡丹がつとに有名な双塔寺、宋代の侍女像がある聖母殿や年中休みなく水が湧き出る難老泉が名物の晋祠、郊外では中国を代表する楡次の大民居群・常家荘園、18世紀の豪商だった喬家の繁栄振りが偲ばれ映画「紅夢」のロケ地として有名な祁県の喬家大院がある。
 因みに、この旅では山西省をほぼ回った。雲崗の大石窟と巨大な炭鉱が同居する街・大同、中国四大仏教名山の一つ五台山、明代に築かれた大城壁がほぼ完全な形で保存されている中国唯一の町・平遥、中国第2の滝・壷口瀑布、中国最大規模の関帝廟がある解州など。

 特に良かったのは約1550年前に武周山断崖を切り開き築かれた雲崗石窟で、東西1kmに主なものだけでも53窟ある。見どころは石窟最大の高さ17mの仏像がある第5窟、釈迦牟尼の一生が描かれた第6窟、同石窟のシンボルと言われる露天大仏が鎮座する第20窟などである。インド的やガンダーラ的な仏の初々しい姿に、紛れも無く仏教が東進してきた事を実感する。
 五台山は最盛期の唐代には300余寺あったと言われ、今も47寺が現存する。五台山参拝には欠かせない古刹・顕通寺は、全山のお坊さんを集めて大法要が行われていたが、黄金色に輝く万仏銅殿がひときわ鮮やかであった。龍泉寺は108段の大理石階段を上ったところにある白い石碑坊が見事なほど精巧で、是非一見の価値がある。高さ18m近い千手観音像がある金閣寺では、雲に乗って空を飛んでいるような五百羅漢の懸像が非常にユニークだ。
 城内に一歩足を踏み入れた途端、明清の時代にタイムスリップしたような錯覚に陥るのが平遥だ。その様子を確かめるには、北門などの城壁の上(高さ8〜12m)を散策すると良い。中心地には2層3檐、高さ20mの壮麗な市楼があり、時を知らせた楼閣が往時の様子を伝えている。郊外では、生き生きとした彩像が1560余体並び「小敦煌」と称される双林寺、山西商人の富を誇示するかのように部屋数がなんと1052もある大邸宅建築群の王家大院が見逃せない。

  
 山西省:雲崗の大石窟  太原:爆発事件現場  平遥:大城壁に囲まれた
            (ネットより転用加工)  古都を散策する筆者

 他国の尺度で測れば、13.5億人の大人口の国なら3〜5あるいは10ぐらいに分裂し独立しても不自然ではなかろう。人権問題など欧米などから種々批判はあるものの、それが現在も一国として纏まっているのは、中国共産一党支配の魔法に負うところ大であろう。いつまで見事な現体制が続くのであろうか興味津々である。

 ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ 

      
―   ―   ―    ご案内   ―   ―   ―

  
筆者(ペンネーム:高やすはる)が著した本が文芸社より発売されています。
 書名は「私はワールド・トラベラー 世界257ヵ国・地域を旅した男」、
  定価は本体1、500円+税。書店でお買い求め、又は注文できます。
  
また、アマゾンや楽天ブックスなどのインターネット・ショッピングもできます。
   なお、書店やネットショッピングで入手不可能の場合、常に在庫が十分あります
  世界の人形館(TEL:04−7184−4745 ) で確実にお買い求めできます。


 尚、本書は単なるトラベルガイドブックではありません。日本の将来を憂い、
 特に三流とも揶揄される日本外交に対し、ズバリ直球でもの申す本物志向
 の提言書でもあります。是非ともご愛読のほど宜しくお願いします。    

   
  
            表紙カバーと帯                 口絵

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| 世界の旅ー中国など | 20:57 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - | ↑TOP
パンダの里と四川省の絶景
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   昨日、2012年7月11日、東京上野動物園の赤ちゃんパンダが死ぬとの悲報に接した。ジャイアントパンダのシンシンが生んだ待望のオス赤ちゃんは、わずか1週間の超短いはかない命であった。母乳が気管支に入り、肺炎を起こして死んでしまったらしい。本邦初の自然繁殖後に試みた人工飼育、即ち母親パンダと保育器を往来させる方法が成功しなかった様である。
 順調に成長すれば100kgほどの巨体になるジャイアントパンダも、出産時の体重はわずか100gほどしかない。我々人間様に比べると、その発育ぶりは驚異的である。

 この赤ちゃんパンダで思い出すのが、2000年7月と2002年9月に出かけた中国の四川省への旅(団体旅行)である。広大な中国の地図を見ると、四川省は同国のほぼ中央に位置する。しかし、西隣りにチベットがあり、辺境地とも言える。面積は48.5万k屬覇本の1.2倍もあり、人口も9000万人近くと中国有数の省だ。四川と言えば、痲婆豆腐など激辛の四川料理が有名。
 
 2000年7月の旅行は成田から上海経由で四川省の省都・成都 チョントゥーに入り、バスに乗ること3時間ほどで臥龍 ウォロンの大熊猫繁殖場に着いた。成都の西133kmにある臥龍はパンダの故郷と言われ、訪問当時約30頭のパンダが飼息されていた繁殖場は1980年に建てられ、臥龍パンダ自然保護区に位置する。この保護区は1963年に絶滅の危機に瀕したパンダを保護するために誕生、1975年に保護エリアは滋賀県の半分に匹敵の20万ヘクタールに拡大。
 因みに、2008年5月12日に発生した四川大地震では、マグニチュードは8.0を記録。死者・行方不明者は9万人近くに達したほか、震源地に近い臥龍のパンダ繁殖場も被災した。当時63頭のパンダがいたが、1頭が死亡、1頭が行方不明になったと聞く。

       −−− 臥龍の大熊猫繁殖場写真  −−−

  
      繁殖場の入口          繁殖場内        檻内のパンダ 

 パンダの分類名は、ネコ目クマ科である。故に、ジャイアントパンダの本場、中国では大熊猫と呼ばれ、外国ではパンダと愛称されている。この可愛い動物は1869年フランス人の宣教師が初めて発見し、1930年代にあるアメリカ人が生きたパンダをアメリカまで連れて行って展覧会を行ったことなどから世界的に注目されるようになった。
 現在では世界の野生動物保護と平和友好のシンボルとして、パンダは世界の人々にこよなく愛されている。 時々日中が険悪になる時も、パンダのお陰で両国関係が穏やかに収まっているようだ。
 
 今日、世界に野生パンダの数はわずか1000頭しかいないが、その85%が四川省に生息し、主に臥龍や九塞溝などの地方に集中している。普通海抜800mから3000mまでの山間で生息し、夏は2000m以上の山上で、冬は 少し海抜が低い山麓に移動するそうで四川省がその地形にピッタリ。 
 成長した大人のパンダの平均寿命は25歳、平均身長が1.5m、体重は100kgに達する。1日の笹消費量は30〜50kgぐらいで、パンダの1日の60%ぐらいの時間は竹を探して食べることに使う。残りの約35%は寝る時間、5%は遊ぶ時間になり短い。
 特に食べる時間が長い理由はパンダの腸が1本しかなく、また非常に短く5mにも満たないめに食べたものからの栄養吸収が極めて弱く、常に食べないといけないとか。出産間もなくはもちろん、成長の過程でもパンダが死ぬリスクは高いと言われる。

 臥龍の飼育場では成長したパンダたちを観察後、念願のパンダを抱いて記念撮影をして大満足。ただし、撮影前にパンダに病気を移してはならないと、飼育場員が筆者の体を丹念に消毒。以前、オーストラリでコアラを抱いた時の消毒とよく似る。抱っこしたのは、生後8カ月で体重6kgほどあり、当時体が同じくらいの孫をふと想い出した。やはり、パンダは可愛い動くオモチャだ。
 因みに、このほかにもパンダの繁殖場を訪れたことがある。2002年9月には成都市の成都大学付属のパンダ繁殖センターを訪ね、保育器に入れられた赤ちゃんパンダを見かけた。本当に目を疑うほど小さく、赤みを帯びた矮小な体に白い産毛が生えていたのがいつまでも印象に残った。

  
 成都大学付属のパンダ繁殖  臥龍の繁殖場で   愛らしいパンダの親子
 センターでの赤ちゃんパンダ パンダを抱っこ


 2度も出かけた四川省旅行でのハイライトは、前半がパンダ観察と触れ合いとすれば、後半はチベットやヒマラヤに程遠からぬ秘境が織り成す絶景だ。
 
 先ず、最初の旅では、臥龍の大熊猫繁殖場を後にして、チベットの省境に近い西方の奥地に入った。海抜4523m、小雪が舞う巴朗峠を超え、標高6250m、スイスのマッターホルンのような山容で旅人を魅了する四姑娘山 スークーニャンシャンの麓の町・日隆に着いた。2泊したにも拘わらず、悪天候でその美しい姿を見ることは出来なかった。代りに長秤溝という山間をユックリと散策、菜の花が咲き乱れていた。また、タルチョ(祈祷旗)がはためくチベット族の村を訪ね、民族衣装姿で記念撮影した。


 四姑娘山麓を出発後、長江の上流、岷江沿いの落石の多い険しい九十九折の山道を車で北上した。松潘というチベット族の古い町で1泊後、石灰質の堆積物でできた棚田のような段丘が連なる湖沼群が幻想的な黄龍 ホアンロンを訪れた。
 成都の北400kmのほどにあり、全長7.5km、幅約350mにわたり独特の景観が広がる。岷山山脈の主峰、標高5588mの雪宝頂のそばの玉翠山麓に深く亀裂してできたのが黄龍である。

 この辺りの地下水には炭酸カルシウムが大量に含まれ、それが石灰岩層を形成する。その露出した石灰岩層に水が溜まってできた3000を超えるエメラルドグリーンの池が、緩やかな傾斜の地形に合わせて段々畑のように幾重にも重なって行く。その様はまさに金色の龍を思わせ、自然が創り出した神秘の世界に感嘆した。
 全体的な感じは、1996年10月に訪れたトルコのパムッカレになんとなく似ているが、面積は黄龍のほうがずっと広い。
 
 ただし、観光用に作られた遊歩道は、雨が降ると滑りやすいので要注意だ。また、入口付近で既に標高が3170mもあり、歩いて行くといつの間にか3550mにも達するので高山病対策も必要である。

  
天気が良ければ眺望できた 長秤溝のチベット族の 階段状に池が連なる黄龍
であろう四姑娘山の頂上     村で民族衣装姿の筆者  


 さて、この世に仙境があるなら、文句なしに中国の九寨溝 チュウチャイコウを挙げるべきであろう。昨年4月10日のこのブログでも、世界の絶景として紹介したことがある。龍が住むと言われる地・黄龍を出発後、約50km北上して向かったのはその九寨溝で、水の仙境の地として世界的に有名である。
 成都から北およそ450km、四川省北部に位置し、長江水系の一つ嘉陵江の源流に広がる中国屈指の景勝地だ。筆者が訪れた当時は空港が無く不便であったが、2003年に九寨黄龍空港が開業して成都などからのアクセスは随分楽になった。

 周囲にチベット族の集落(寨)が9つあり、渓谷(溝)がいくつもあった事から九寨溝の名が付いたとされる。古くから翠海と言う名で知られた名勝の地は、太古の時代の地殻変動と氷河運動でできた110以上の海子と呼ばれる湖沼や17の滝などが点在する。雪を戴いた4000m級の連峰にも囲まれ、「九寨溝を見ずして中国の水を見たといわず」と言われるほど神秘的な桃源郷である。
 
 全長が約32kmにわたり、標高3000mぐらいの高いところに則渣溝と日則溝という2つの渓谷がある。その底部には樹正溝というY字型の渓谷があり、上流にある2つの谷と合流する。清らかな水が樹林を縫うように流れ落ち、白布のような滝が飛沫を上げ、山々を倒映する湖面に波紋が広がる。とてもこの世のものとは信じがたい絶景が広がり、自然が創造した芸術に言葉を失うばかりだ。
  数多くの湖沼、滝、急流、泉が点在し、透明度の高いエメラルドグリーンの水面に周囲の緑が映える神秘的な景観は世界でも類が無い。250近い国・地域を踏破した世界の旅人が推奨する一級品の世界遺産だ。

 特に秀逸のスポットは、樹正溝では臥龍海と双龍海、日則溝では五花海と珍珠瀑布、 則渣溝では五彩池とフィヨルド湖の長海などである。
 勿論、九寨溝に似たような風景の場所は世界にもいくつかある。例えば、クロアチアのプリトヴィッツェ湖群国立公園では16の美しい湖が点在し、標高639mの湖から同150mまでプリトヴィッツェ川が流れ落ち、92の階段状の滝を形づくる。感じや雰囲気は似ているが、全体的なスケールでは九寨溝に遠く及ばない。
 
  
     五花海           長海の畔でヤクに乗る       珍珠瀑布 
   

 四川省には上述のほかに見どころが実に多い。例えば、2002年9月の旅で訪れた中国四大仏教聖地の一つ峨眉山 アーメイシャン。成都の南西約160kmにある仏教聖地は古来より仙人が住むと言われ、標高3099mの山中には多くの寺院がある。中でも聖寿万年寺はユニークな建物で、白い巨象に乗った普賢菩薩像が一際目立つ。高さがなんと71mもある世界一大きな磨崖仏、楽山大仏 ルーシャンタフォも見逃せない。成都の南170kmほどに位置し、肩幅が28m、頭部だけの高さで14mもあるジャンボサイズだ。この巨大な大仏が造られた理由は、そばを流れる岷江の水害を鎮めるためであった。 

 初めて中国旅行する日本人観光客の大半は、北京・西安・上海・桂林辺りの定番コースを回る。しかし、中国広しと言えども2回目以降の旅は、世界を知り尽くしたワールド・トラベラーとして是非とも四川省を訪れることをおススメしたい。それほど魅力が満載のシャングリラである。
  


 ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆


筆者のプライベート・ミュージアム、世界の人形館
は、246カ国・地域の民俗人形、紙幣とコイン、仮面、壷、置物、絵画、木彫り、地球儀、壷、時計、照明ランプ、絵皿、万華鏡などを展示しています。お待ちします。

 特に、万華鏡は次の通りイベント「世界の万華鏡展」を開催中です。
 展示品の作家:村越通浩など(日本)、マッシモ・ストリーノ(イタリア)、
ジュディス・ポール&トム・ダーデン(アメリカ)、モニカ&ユーリッヒ・カール(ドイツ)、マーク・ティックル(イギリス)、ロイ・コーエン(イスラエル)など。
 
期間:〜2012年8月3日(金)まで  
 ●
場所:世界の人形館(我孫子市我孫子2−3−1026)
  
アクセス:JR常磐線・千代田線我孫子駅北口徒歩約6分
 ●
入館料:無料(慈善活動のため) 
 但し、セキュリティなどのため、下記要領で予約をお願いします。
 TEL:04−7184−4745又はEメール:ko-yasu@maple.ocn.ne.jp

 また、「手作り万華鏡ワークショップを下記の通り開催します。
 日時;2012年8月4日(土)10:00〜12:00
  
場所:世界の人形館
  講師:日本万華鏡大賞グランプリ作家の村越通浩氏

 ●定員:15名 予約制 
 参加費用:2,000円(材料費と村越氏にお支払い下さい)

今夏、筆者&世界の人形館は、次の通り千葉県山武郡横芝光町のイベントに参加します。ご来場をお待ちします。

アジア・オセアニアの民族人形展

  期間:2012年7月28月(土)〜8月26日  
 ●
場所:横芝光町立図書館2F町民ギャラリー
  
主催:横芝光町教育委員会  共催:世界の人形館
 ●入場無料

横芝光町立図書館・講演会 夏休み子ども科学講座
 ●日時;2012年8月5日(日)13:30〜15:30
  場所:横芝光町立図書館2Fハイビジョンホール
  テーマ:ワールド・トラベラーが語る、アジアの昔と今」
  講師:世界の人形館・館長 癲々治

 ●対象:小学生以上の児童とその保護者、講演に興味のある大人
 ●
定員:80名程度 7月7日より申込み開始・先着順 入場無料 
 ●お問い合わせ:0479−84−3311


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